黄ばみ

お問い合わせを頂きましたのでそれににいて。

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ゾイドキャップの硬化と復活のことで質問させていただきます。

こちらのサイトの記事を見させていただき、黄ばみが酷く、硬化した、メカ生体版ウルトラザウルスのキャップを、ワイドハイターEXにつけて、日光に当てること一週間。
(その間、液が白濁したので、2回新しいワイドハイターに交換。)
見事に復活しました。
こちらのサイトのおかげです。
ありがとうございます。


で、ここからなんですけど。

その後、組み立て直す時間もなく、1ヶ月ほど室内のダンボールに本体と一緒に入れて放って置いたところ(北向きの部屋で、夏場でもそこまで暑くはなりません。)
黄ばみが復活し、硬さも漬け込み前に戻ってカチカチになってしまいました。


何か復活させる際の注意点があるのでしょうか?
ご返答いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
-----


ありがとうございます。
ゴムキャップについてですね。
お役に立てたような、そうでないような……。

やっぱり黄ばみは難敵ですね……。
最初に結論を書くと明確な理由やコツは分かりません。
科学的なメカニズムについてはよく分からないまま進めています。
どちらかというと「これで上手くいった」という経験則に基づいている感じですので、精度を高めるには今後も検証を続け実例を増やすしかないと思っています。

そのうえで、現段階で考えられることをまとめますので、参考になれば幸いです。
ただし、あくまで現段階での推測ですのでその点は注意を願います。

■ワイドハイターEXで黄ばみが消え元の色が復活すること
これについてはトライした全てで同じ結果が出ていますので、ほぼ確実に「そのような効果が出る」と判断して良いと思います。

■液が白濁
頂いたメッセージを見て、私は「液が白濁」の部分に注目しました。
これ、基本的には出ないはずのものです。

以前にデスピオンの極めて状態が悪いのを漂白したときのことです。


キャップの色に注目。本来は青いキャップがタバコのヤニや日焼けによってこんな状態になった個体がありました。

これをワイドハイターEXに漬けたところ、


徐々にマシになり…、


遂にはここまで回復しました。元と同じ色です。
ただし、白濁したものが下に溜まっています。

おそらく同じ状態になったのではないか、と思います。

私の経験上ですが、白濁は出てしまうとあまり良くない。
白濁が出たものは「硬化」について元のカチカチ状態に戻りやすいと認識しています。
上のキャップもそうでした。

「状態の極めて悪いキャップを長期間漬ける」ことで発生する感じがします。
状態がマシなキャップだと、それこそ一ヶ月ほど漬けても発生しませんでした。
上のデスピオンは10日くらいで白濁が発生しました。

白濁液の発生はキャップの状態によって避けられないのかもしれません。
上のデスピオンも、問い合わせを頂いた方のウルトラについても、劣化がもはや激しすぎたのかも。。。

白濁した液ですが、キャップを乾かすと白い膜のようなものがキャップにまとわりつきました。
白や灰色キャップだと目立たなく気づかないかもしれません。しかしデスピオンの青いキャップでは非常に目立ちました。

劣化が進みすぎたキャップでは白濁液が発生するのを避けられない。
それでも、短時間だと出ません。
それを踏まえて「キャップ漬けは白濁液が出る直前に終える」のがベストかもしれません。


■黄ばみの戻り
これについても不明点が多いです。
プラなどの黄ばみのプロセスは解明されていないそうです。
よってここも経験則です。

うちのスーパーファミコンは使っているときは綺麗なグレーだったんですが、タンスにしまって数ヶ月が過ぎると激しく黄ばみました。
あんがい「冷暗所で安定して保管」した方が黄ばみが早いのかもしれません。

ウルトラのキャップ洗浄は私も行いました。
その時に下記のことがありました。

全体的には中程度の黄ばみでした。


ですが数箇所のみ激しい黄ばみ(むしろ茶色に…)がありました。
それが「装甲で覆われて普段は見えない場所」でした。


不思議です。
外気から守られて最も安定した場所のはずなのに……。

そんなキャップも黄ばみがぬけたのですが、漂白から一年ほどたってどうなったか。


これは漂白直後の画像ですが、今でもこんな綺麗な状態を維持しています。
いやしかし、装甲の下のキャップについては黄ばみが確認できました。
ここからも「暗所の方が黄ばみが進む」事が言えるのかもしれません。

ワイドハイターEXは漬ける+日光で白くなります。
なので「日光(紫外線)が適度に当たらないとその後の状態保持がしにくい」のかなぁ……とも考えます。
あくまで推測ですが。


冷暗所での黄ばみですが、「新品未開封品が黄ばんでいた」という事は聞きません。
これは「ない」のでしょう。

うちの初代ゲームボーイは新品ではありませんが、冷暗所に保管していても全く黄ばまず良い状態をキープし続けています。


思うに、黄ばみは
「①皮脂や汚れが付着する」「②それがプラやゴムに浸透する」「③紫外線のない場所で長期間置かれる」

ことで発生する感じがします。

なので
・新品などの完璧に良い状態
・使用品であるが、黄ばむほど触っていない(①の状態に至っていない)
場合は、どこで保管しようがそもそも発生しないのかと。

そしてここからがキモですが、一度でも②まで達成してしまうと「一旦洗ったりして綺麗にしても、③をすると黄ばみやすい”リーチ状態”に置かれる」のかなぁと思いました。
残念ながらそれは避けようがない。
しかし「リーチ状態」はまだリーチであってあがりではありません。その状態をキープできたなら十分です。

今のところ、紫外線が適度に当たるようにしていくのがベストかなあと思っています。
むろん当てすぎは劣化を促進します。あくまで適度です。

以上は私の少ない経験に基づく全くの推測です。
また材質にもよると思います。
生産国、生産時期など……。

まだまだ検証していかねばなりません。
不完全な答えになってしまい申し訳ありません。現状ではこんな感じです。
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