砲撃力

HP更新しました。
コラムです、こちら
砲の話の続きです。まだしばらくこれ関連の更新が続くと思います。

さてコラム中ではゴジュラスがレッドホーンを倒すシーンを示しました。

これ。「ゾイドゴジュラス秘密指令」のワンシーンですね。

帝国軍が新型ゾイドを開発したらしい…。
そんな情報をキャッチした共和国軍は、大胆にもゴジュラスを帝国秘密工場に潜入させ秘密を暴こうとしたのであった。

バトスト1巻の名エピソードですが、これは学年誌の「小三86年7月号」が元になっています。
内容はほとんど同じで、「帝国軍の新型ゾイド情報を探るためにゴジュラスが単身敵基地に潜入した」というものです。

ただ作戦は「15分以内に敵新型ゾイドの情報を入手し帰還せよ」という苛酷なものでしたが、それについて…、
学年誌では単に「15分以内に作戦を完了せよ」というだけでした。
バトスト1巻では「なぜ15分以内に完了する必要があるのか」の説明が加えられていて、より緊張感のあるエピソードになっています。

子供の頃、バトスト1巻で夢中になって読んだエピソードの一つです。
まるでゴジュラスの帰還を待つサラマンダーパイロットになったような気持ちで、「急いでくれゴジュラス……」と、凄くドキドキしながら読んでいた。
そんな名エピソードですが、当時一つだけ気になっていたことがありました。


工場の通路は複雑に入り組んでいます。バトストでは、ゴジュラスは以下のように進んでいったと書かれています。
--------------------
迷路のように入り組んだ工場内の通路。しかし、ゾイドゴジュラスのコンピュータには進むべき道筋がインプットされている。特別装着した赤外線アイで敵を避けながら、目標に向かって突き進んで行く。
--------------------

何が気になるかって、

矢印で示した部分を通ればかなりのショートカットになったのでは……。
更に、よく見るともう一箇所ショートカットできる場所がある(画像中央付近)。
バトストだと最短ルートを進んでいったように書かれているのに、実際はけっこうな回り道をしているような。

んー。強力な敵がいたのか、罠でもあったのか……。
帝国軍はまさかこんな場所に敵が攻撃するとは思ってもいなかった。なので罠という可能性は低そう。
ということは強力な敵…アイアンコングでも居たのかなぁ……。

でもこのエピソードを見ると、あんがいゴジュラスのサーチ力がポンコツなところもあって。
上のレッドホーンを倒してるシーンをよく見ると分かるんですが、


ゴジュラスのレーダーにこんな画像が映ってるんですね。
(この画像はバトストでは削除されている)
な、なんでゲーターを避けてレッドホーンの道を選んだし……。
こう見てると、あの作戦ってよく成功したなぁ……。奇跡的な成功ですね。


……レッドホーンはそれにしても悲しいゾイドだなぁ。
絶大な火力を持つゾイドとして君臨していたハズです。

・アイアンコングはミサイルなので一発あたりは強いが弾数が少ない。
・アイアンコングMK-II限定は凄まじい火力を持つが配備数が少ない。
・アイアンコングMK-II量産は火力はノーマルタイプから据え置き。
・サーベルタイガーとディメトロドンは火力が低い。
・グレートサーベルもレッドホーンよりは火力が低い。
・デスザウラーは回数制限のある荷電粒子砲を除けば火力がそこまで高くない。配備数も決して多くはない。


こう考えると、安定して大口径砲を撃ち続けられるレッドホーンってとんでもない重要ゾイドなのでは。
そんなレッドホーンは残念ながら砲撃でゴジュラスをしとめるシーンは皆無。
いつも「命中させるが決定打にはならない。被弾して怒るゴジュラスの反撃を受けて返り討ちにあう」ばかりです。


逆に、ゴジュラスの砲撃でやられたレッドホーンというのは複数存在します。
ゴジュラス秘密指令のシーンに加えて、映像作品「ゾイドワールド」でも砲撃戦でやられてた……。
ゴジュラスは格闘戦が強いかわりに火力が低いはず……なのにこの扱いなのだから、当時どれだけゴジュラスがスーパーヒーローとして優遇されていたかが分かるものでもあります。

しかしこの頃のゴジュラスは後にレッドホーンが黒くなって超強力機に返り咲く事、そして自身が純白になって(紙面での印象において)負けの代表格みたいになる事は決して予想できなかっただろうなぁ…。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

So

案外避けて通った所はゴジュラスが通れる程のサイズの通路じゃ無かっただけかも知れませんね。
あの当時ではゴジュラスは最大級のサイズでしたし、二足歩行の分高さもありましたから…

No title

ショートカットできる通路は幅が狭そうですし、ゴジュラスではつっかえてしまうとかの事情があったんですかね。
最終的に天井ぶち抜いて脱出できるなら壁を削りながら多少強引に進めそうな気もしなくはないですが……一応、忍んではいたんでしょうか。
やはり小型ゾイドの方が潜入捜査に向いていたのではという気がします。

レッドホーンのやられっぷりは悲しいですね。
格闘能力はそのゾイド本来の力量が大きく影響するかと思いますが、外付け武器は技術の進歩とともに強力になっていくはずなので対ゴジュラス用にコングと同じミサイルを数発搭載しててもいいのでは…と思ってしまいます。


