27話のストーリー

27話の追加です。
今回はストーリーについて!
濃かった。むせる。

今回は帝国という国のことと、そしてメルビルの過去が明かされました。
前者はともかく後者は文字にするのがしんどいくらいの内容でしたね……。
むせる。

メルビルの過去。ランド博士…いや敬称とっちゃおう。ランドがメルビルを引き取った経緯が明らかに。


ゾイドを従わせる皇族の特殊な血がメルビルには流れている。
そんな衝撃的な事実が判明しました。
というか、ちょっと匂わせる描写はあったんですが(23話)、今話で確定した感じ。

それに興味を持ったランドがメルビルを養子に迎え、そして英才教育。


この授業はちょっと受けたい。

一応、ランドは教育者としては優秀っぽいですね。
やる気をうまく引き出しつつ、厳しくも、挑戦させその喜びを与える内容はお見事。

メルビルが孤児になった経緯は何だろう?
少なくとも…、あれだけ幼い年齢の子供だから「周囲の大人の勝手な事情でそうなった」でしょう。
大人の勝手で孤児となったメルビルが、そして今また大人の勝手により利用されている状況は心が痛む。

手袋は……泣く。



メルビル。
そりゃあんな境遇を経て、その後、引き取られ良い暮らしと熱心な教育を受けさせてもらったんだもんなぁ。
「帝国を裏切ることよりも父の思いに従う方が幸せ」と思ってしまうことは良く分かる。
そう思い従った事を誰が攻められようか。

その強い信頼と付いていくという信念があっただけに、真相を明かされたときの衝撃たるや……。
見ていてしんどいくらいのものでした。
むせる。

ただメルビルはすごくしんどかったと思うんですが、あそこまでの事をされたのだから、すっぱりと父を切り捨てる覚悟がしやすくなった。辛いけど、それだけは良かったのかな…と思います。
ランドの狂気的な目的を聞き涙を流すだけの正常な判断力が残っていた事はまだしもの救いであるかと……。

もっとも状況として完全に「詰み」状態なメルビルは自ら抜け出すことは不可能。
一刻も早い救出が求められる……というとてもしんどい状況ではあるのですが。

両軍の連合部隊は……、はたしてメルビルをどう見ているだろう?
普通に考えて「反乱側の人物」と判断しているだろうなぁ………。
「メルビルが自分の意思で皇帝になりたいと思い、ランドやシーガルを連れて行動を起こした」
と考えるのが普通ではあろう。

「メルビル自身はそんなことは願っていない。ただ利用されているだけなので救助が必要」なんてわざわざ考えないでしょう。
というか「皇帝の血を継ぐ者」なんていうと非常にややこしい問題をはらむ存在でもある。
攻撃時に「面倒くさいから一緒に消してしまえ」と考えそうでもある……。

いや、唯一つだけ可能性がある。
そう、サリー。


サリーはメルビルと捉えられた時に出会っているんですよね。
そして……、施設からわざわざ逃がしてあげた。
その事からサリーがメルビルに対して考えをめぐらせる……のではないだろうか。
そしてギレル少佐やディアス中佐に救助を要請する。

といっても、その思いで全部隊の目的を「メルビルの救助」にする事はできないでしょう。
ギレル少佐やディアス中佐はその思いを理解するかもしれないが、全軍を動かす立場として軽率なことはできない。
せいぜい「レオたちは民間人なので軍とは違った行動をしても仕方が無い」くらいのお目こぼしをして、独自に救助に向かう許可を与えるくらいか……。

どーーーなるんでしょう。
一刻も早く解放されて幸せになってくれよメルビル!


……以前に、ランドがメルビルを養子にしたのは「サリーに似ているから」だと推測していましたが、それは違っていたようだ。
その目的は「真帝国(新帝国?)」を設立する事にあった……って。ちょっと酷い。
ひどい。ひどいよランドよ。
そんな事を考えていたのかぁ……。
今まで単にゾイドの魅力に狂気的に取りつかれて「最強ゾイド」を目指していたんだと思っていたんですが……、それだったらまだしも共感できる部分というか、ある意味で魅力的な部分もあったんですが、んー。
自分の中でランドの魅力が消し飛び、そしてゲス度が一気に上昇してしまった感じ。
(念のために捕捉しておくと、ここまで感情を揺さぶるキャラクターであるという意味ではとても良いキャラだと思っています。単に自分の好き嫌いの話です)

