グラビティキャノン

30話の対オメガレックス戦で活躍した「グラビティキャノン」ですが、30話の見事な展開に興奮する一方、「グラキオサウルスに付けた方が良いんでは?」と思った方も多いのではないでしょうか。


作中の解説によると「反動を受け止められるゾイドはわずか」との事です。
が、反動というのは単純にデカいゾイドの方が受け止められる。

ライジングライガーより遥かに巨大なグラキオサウルスならグラビティキャノンを受け止められそうなんだけど。



「ゾイドのパワーを充填して撃つ」のかもしれませんが、その場合でも巨大なグラキオサウルスの方がエネルギー値は上でしょう。
この点からも適していると言える。


ライジングライガーが搭載した理由を考えるなら………、

発射できる回数が少ない。これがキーワードになるかも。

許された発射回数はたった2回でした。
必中が求められる。
よほど良い位置についてから撃つ必要がある。変な位置から撃ったら外してしまうから。

昔、「ザ・スナイパー」という改造ゾイドが居ました。


これを見て「とても好きな改造ゾイド。ただ、巨砲ならレッドホーンに積んだら良いのに…とは思いますが」と記事を書いた事があります。
するとそれのレスで「サーベルなら適切な射撃位置に迅速に移動し撃つ事ができる。そのような目的では?」と頂きました。
なるほど、これはその通りです。

実はグラビティキャノンは発射衝撃自体は大したことはない。
もちろん相応の衝撃はあるが、アンカーを地面に打ち込んでいるし、ここでかなり吸収できる=Mサイズのゾイドでも十分に運用できる。
「反動を受け止められるゾイドはわずか」という説明は帝国軍に対する欺瞞を含んだ言い回しだった。

ライガー系への搭載がされたのは、反動の問題ではなく「適切な射撃位置に迅速に移動できるゾイドがライガーだった」という理由が最大である。

Lサイズ・XLサイズのグラキオやトリケラではあのビルの頂上に迅速に移動できまい。
できたとしても、大きいから見つかりやすい。そうなれば発射の機会を失う。それもまた都合が悪い。

Sサイズゾイドだとさすがに衝撃を受け止められないから論外。

Mサイズのライガーは「衝撃を受け止められるサイズ、高速性、見つかりにくいサイズ感」という非常にバランスの取れた立ち位置であった。
それゆえ選ばれたのだと思いました。


もしくは……、ビーストライガーやライジングライガーは「唯一無二の伝説のゾイド」と解説されています。
なので、発射時に「ライガーが持つ何か特殊なエネルギーを砲弾に充填する。それによって砲弾が準備完了となり発射できるようになる」のかなぁ、とも思いました。
エネルギーの充填は他のゾイドでも可能だがライガー程純度の高いものではない。
これは特殊なエネルギーであるから、単純に重ゾイドでエネルギー値が高いからとって適するわけではない。グラビティキャノンの構造と合致するゾイドのエネルギーが求められる、という……。


そんなわけで妄想膨らむグラビティキャノンについて少し考えました。
正直、グラキオに積んだらええやん!! と思ったユーザーは多いと思う。
でも、そこから何故ライガーにこだわったかを考えて積極的に解釈していきたいです。
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コメント

非公開コメント

No title

仮に自分が脚本家だったら…
「グラビティキャノンは元々グラキオサウルス用に設計されていた秘密兵器である。だが、緊急に帝国首都に空輸しなくてはいけない喫緊の状況では、グラキオの派遣は間に合わない。そこで、急行できる高速ゾイドのライガー系に取り付けられるよう調整している」という話にしていたと思いますねぇ。

一方で、ザ・スナイパーを例示した三式さんの着眼点は非常に面白いです。
よくよく考えれば、無印のグラビティカノンやバトストのウルトラザウルス・ザ・デストロイヤーは、運用方法としては「重砲」的です。しかし、今回のグラビティキャノンは屋上からの「狙撃銃」的な使い方がされていたので、確かに両者は似て非なるものと言えるかも知れません。

