ゾイドワイルド世界を現時点でもう一度考えるvol.3

さて今日もゾイドワイルド世界を更に考える。
今号のコロコロで発表された最新情報には驚くべきものがありました。
これはカラーページ特集にも漫画にも載っていた情報ですが、だいたい1000年前くらいにはゾイドと人は平和に暮らしていたらしい。


ま、まじかー。

しかしそんな折に災害級のゾイドが出現した。それこそがデスレックスであった。

このゾイドは「ゾイドを喰う」という異常な性質を持っていて、しかも異様に強かった。
人やゾイドが武装して対抗したが(この際にチラッとだがガトリング砲を装備したラプトールが登場している)、まったく倒せない。
結局、デスレックスは世界の半分くらいを壊してしまった。
圧倒的なデスレックス。誰もが討伐を諦めた時、巨大な雷がデスレックスを直撃。この奇跡でデスレックスは沈黙したとのこと。

デスレックスは再び動かぬようバラバラにされた上で世界各地に埋められた。だがデスメタルがその全てを発掘。組み立てて運用するようになったらしい。
ほぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・。


バラバラにされたということは、解体する程度の技術はあった。だが溶かしたりほどの技術(完全処理できるほどの技術)はなかったということでしょうね。
普通のゾイドだと溶かしたりもできただろう。だがデスレックスの頑丈さが異常だったということかな。
…グラキオサウルスなんかが集団でハンマーを打ちまくれば潰せそうな気もするんだけどなぁ。

もしかして、あえて再生できるような状態で埋めた可能性も…?
……そういえば、デスメタルだって大陸全土をくまなく掘り起こしてパーツを集めたわけじゃないでしょう。
発掘場所の情報がなけりゃ収集は無理な話です。
ドラゴンレーダーがなくてドラゴンボールが集まるかい! って話ですね。
実は再生可能なようになっていて、位置情報も保管されていた。その情報をデスメタルは掴んだ。こうして再生されたのかも。
再生可能なようになっていた理由は不明ですが……。


ところで私はデスレックスの装甲はいわゆる拘束具と思っていました。
あまりにも強すぎるから制御できない。そこでパワーダウンを承知で拘束具を付けた。こうしてようやく操れるようになったという感じです。
しかし1000年前の姿も現在の姿と代わらないから、この説は外れていました。
ちょっと残念。



それにしても1000年前の姿、現在のデスレックスと寸分違わぬ感じですね。
先ほど「あえて再生できる状態で埋めた」可能性を考えましたが、姿が寸分違わぬ所はこれを裏付けるかもしれない。
なぜかというと、装甲などの構造上強い部分であれば確かに壊せないかもしれない。
でも必ず弱い部分もある筈。絵から判断するとラジエーターのような部品が胸部に見える。まずここは破壊できるでしょう。
ラジエーターを破壊すれば、ある程度内部の破壊も可能な筈。
そういう事をしていないのだから、これはもう「ある程度分解しただけ。再生可能な状態で埋めた」のだと推測できます。


話を戻します。コロコロ今号ではゾイドと人の関わりが大きく判明しました。

~1000年前:ゾイドと人は仲良し
1000年前:恐怖のデスレックス出現
そこから数年:ゾイドと人が協力してデスレックスに抵抗するが効果なし。世界の半分滅ぶ
奇跡の年:落雷発生。デスレックス停止

ってな流れでしょうか。
「デスレックスが何年かけて世界の半分を滅ぼしたか」という部分は不明なため、とりあえず数年としています。
ですが、もしかしたら数百年単位かもしれない。

デスレックスは飛べないから移動には時間がかかるはず。そこだけが世界にとっては幸運だったかもしれませんね。
もしこれがドラゴンタイプのゾイドだったら、それこそ本気で滅んでいたかも。


さてゾイドワイルドの現在時間軸ではゾイドは恐れ嫌われています。
それこそ1000年前は一緒にデスレックスを攻撃したラプトールなども含めて全て嫌っているようだ。

なんででしょうね?