ランド、ゲスいなぁ。
科学者としての頭は良いのだけど、もう少し人間の感情を考えたりはしないのかな……。
まぁ、しないから妻は離れてしまったのだろうけど。
ゾイドにしてもゾイドの意思を奪うZ・Oバイザーを作っているし、やはり自分の目的が最優先であり誰かの不幸などは知ったこっちゃないという感じなのかも……。

ただ、ランドはつい最近までサリー(家族)の写真を机に置いていたり、歪んでいたとしても愛情はあったとも思う。
オメガレックスの完成でその辺の感情が吹っ切れたのかなぁ……。


シーガルは相変わらずゲスい。
メルビルを利用して国民にメッセージを発信。


しかしこの図をもって「メルビルがゾイドを従わせる能力を持つ」とするのは違う気がするな。
Z・Oバイザー付けてますやんか!
拘束キャップだし。

この程度の事は誰にでもできる。整備兵にも一般のライダーにも。
従わせる能力と言うなら「暴れ狂うゾイドを制御する」ような、王蟲の暴走を止めるナウシカのようなものでなくては。
この映像を国民はどう判断するだろう?
これで帝国国民の心を動かせる、と考えたならかなり甘い読みだと思うのですが。

ただ、現在の帝国は「ジェノスピノ事件の保証を全て保証する」というおそらく税金が上がってるんじゃないかと思うような状況。
「共和国と仲良くしてる」という今の状況を良く思わない派閥も居ると思う。
不満は出ていると思う。
そこへきてこの発信はとてもタイミングが良い…。

国民がどう動くかは…、フィオナ皇帝の能力や動きにもよるのかなぁ。
今後の帝国の動きはフィオナ皇帝に大きなカギが握られていると思います。


オメガレックス対策は両軍の連合部隊が。
メルビル救助にはサリーを中心にレオ達が。
帝国国民にはフィオナ皇帝が。
それぞれ命運を握っている感じでしょうか。

状況は果てしなく厳しいですが、少しずつ好転すると良いなと願うばかりです。

さて28話ではアイツが復活するようで、そしてぶつかるようで。
今からとても楽しみです。
その辺についての事も更に追加で書いていきたいです。
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コメント

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No title

メルビルは前皇帝の落とし胤でしたか。
どこぞのプロイツェンと同じですねぇ…

普通に考えると、前皇帝との繋がりを知られてはいけないので、やむなく孤児院に出して出生の秘密を伏せられたと考えられるのですが…その当たりの経緯、皇帝の侍女フィーネジーン・エレシーヌ・リネが知っていると予想します。

本性を表したように見えるランドですが、ドコまで本音なのかまだ判りかねます。家族写真を長年デスクの置いていたというのも何か意味があると思います。実は惑星Zi時代に前皇帝と接点があり、彼との約束でその忘れ形見であるメイベルを皇帝に据えようとした…という展開とかないでしょうか?いずれにせよ今後の展開次第で、アニメプー様になるかバトストや漫画のプロイツェン閣下になるか、分かれ道になりそうです。

No title

ハンナの身の上については今までの流れから想像がついていましたが、ここまでショックに晒される場面はきついですね。
私もプロイツェンと被る所を見ましたが、状況が全くの逆ですね。プロイツェンは自分の意志で行動したのに対し、メルビルは一方的に利用されるだけとは。

ランド博士は打算からハンナ・メルビルを育てていた訳ですが、全てが打算なのかなと思うと、そうでもないような気もしています。
でなければ、家族の写真を後生大事に飾るような行動はしていないでしょうし。
表には出さない葛藤があるように感じますね。
義父とは考えが合わず、妻には娘を連れて離れられた。
そんな背景が彼を狂気の行動へと突き進ませている……逃げ場が無くなっているようにも思えます。
ただ、メルビルに出自や自分の目的を明らかにする時の彼は……どうにも自分の語りに酔っている雰囲気を感じざるを得ませんでした。
でも、それは表層的なもので、内面はもっと複雑だと思います。
自らの右腕に怯えてみたり、若返った衝撃をオメガレックスの声と捉えてみたり。
一つ一つ状況を積み上げていけば、彼が血も涙もない人かと言われれば、そうでもないことを証明する要素は幾らでもあると思います。
やってる事の非道さは変わりませんけれどね。