ーーー共和国軍はかつての伝説の兵器の復元に着手した。だが、資料も技術も不足していることから、伝説と同じもの=超長距離から広範囲を重力波で押し潰す戦略兵器を作ることは不可能だった。そこで、共和国技術陣は中距離からの小範囲を重力波で押し潰す戦術兵器として開発することを決定する。それは狙撃銃的な運用が想定されたため、グラキオではなくライガーへの装備を前提に設計された…という感じでしょうか。

>実はグラビティキャノンは発射衝撃自体は大したことはない
同意します。砲弾内に発生する重力で押し潰す武器なのだから、運動エネルギーが破壊力に影響しない=ですね。そもそも発射の衝撃が本当にそんなに大きいなら、ビルの屋上なんて足場が悪すぎです(笑

No title

もう一つ、可能性を思い付きました。

Mサイズゾイドでありながら、ライジングライガーならばグラヴィティキャノンの反動を抑え込める膂力がある、という線です。
ビーストライガーは分かりませんが、ワイルドライガーでは無理。ライジングライガーなら可能なパワーの差があるという発想はどうでしょう?

No title

三式さんのおっしゃるように、オメガの粒子砲から逃れる機動力は必要ですよね、なるほどと思いました。個人的にはグラキオ部隊との熾烈な撃ち合いも見てみたいですが…

民間人のレオを極力離れた場所orオメガにばれない位置に配置したかった、というのはいかがでしょうか。もともと1発でキメる予定だと思うので(本編ではお約束の二射になりましたが)
ディアス中佐としては本来巻き込みたくないでしょうが、戦力として非常に強いライジングを遊ばせておく余裕もないので、色々すり合わせた折衷案として有りかなと思いました。

訂正

読み直したら、文章が変なところで抜けてました…

誤 運動エネルギーが破壊力に影響しない=ですね。
 ↓
正 運動エネルギーが破壊力に影響しない=弾速(初速)を求めないでよいので反動が抑えられたかもしれないですね。

No title

衝撃を受け止めるとか耐えられるという部分は旧アニメを知ってるとミスリードとも受け取れますよね
ライガーが重力砲の衝撃にどう耐えたかを思い返すと…

No title

>ネームレス Mk-II 量産型さん
そのような説明のやりとりがあれば更に完璧でしたね。
ただグラキオの派遣が間に合ってましたね…。
あれはどうやって移動していたのかなぁ。
ランド一派の動きとか両軍の戦力移動の時間とか、そんなのも考えていきたいな。

運用は今回は「狙撃」だったので、ザ・スナイパーに近いですね。
復元についてのくだりは賛成です!
やはり伝説とされるほど昔の兵器なので、資料が拡散してしまっていた。
なので現代の技術でできるだけ似せて作らざるをえなかった。また現代の戦術にあわせて意図的に仕様を変更した部分もあったと思います。
開発ストーリーも考えていくと面白いですね!

>やまさん
たしかにそこは気になりますね。
「ワイルドライガーよりもライジングライガーが良い」と判断していたし、しかもそれはハント大佐の判断ですもんね。
この辺からワイルドライガーとライジングライガーの性能差を考えたりもしたいですねー。
ライジングライガーはやはりパワーは高そうです。全体的に頑丈な感じもします。
ではワイルドライガーの利点はどこか。それも考えたいです。

>ぼんじりさん
今回の運用を思うと、機動力は必須な感じがしましたね。
ただ今回のグラビティキャノンはまだ試作段階と言うか、完成形ではないようにも見えました。
無印ゾイドのものに比べて効果が薄い。
今回の作戦で使う必要があったので、現段階の完成版(出力の低い試作版)を使った。
完成版はグラキオサウルスに搭載する前提で現在も開発が進められている…とかだと嬉しいです。

民間人のレオをオメガから離れた位置にしたかったというのは面白い解釈ですね!
たしかに、ああしなければ格闘戦を挑んでいただろうからなあ…。
最適な配置だったと思います!!

>anamochiさん
意図的なミスリードだったかもしれませんね。
油断ならないアニメなので、更に深掘りして考えていきたいです。
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