デスレックスの起こした被害があまりにもデカかった。インフラはズタズタで再建もできない。それ程まで日常は荒れた。文明は大きく衰退した。
さてこんな状態で生き残ったゾイド……、デスレックス以外のゾイドすなwたい相棒だった存在……を見て、今までと全く同じ目で見れるか。
というと…、コイツ(相棒)の事は信じたいが……、「いつかデスレックスみたいに凶暴化するんじゃないか?」という恐怖心を抱いてしまっても不思議はない。
実際、もし凶暴化したら小型ラプトールでも人を殺すことなど容易いでしょう。そういう事をリアルに考えてしまうようになった。もはや今までと同じようにゾイドに接するなんてできない…!
そんな風になってしまったのかも。


さて1970年代に公開された映画ジョーズはホオジロザメの恐怖を描いた傑作ですが、あの映画があまりにもインパクトが強かったから後年ホオジロザメが狩られまくったそうです。

映画が大ヒットすると各メディアは好んでサメの恐怖をあおりました。しかしテレビが紹介するサメの姿は怪物じみており、本来のサメの姿から大きく誇張されたものでした。
しかし映画のインパクトにより、人々はメディア情報を信じてしまった。いつしか、サメに対する怪物幻想は完全に定着してしまったのであります。
サメが悪役にされた結果、ホオジロザメを必要以上に過度に駆除する事もされた。
こうしてホオジロザメは激減してしまったのであります。そしてまた今も続いています。

ワイルド世界でも、デスレックス沈黙からすばらくの状況を考えると・・・・・・、
・もしかしたらこのゾイドも凶暴化するかも? という不安が生まれる。
・不安、恐怖心は伝染しやすい。
・一気にゾイド離れが進む。もはや一部の者を除き誰もゾイドに関ろうとしなくなる。それどころかゾイドから逃げるように生活圏を移動させていく。
・一部の、それでもゾイドを信じた者は変人扱いされて差別されてしまう。

そんな時代があって今に至るのかも…。
まぁ、たった一機のゾイドが世界の半分を滅ぼしたとすれば、そういう恐怖心を抱くのも納得できるかなぁ…。


デスレックス事件からもはや長い月日が経っていますが、いや時間が経ったからこそ伝説は更に誇張されて伝わり、人々はゾイドを必要以上に恐れているのが今の世界なのかも。

「時間が経ったからこそ伝説は更に誇張されて」と書きました。
ただ一方で、何年も経っているからこそゾイドに偏見を持たない人も数もある程度増てこよう。この流れも起こっているはずです。
実際にゾイドは世間的なイメージほど怖くない。少なくとも殺されることは稀です。ギャグチックに描かれていましたが、ヒジキは嫌われまくっていたけど10年無事だった。
(一話のクワーガは完全にアラシを仕留めにかかってたけど、あれはまぁ岩をたたきつけられたので当然だろう……)
さて実際に勇気を持って対峙してみると、あんがいゾイドは怖くない。
「ゾイドって本当はこんなにステキな相棒だったんだ!」と知る者も徐々に増えているでしょう。
そういう世界なのかなー…とも思いました。


それにしてもデスレックスは何の目的があって世界を滅ぼしたんでしょうね。
デスレックスは「ゾイドを喰う」ことが強調されています。
ちょっと寄り道。
デスレックスが喰うと強調されている。すなわち他のゾイドは肉食系モチーフであっても喰わないのでしょうね。
ふ~む、そうなのか。
じゃあなんで肉食獣の形してんのよ とは思うものの・・・、まぁそういうものらしい。

今まで肉食系ゾイドは他のゾイドを食べるのが基本だと思っていました。
個人的には生きるために他の命を食べる(頂く)っていうのは生物として当然だと思うので「喰う=酷い」とはなって欲しくないんですが、どうなるでしょうね。

「ゾイドを喰う」事の意味についてはとりあえず置いときます。
単純に食欲を満たすためにかなぁ。
でもハイペースで食いまくったら結局自分が滅んじゃうような気がするんだけど……。

デスレックスは通常のゾイドとは誕生の経緯そのものが違う……。
もしかすると…、
今作でゾイドは「数万年前に宇宙から飛来した1つのゾイドコアより誕生した」とされています。作中のデスレックスを除くゾイドはこの経緯で誕生した。(捕食行為をしないのは基のコアが草食型だったから?)
いやしかし、デスレックスは飛来した1つのゾイドコアとは別に地球に飛来したゾイドなのかも。そして肉食種であり大型種であった。
だから喰ってた…。
そんな風にも思いました。

さぁ、どうなっていくでしょうね。
3回に分けてゾイドワイルド世界を考えましたが、作中でどういう答えが見えてくるかが楽しみです。
今日のアニメでも何か情報は出るかな?
もっとも、今回はおそらく世界観の新情報というよりペンネの衝撃展開だと思いますが。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

それにしても

デスレックスはどうやって世界の半分を壊し、大量のゾイドを絶滅においやったのでしょうか?