No title

ブルー〇ス!お前もか!お前はこっち側じゃなかったのか!
、、、という気分でしょうな(笑)
ゴジュラスも傷ついていたし相手にならないというわけではないでしょうけど、一点集中しないとあまり意味無いんですかね。
戦闘機械獣のすべてではタイマンで凄い激戦を繰り広げてましたが、レッド2体を相手にしていたゴジュラスはジョーの援護が来るまで持ちこたえたみたいですし、、、
というかこの話のレッドホーンはゴジュラス戦では濃硫酸砲以外は飛び道具を使いませんでした。近すぎたのかもしれませんけどゴジュラス相手にその距離で戦うのが無謀と言う気もします。

それにしてもゴジュラスの連射砲はビーム砲と表記されることも多いですね。
まあ連射砲と書いてるだけで実弾とは書いてないですけど、PSゾイドでは実弾のエフェクトだったしなぁ。

No title

一見するとレッドホーンとゲーターではゲータを選ぶべきかもしれないと思いますが、撤収の際に後ろから撃たれた時に後部射撃兵器で対応できるかで選んだのかもしれないですね
逆に奥に行くのなら正面装甲を向けられる内にレッドホーンを倒したのかもしれないです<狭いし、自基地だからレッドホーン側も火力を制限せざる得ないでしょう

レッドホーンは種運命で言うウィンダム(一応は強いのにインパルスにポコポコ堕とされる運命)と同じく、バランスが良くてそこそこ強くて大量生産が利くという現実ではかなり兵器優秀ですが、当時は共和国も「こいつらにはゴジュラスをぶつけるしかない」と言う選択肢しかなくて負けてしまったんでしょうね<サラマンダーは数少ないし、後方基地を爆撃させた方がよいはず

少し趣向は変わりますがゴジュラスがレブの大群に負けましたが、逆にガンスナイパーの大群にコングやレッドホーンが会うとどうなるんでしょうね<コングは頭部やミサイル、バックパックを狙撃で撃ち抜かれるでしょうが、逆にレッドホーンはピンポイントで狙う場所って頭部だけでしょうし、むしろ似たような系統(適度な速度に大火力)ですから体格やサイズ差で有利だったのかもしれないですね

No title

実は通路が左右ルートではなく上下ルートなのでジャンプすると帰りの燃料が無くなる可能性が!!


言われて確かに基地の中をルート通り進むよりゴジュラスなら壁をぶち抜けそうな気もしなくないですけど・・・
まあ単機で突っ込んでる以上ド派手なことはできなかったのかもしれんです
現にレッドホーンはヘビィマシンガンの速射でごり押ししてましたし


No title

このバトストの地図を見て当時思ったのが、ファミコンゾイドの地下に構造が似ているということです。バトスト2巻の帝国首都内を攻めているときにも、そのような記述がありました。

ファミコンゾイドの地下マップはドラクエのダンジョンみたいにいくつかのルートから1つの正しい道を探すタイプでは無く、かなり造りが乱雑で緩いイメージでしたが、これは敵からの侵入に備える場合には最適な構造なのかもしれません。無駄にルートや小部屋が多いのも迎撃・配備を考えてなのかも…。初代ファミコンゾイドはこの構造を利用して半分鬼ごっこでしたがw

ファミコンゾイドは地名がバトストに忠実だったので、こういった所も忠実に再現したのかな~、と思いました。

No title

>No Nameさん
たしかに、巨大ゾイドが通過できる通路は限られていたのかもしれませんね。
天井はVSレッドホーンのシーンを見るに推定25m以上はありそうですね。
マンションで言うと8,9階くらいの高さ。凄まじい高さの研究所ですね、ここ・・・。
当時はコングが最大のゾイド。一部の通路は、コングが腕を真上に上げても大丈夫な高さが確保されていたのかなぁ。
そこを通ったのかもしれませんね。

>しめじさん
私もゴジュラスなら壁をぶっ壊しながら突撃すりゃいいかねーかと思ったんですが、最低限には忍んでいた事と不用意に建物ごと破壊してしまわんように機を使ったのかもしれませんね。

潜入させるとしたらガイサックで穴を掘ってとかかなぁ。
隠密でそうした方が良い気もしますが、研究所の場所が帝国支配息の置く深くだったので厳しかったんでしょうね。

レッドホーンは仰るとおり火器換装でアップデートが比較的容易な筈です…が、それがされなかった。
冷遇が悲しいものですね。。。

>場末の葦さん
ゴジュラスが凄まじい気負いで連射してますね。
もはや目標(サーベルタイガー)までわずかという事で、残弾がなくなってもいいから撃ちまくったのかもしれませんね。

砲の表記はけっこういいかげんな所がありますね。
学年誌だと明らかにビーム砲であるものに対して「ミサイルを撃ちまくって・・・」のように表記しているものもけっこうあります。

>デスペラードさん
確かに不要な動きはしたくなかったのかも。
でも、「ジャンプ+ゲーターを倒す体力」と「レッドホーンを倒す体力」を比べて後者を選んだとすればレッドホーンが哀れすぎる・・・・・。

>kageさん
たしかに似ていますね! 2の地下ダンジョンのマップに似てます。
鋭い指摘だと思います。
というのも、実は学年誌の時にはファミコンが意識されたエピソードだったんです。

この時期はファミコン特集が毎号に渡って掲載されていて人気ページでした。
それにあやかり「ファミコンゲーム風にゾイドの戦いを作ってみよう」という事で作られたのが本エピソードです。
なので制限時間があったりファミコンのダンジョンっぽくなっているわけですね。
時代背景を見るととても面白いですね。

ファミコンブームが起こる→バトストでそれに似たエピソードが作られる→後年にホントにファミコンでゾイドを作る事になる。
という流れが実に興味深い!
プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント