ブロックスとか

ここ最近ライガーゼロフェニックスの話を何度か書きましたが、当時・・・そして今も「うーん・・・」と思ってしまう所として「合体が便利すぎやしないかい?」という所があります。
今日はそれについて。
これは本機というよりブロックスシステムを持つ全てのゾイドに対しての想いです。

ブロックスは装備を相互で換装したり合体したりが出来る。
それはまぁ良いとして。
何が「うーん」かというと、便利過ぎないかという。
合体や分離は基地ではなく現地で出来てしまう。戦闘中にだってOK。要する時間はわずか数秒。
B-CASの機体も同様で、装備換装は戦闘中に瞬時に可能。



ゾイドってリアル系でそれが大きな魅力だったと思う。
特にメカ生体の時代には「内部図解」が多くされていた。
それはパイプやシリンダーがリアルに表現されていて、ゾイドの現実感を大きくしたものです。

装備換装をするならエネルギー等の回路をつなげる必要がある。それはやっぱり簡単じゃないと思う。
ゾイドには改造タイプも多く登場しますが、それぞれ決して簡単じゃない開発のドラマがあった。


「ライガーゼロ」は大掛かりな装備換装を当初から見込んだ設計をしている。
CASです。
それゆえ従来機に比して極めて短時間で装備換装が成り、その形態で出撃ができる。
/0でもおなじみの換装シーンです。

思うに、ライガーゼロの時点で超絶便利である。しかしこれ位であればギリギリで「リアルさを保った上で」なおかつ「最新鋭の換装を見込んだ仕様だ!」とワクワクさせるバランスに立っていると思う。
ライガーゼロのバランスは凄く好き。

またライガーゼロは便利だが万能では決してないんですよね。
公式ファンブックでは戦闘中に一度後方(ホバーカーゴ)に戻って「何でもいいから装備を付けろ」と言って、整備に「無茶言うな」と言い返されつつも短時間でそれを完了させるシーンがありました。
(公式ファンブック3巻のブラッディデーモン戦におけるレイ・グレッグ機)
同じことをもう一度言いますが、これくらいがフィクションならではの都合の良さを含んでいつつもリアルさを感じさせる。世界観を壊さず憧れも感じる。というバランスを高次にとった地点じゃないかと思う。


それに対してブロックスは便利すぎるんだよなー……。
「ネオブロックス」のように独立した世界なら良いんだけど、ブロックスはバトストの世界に合流して重要な戦力になったからなぁ。
それは今でも思ってしまいます。

実際にどういう機構なんだろう。
私は「マグネッサーだから」という何でもその単語を出しとけば解決するだろというのはモヤモヤが残ってしまって。できれば理屈を考えたい感じです。面倒くさいかもしれませんが。

各部の分離や合体は磁力的なものを使っているのだろうか?

極めて簡単に言うと、装備を分離する時は「S極とS極」のようにして勢いよくパージする。
合体する時は受ける側を「N極」にして引き寄せるような……。

多少強引ですが、これで瞬時に分離し合体する事は不可能ではない?

では次。
合体後すぐに動ける事について。
これは無茶だよなぁ…くっつけても外観だけで内部的にはエネルギー回路等がつながってないだろう……と思っていたんですが、最近あるものを見て考えを少し改めました。

最近はスマートフォンなどの充電にケーブルは不要で。非接触ワイヤレスでできちゃうんですよね。
原理はよく分からないんですが「電磁誘導で電力を伝送できる」とのことで。
スマートフォンが実際に充電されるのを見ると凄いなぁと思います。


ブロックスもこれと同じような(もちろんもっと強化された)機構を使用しているのかなーと思いました。
だからパイプなどはないけどちゃんと動く。

今のところ送電の確実性や送れる電力量はやっぱりケーブルを使った方が上である。
ワイヤレス充電は時間がどうしてもかかる。変換時にロスが出るから。
ゾイドブロックスの世界ではワイヤレス電磁誘導の技術に大きな確信が起こった……のかなぁと思いました。


少し話題が飛びますが、機獣新世紀ゾイドの設定は「早すぎた」ものがあって、それがとても惜しいのかも……と、今見返すと思います。
ブロックスだけではなく。

例えばダークスパイナー。

おそらくもっとも大きな議論を生んだ中の一機です。
「ジャミングウェーブで敵を操ってしまう」という機体で、当時は「それは違うんじゃないか」と言われていたと覚えています。