たった一体で世界の半分を壊すにしてもデススティンガーのように仲間(自分の幼体)を作ることでもしないかぎり難しいのでは?

ワイルドブラストしたら山に穴を開けるほその威力がある光線を発射でもあるのでは?

コロコロの方はそんな事になってるんですね~
デスレックスを止めた雷…アラシの父親はイカヅチ、爺ちゃんの名前的に一族みんな天候系の名前
それにワイルドライガーの活躍イメージラフにクローから電気攻撃をしているようなのがありました
これはつまり……!

アラシの故郷イナカ村があの高台にあるのも最初はデスレックス対策だったのでしょうね。
オニギリの話から論文があることがわかっているので被害の少なさがそのまま地域の情報及び環境格差に繋がったのかも。

千年前もスマホ持ってそうな文明に見えないですし一体どれくらい前の遺産なんでしょうねあれは。

No title

アニメとコミックが同じ設定なのか、後で答え合わせがあると思うので、それが楽しみですね。

ちょっと思ってることがありまして。
アニメもコミックも制御不能なデスレックスですが、アニメのゾイドワイルドはどういう方向性に転がるのかなあと思っている所があって。
その一つがデスレックスの行方です。

それは、「相棒か、兵器か」というキャッチコピーがゾイドワイルドにはありますよね。
機獣新世紀ゾイドの頃にはデスザウラーは「あれは存在してはいけないもの」と言われ、ゾイドジェネシスでもバイオゾイドがそう言われました。
そんな中でデスレックスがただ倒されるだけの存在として描かれるのか、生かされて別の道を辿るのかというのが注目したいところなのです。
「こいつだけは許せない」みたいな役割を与えるのが一番分かりやすいとは思っています。
しかして、それで生かされないのでは、わざわざ相棒だ兵器だと言い合うことが薄っぺらく見えてしまわないかなと。
それがどう帰結するのかが気になっているのです。
結構、関連してきそうな気がしているんですよね。

果たしてどうなりますやら。

ゾイドを喰らう事に関しては。
第一話でベーコンがクワーガを倒す時に「タイガー! 食っていいぞ!」と言っていたので、コロコロの付録でデスレックスが「他のゾイドを喰らう」ことがフィーチャーされるまでは食い合って共棲しているものだとばかり思っていました。
でも、デスレックスでわざわざフィーチャーするということは、違うのでしょうか。
ワイルドではゾイドが捕食しない生き物だとしたら、それはかなり平和な生き物であるし、生態系の頂点とナレーションで謳われながら、実際は生態系の中にすら組み込まれていない存在になるのですが。
どういうことなんでしょうね? これから明らかになるのか、その辺りも注目して行きたい所ですね。

実は結構末期文明だったのかも

文章をまとめるのに少し時間かかりましたか投下します
デスレックスが「食べる」能力があっても世界の半分を壊すってのは物理的に厳しいと思い、デスレックスではなく世界そのものに問題があったと考えました

仮説1:彼らの言う世界が実は本当の世界ではなく小国家レベルの範囲だった可能性<文明のレベル低下に伴い海外との接点が消えて今の範囲=世界になってしまったとも言えます。、デスメタルの短時間での組織勃興も考えました<これなら最終回で「海の向こうの知らない土地へ!」エンドもあり得ますし、コロコロ世代への締めとしては使いやすいと思いました

仮説2:過去文明は共生を通り越して依存レベルだった可能性
ジェネシスの最終話でムラサメが村のジェネレーターになってましたが、あのように文明のエネルギーや生活基盤になっており、小型電気機器も虫クラスのコアを使っていたのかもしてません。そしてエネルギー関連はデスレックスにとって上質な餌だったことから破壊尽くされて、エネルギー不足に陥り殆どの利器が使用不可能になったと思えます<今残ってるのは崩壊一歩手前で開発されたコアを介さないタイプ
またネットワークの影響で食べられたゾイドの恐怖が他の重要拠点のインフラゾイドに伝搬して一斉に暴走したのかもしれないです

他にも新興宗教による内乱などデスレックスが「現れた」ことによる影響が大きかったのかと思いました

追記:デスメタルの正義ってロックマンのワイリーの思想の「性能の高さを見せつけて尊敬を集めて存在や権利を認めさせる」をベースに「制御可能な兵器(道具)」とすることでゾイドとの共存を復活させるのかと思いました<ただ、組織の雰囲気があれじゃあね…せめてボスが世紀末覇者のような人ならば・・

デスレックスとその他ゾイドの捕食の謎に関しては非常に興味深いですね。
公式設定に組み込まれているか不確定ですが、私としては最初のゾイドコア=コロコロのインタビューで語られた惑星Ziの探査機ゾイドであると仮定しています。
探査機ゾイドは我々の知る兵器ゾイドと同様に繁殖&捕食能力を失っていると考えます。
それが人為的か偶然か、何らかの理由で繁殖能力だけを再獲得したのがワイルドゾイドのルーツであり、更に捕食能力を再獲得した唯一のゾイドがデスレックスなのではないかと。
OSという特殊事例ではありますがゾイドの繁殖&捕食能力の再獲得はデススティンガーという前例もあります。
ただ、現在作中でゾイドは「発掘して復元されるもの」であり、繁殖に言及されたことはないため人工的に増やされた可能性もありますね。(ワイルド感は薄れますが…)

ここからは単なる妄想になりますが、デスレックスは捕食という生物の本能を取り戻したものの機能としては不完全であり、どれほど食べても飢えが満たされることはなくその苦しみから獲物を求め続けた結果が千年前の惨劇を生んだ…とかだと自分好みです。

No title

>いぼんこさん
方法は謎ですね。
光線的なものはあるのかなー。あの口の中の装備は一体何なのかに注目ですね。

>No Nameさん
名前はなんだか関連してそうな気がしますね。
伝説の一族・・・なのか?

>No Nameさん
高台、その気になればカブターやクワーガは飛んで昇れる。
ラプトールも軽快に走って上れる。
デスレックス対策だったというのはかなり説得力がありますね。

千年前の風景は確かに高度な文化という感じではないですね。
なんか牧歌的というか、のどか…。
ハイジとかあの変の世界観のレベルな気がします。
一応、ガトリング砲を作れる技術ではあるようですが。

>やまさん
アニメとコミックは相互に楽しむのが良いですね。
基本設定は同じだと思います。それゆえに対比が楽しい。

デスレックスについては仰るとおりだと思います。見事な答えが欲しい。
デスザウラーは強烈に存在しちゃいけない邪悪そのものな扱いでしたからね。。。
デスメタルが運用していたラプトールは野性に返されました。
同じようにデスレックスにも救いがあるといいなと思いますね。

ゾイドが「捕食しない」となれば確かに生態系とは別の所にある特殊な存在になりますね。
デスレックスの印象が強すぎて、半ば伝説のように「ゾイドは喰うに違いねえ。ありゃ阿世体形の頂点でバケモンだ」という感じの世論になっているのかもしれませんね。

>デスペラードさん
ふむふむ、世界そのものに問題がって言うのは面白い説ですね。
「世界」がどの世界なのかは重要ですよね。
そもそもワイルド大陸ってどの程度の広さなのかもよく分からないし…、地図を見る限りではあまり大きくない感じがしますが・・・。
海の向こうへエンドはそれも面白そうですね。
若干打ち切りっぽくもなりますが・・・。

ゾイド=エネルギー源説も面白いですね。
確かにそれが生活の基板だったならデスレックスの存在は大きな脅威になったでしょうね。

どういう回答なのか、期待したいですね。

>U4さん
謎がどう明かされるかに期待ですね。
コロコロのインタビューはどこまで考慮に入れていいものやら少し迷うんですが、からめて考えると更に妄想ひろがりんぐですね。
広がりすぎてまとまらなくなっちゃったりもしますが・・・。
コロコロのインタビューの受け答えって回答を言っているようで実は謎を広げてる系なのが多い気がする…。

喰う力を再会得というのは面白い解釈ですね。
過去の色んなシリーズから要素を拾っているゾイドワイルドです。
デススティンガーの事例を取り込んでいても不思議はないですね。
期待したいです。
プロフィール

三式

Author:三式
>HP(本家)はこちら
>掲示板

コメントはお気軽に!
コメントは
 @初めましての方も大歓迎
 @関係ない話題でもOK
 @但し宣伝のみ等はNG
 @名乗って頂けると嬉しい
という感じでお願いします。

リンク
カレンダー
08 | 2020/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
新着記事
最新コメント