ハンナは……もうシーガルによって舞台に立たされてしまいました。
彼女個人がどれだけ拒絶しようと、自分の力で舞台から降りることは難しいです。
彼女自身も、ランド博士の暴露を受けてもなお離れ難いのではないでしょうか。
これはランド博士にとってもですが、例えそこに打算があっても、そこにかけられた時間というものは不思議に作用します。
情を生み出します。
そうすると、優しいハンナは「例え打算でも自分に時間をかけてくれたことは事実だ」と思ってしまうかもしれませんね。
本当にランド博士が他人の気持ちを汲み取れない人間なら、ハンナを教育する必要はなかったのですから。
教育して正しい思想を身に着けられたら、それこそランド博士にとってハンナはお荷物であるはずで。
でも、実際にそうなっても打算が効いているという面はあってもランド博士はそれを咎めていませんし。
その辺りが、複雑だなあと思う次第です。
ショックを受けて呆然自失となったハンナの前に伏せられた写真立てがありましたが、彼女は本当にそれを伏せ続けられるでしょうか。
彼女は、それほど切り替えの早い人間ではないように思います。

皇位僭称者

地球の歴史上ですと、「落し胤」とか、「殺害されたと思われていたが実は奇跡的に窮地を脱していた皇太子」とか称する人物をかつぐ勢力が政権を奪う事件がいくつもありましたね。
ロシアにすごく多いですが、日本でも天一坊事件とかありました。

政権転覆を図ったこれらの事件を見るに、担がれた人物は、本人が事件において主導的立場にあったかどうかを問わず、「僭称者」(王の名を騙った偽者)として処刑されることが普通のようです。神聖な王権を略奪する行為は、神への冒涜であり死刑に相当すると考えられるようです(もちろん、政治的な脅威を排除する意味もあります)。
クーデタが成功した場合はその限りではありませんけれども、そうなると現皇帝が「僭称者」だったとして処刑されることになるでしょうね。

このアニメでは、そういうことにはならずもっとハッピーな結末になると思いますが……。

で、ハンナ陛下の国は、ナニナニ、「シン・帝国」ですと?!
ちょっと耳で聞いただけでは「新帝国」なのか「神帝国」なのか「真帝国」なのか、それとも「秦」とか「晋」とかいう国号の帝国なのか、はたまた別の何かなのかわからないので、やはり「シン・帝国」なんでしょうねえ。
笑う場面じゃなかったのですが、ついニヤニヤしてしまいました。

No title

>ネームレス Mk-II 量産型さん
プロイツェンとの違いはその立場を望んでいないという所ですね。
うおー、救出を早く望む…!

侍女はたしかに。
意味深な名前と共に、今後の話のどこまで絡んでくるかがとても楽しみです。

ランドの真意は計りかねる・・・というか、場面ごとで何を求めてるかが代わってる気もしますね。
時に最強ゾイドだったり、時に真帝国だったり、時に自身がライダーになることと思えたり…。
全てを求めているのかなあ。

今後に期待ですね。
大物であって欲しいなあ。

>やまさん
メルビルの過去、見ていてしんどいくらい衝撃でした。
内容もさることながら、その告げ方ですね。
まさに仰るとおり。ショックに晒される場面はkつすぎ。

ランドの思惑は・・・、まだ決定的な見解は出せていません。
仰るとおり写真を大切にしていた。しかもごく最近まで。
これはこれで真実なんですよね。
今後に期待したいです。
願わくば彼について深みが増さんことを。

メルビルのこれからは本当によくなるように願わずには居れない。
ただランドをすぐに100%切れるかと言うと、たしかにそうではないんでしょうね。
実際に育ててくれた、良い暮らしができたし知識も付いたことは確かだから。
時間もかかると思います。
でもどうにか乗り越えて良くなってほしいなぁ。

>す さん
貴種流離譚ですね。
リアルに考えるとえぐいことがおきそうですが…、どうにかしてできるだけ多くの人が幸せに。そして頑張ったものはより報われるようになって欲しいです。
現皇帝はまさに腕の見せ所という感じがします。

シンは「真」はでしたね。
とはいえ真であり新であり秦であり…。いろんな意味がこめられていると思います。
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