ですが現代戦では電子性能がどんどん重要になってきている。無人兵器もここ十年で続々と誕生。
無人機はハッキングされる危険を常にはらんでいる。
2011年には米軍のRQ-170センチネル無人偵察機がイラン軍にハッキングされ同軍の基地に着陸し鹵獲されるという事件も起きています。
(GPS信号の上書き偽装によってRQ-170が自軍基地に帰還したと誤認識させた)

現代であればダークスパイナーは抜群のリアル感をもって受け入れられたんじゃないかなー。
惜しいなと思います。
「ゾイドは豪快にガチンコで殴りあって欲しい」という観点はともかく。


ブロックスも、今見るとワイヤレスがこれだけ進んだ世の中なので、ちょっとリアルさを感じられるようになってきた。
ここでもう少し深く切り込んで機構を考えたりしたいです。
できるだけ好意的な見解を導いていきたい。

ただ、、その上で厄介なのはやっぱり便利過ぎる所かなぁ。
瞬時に分離・合体する。瞬時に回路が繋がる。
これは上記の通り、どうにかして解釈できそうな気がします。

ただブロックスはもう一段階便利です。



この画像はフェニックスの脚部。そしてフェニックスの脚部パーツを回転させると「砲身」が出てくる。合体後はこれがビーム砲として機能する。
このような明らかにそれは内部的におかしいのでは……と思うような部分が多い事です。

凱龍輝・真の雷電も、凱龍輝の装甲が脚部になる。
装甲が脚部になるって……可能なのか? ショックアブソーバーとか膝を曲げる機構はどうなってるの? というのは思ってしまうんだよなぁ。

こういう部分の解釈は……時間がかかりそうですが、どうにかして自分なりの解釈を付けていきたいと思っています。
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コメント

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No title

初代ガンダムの世界観にゲッターロボが突然現れて、それがメイン兵器に
なっちゃった的な強烈な違和感はどうしてもありますよねw
別の作品になりますが、コトブキヤのヘキサギアはその辺が上手く考えられていて
フレーム自体がエネルギーも伝達し、入力されたプログラムで自在に筋肉のように
変形する、ひとつの擬似生命体みたいなモノになってます。
ガンダムもF91の時代になると、装甲とフレームにナノコンピュータチップや
エネルギー伝達ラインが組み込まれていて、それまでの時代のモビルスーツでは
不可能だったフレームと装甲を「高度な機能を持った超システム」として機能させる
構成にたどり着いています。
ゾイドの場合、元々兵器化の段階で金属生命体であるゾイドの身体を人工の強化パーツに
置き換える、大改造サイボーグ化手術を行っているわけです。
この時点でただの金属パーツではなく、生命体として活動可能な部品
(人間で例えると欠損した手足に融合可能な強化細胞で作った生体部品)を
製造できているわけです。
その技術が進歩すれば、腕の中にサイコガンが仕込まれているが如く
フレームの中に武装とエネルギー伝達回路が入ってて機能するシステムも
実現可能なのではないでしょうか。
ブロックスはおそらく、戦場が高速化していく中で技術者の誰かが
「あれ?ゾイドが体を修復するメカニズムで、別のゾイドを繋げられるんじゃね?」
「それで戦場にあわせた色んなゾイドに変われるんじゃね?」
「どこか破壊されても、すぐ廃棄して別のゾイドとまたくっつけば良くね?」
と考えた、発想のブレイクスルーがあって誕生したのではないかと。
兵器に対しての思考が、馬や象などに対しての中世までの考え方から、現代の
「武力を持った動く道具」に対してのものになった瞬間とも言えますが(汗)。
人工ゾイドコアの誕生と上手く時期が噛み合ったんでしょうね・・・。

フェニックスの脚部がビーム砲になる等の例は僕もモヤモヤしますね。少し違うのかもしれませんがライジングライガーの剣が回転する点でも「そんなんで貫いたり切ったりしたら折れないか…?」と思ってしまいます。
「ゾイドはロボットか否か」が問われがちなのですが、最近の僕は「サイボーグ要素のあるモンスター」と考えています。再生能力や進化、顕著な場合はデススティンガーの繁殖能力の復活やムラサメライガーのコアの修復などただのロボットとも生命体とも呼び難いポテンシャルを秘めているのが大きな理由です。
で、マグネッサーによる分離合体がスピーディで便利過ぎるのも異能に近い能力を利用したからだと推測します。ジャミングで敵を操るのも言ってしまえば洗脳もしくは催眠術ですし異能力バトルの作品では異能力として登場することも。ゾイドが異能力に似た力を持っている以上、戦争の道具として強力で便利だしいつまでもこだわっているんじゃないかなと思います。

余談ですが各作品に登場する異能力者の多くが未成年です。中には徴兵させたり人体実験したりとゾイド人のゾイドに対する歪んだ倫理観に似ているなと思います。

No title

まぁ初代ガンダムもガンペリーを使った戦場での空中合体やGアーマーの件もありますからブロックスの戦場での分割や結合は非リアルとは一概に言えないですからね

本来戦場では非推奨であり、基地などの設備で行うことで能力をフルにできるにするのが説得力があったかもしれないですね
後に一緒になるタカラのダイアクロンの一部機体も破損した部分をパージしても戦闘力を維持する形態に移行しますし、非合体時にはビッグパワードGVとかは部隊での運用の一面もありました

他にもブロックスの他機種間運用はタカラ製アーマーコア的なJフェニックスに出てくるPF(ロボット)みたいに必要に応じたカスタマイズ性や損傷した部位パーツを丸ごと交換することや他機種(敵のも)でも簡易に利用できる点は共和国の実情に合ったとも言えます<低コストでSSゾイドに代わったも、SSゾイドからブロックスに移る理由として面白かったです

No title

ゾイドの世界はマグネッサーで、ガンダムの世界はミノフスキーで何でもできますね(笑

合体分離システムは、ガンダムから戦隊ロボまでどうしても謎ですよね。体を折り曲げるぐらいならともかく、部位が回転したら何か出てくる構造はどうやっても中身が空っぽにならざるを得ません。自分は合体変形は好きではありませんが、ファンネルよろしくブロックが自由自在に飛び回って再構築するぐらいは許容範囲ですが。

ただ、ストーリーや設定がもう少し練り込んで、「便利なファンタジー(魔法)」のようではなく「サイエンスフィクションらしい説得力」を持たせて欲しかった。このままだと、現実の技術の方が追いつき追い越せしそうですねw

もっとも、自分が子どもなら「あの突起からビーム!この先端からもビーーームっ!!」と遊んでいたと思うので、ボディがウェポンに変形というのも低年齢層に訴求するというブロックスの狙いからすればそれ自体は悪手では無いと思いますが…もうひと声、もうひと声何か工夫が欲しかったですね。

No title

ブロックスに肯定的な自分でも「戦闘中に数秒で分離・合体」は無理があるんじゃないかと感じてしまいますね。

納得できる要素を探すと、ゼロフェニックスのカラー説明書に載っているバトストでは
要塞に接近する時に合体を行い、要塞に入る時には分離をしていますが
分離時は完全に分離して元のゼロとフェニックスに戻るのではなく
テレストリアルモードとグライディングモードという簡易的な分離です。
これは要塞内で戦う時に砲や装甲が必要という側面もあるとは思いますが
いざ敵要塞に突入するというタイミングで全身のパーツを元通りに組み直すのは難しいから
簡易分離に留めているのではないかとも思えます。

合体した時は奇襲をかける側の最初の一手ですから、不測の事態は少ないはずです。
計画通りの経路を訓練通りの速度で走りながら、まだ気づかれていないフェニックスを合体させる。
こういった条件下なら短時間での合体を実現できる。
操縦者が(元)閃光師団の精鋭であり、敵の多くが無人キメラであることも合体の成功率を上げるかもしれません。
しかし要塞に接近した後は敵も多くアドリブも求められるので
そんな状況下で短時間の完全変形を行うのは難しい。
……という風に解釈するとブロックスの突飛さが少しは軽減されるのではないか……とか考えてます。

もっとも、アドリブで全身変形合体するバトストもありますけどね。
それでも計画性や練度の上に成り立っているものではあると思うし、
短時間での合体を実現するために犠牲になっている要素もあると思います。
制御を容易にするために軽量化が要るとか、コア同士の相性によって合体が円滑にいかないとか。
これは単にそう考えた方が(私は)楽しいっていうだけですが、
現実の空中給油や宇宙ステーションのドッキングなんかを見ると
案外マグネッサーの力でなんとかなる程度の問題なのかもしれません。

フェニックスの脚が砲身になるのは組み換え玩具としては非常に面白いですが仕組みは謎ですね。
これは組み換えの自由さを妨げないよう意図的にトンデモ変形を入れてる気もしますが、
1.脚としての機能がメインであり、実は短砲身である
2.砲としての機能がメインであり、移動はマグネッサーでカバー
この辺りが思いつくところでしょうか。

No title

自分もブロックスの組み換えは工場や基地で吊るしたりして地味~にやって欲しい派でした

内部機構問題は組換え有形ブロック玩具共通の悩みであり、ある部品を別の物に見立てる行為を何処まで許容できるか、制限を自らに課すとしていかに制限を発想に転換できるかも楽しさの側面かと思います。

FB4に掲載されたギガバスターもコロコロの元記事ではギガバーニアンでバスターキャノンを大型ブースターに見立ててました。


当時それなりにライバルだったタカラ(旧ダイアクロン、ミクロマン、ブロックマン、トランスフォーマー)とトミー(トミカ、ゾイドブロックス)両者が5mmジョイントを用いた玩具ラインをそれぞれ展開し、合併後も系譜が途絶えていないどころかしれっとゾイドワイルドの改造武器等に5mmを仕込むあたり実はブロックスに結構未練がありそうですね。遊ぶ側としては3mmに負けない強度と汎用性は有難いです。

No title

>Jスターさん
分かりやすい例えです。
リアルロボットとスーパーロボットですね。

コトブキヤのヘキサギアは興味ありますねー。
スーパーブロックスって幹事で凄いものを作ったなと。
ただ価格がちょっとネックでまだ手を出せていないんですが、いずれ数個からはじめたいです。
設定も参考になりそう。

ゾイドでの構造考察は行いたいですね。
今のところ思うのは、ワンオフ実験機としてなら有りとと思うんですが一気に主力運用され一切の不具合もなく主力なってしまったのがなぁというものです。
そんなに簡単にいくものかなぁ。
良い見解を出したいです。出せるかなぁ。
頑張ります。

>NoNameさん
ライジングライガーのひっくり返るソードの強度は大丈夫なイメージです。
イメージしやすいのは航空機(艦上機)の折りたたみ翼ですね。
グラマンF6Fヘルキャット、グラマンTBMアヴェンジャーなんかの折りたたみ機構を見ると「マジか!?」っていうくらい凄い取れちゃいそうな構造をしています。
しかしグラマン社の飛行機は頑丈でアイアンワークスの異名を持ちます。
一度調べてみるのをオススメします。面白いですよ!

>デスペラードさん
しかしながらGアーマーは劇場版で削除されてませんでしたっけ?
あとガンダムはリアル系ですがガンダムで○○だから正しいというのはまた違うと思います。

全体的に基地での整備が必要などの運用上の制限は欲しかったなぁと思います。

>ネームレス Mk-II 量産型さん
マグネッサーとかディオハリコンをあまりにも便利ワードにしすぎるのはどうかと思うんですけどねぇ。

ブロックスは何かもう一歩欲しかったです。
それがないままにバトストに合流したのでモヤモヤです。
玩具自体は傑作と言って相違ない出来なのでとても惜しいです、、。

>イチヨンさん
なるほど、フェニックスの運用は仰られている内容で説得力がありますね。
プロモーションムービーなどのあの便利すぎる描写はちょっとなー。
でもあれは「メーカー側が示したイメージプロモーションであり現実ではない」と考えても良いかもしれませんね。

明らかに戦場ですぐさま合体分離しているバトストは……解釈を試みたいです。

>No Nameさん
便利な部分と不便な部分を両面描いたら魅力が倍加すると思いますねー。
ブロックスの開発・整備シーンなんかもぜひ見てみたいです。

>とろんとさん
よくわかります。遊びとして、発送としてはとても良い玩具と思います。
しかしやはり、、、それでも思ってしまうんです、、。
どうにかして良い解釈を見つけたいです。

5mmジョイントはありがたいですね。
中型キャップと同じ直径なのもありがたいところです。
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