対空装備の性能3

さて対空装備の話のラスト。
本日は大陸間戦争時期です。
ゼネバス帝国は滅び、この時期はガイロス帝国とヘリック共和国による戦いになった。

ガイロス帝国はややこしいので「暗黒」と書きます。
以下、ヘリック共和国=共和国、ガイロス帝国=暗黒、ゼネバス帝国=旧帝国の表記を基本とします。

さてこの時期の共和国軍、暗黒軍の対空装備はどうか。
私は、この時期は共和国軍の圧勝だと思いました。まさに圧勝です。

暗黒軍は旧帝国以上のハイテク装備を持つ技術立国なイメージが、実のところそうではないと思います。
なぜかというと、暗黒大陸という立地の関係から「グローバリーIII」の恩恵を受けていないからです。
地球技術が中央大陸の技術を一気に向上させた。暗黒大陸は蚊帳の外です。
なので中央大陸以上というのはありえない。

ただ旧帝国とは「同盟」を結ぶ友好国ではありました。(裏切ったけど…)
友好国として、旧帝国から地球技術の提供は受けていたと思います。
旧帝国はなぜ同盟を結んだのか。なぜわざわざ暗黒大陸に技術を提供したのか。
それは「見返り」があったからでしょう。
内容は「ゼネバス帝国が危機に陥ればこれを救援する」というものだったと思う。

ゼネバス帝国軍は、本音を言うと暗黒軍と同盟を組んで技術を提供するなどしたくなかったでしょう。技術を独占したいのが本音であったはずです。
ですがなぜ同盟を組んだかというと、現在は国力で大きく勝る共和国と戦争をしている。そういう状況なので負ける事もありえる。もしもに備えた保険が必要。
そんなわけでガイロス帝国を利用したと思います。

ゼネバス帝国には負け戦になった時の保険がかけられるという利がある。
ガイロス帝国には地球技術を提供してもらえるという利がある。
そんな利害の一致が両国の同盟を実現した………。

ただ技術提供は与える側に主導権があります。旧帝国は最低限にしか技術を提供しなかったと思う。
世は無常。「格下」の相手にふそんな態度をとることはままある事なのです。
暗黒軍は屈辱を感じ、しかしどうする事もできない状況にあったと思います。

そんな暗黒軍ですが、第二次中央大陸戦争末期には力関係が大きく変わったと思う。
またしてもゼネバス帝国は滅亡の危機に瀕した。暗黒軍がこれを助ける事態が起こるであろうと予想された。
こういう状況で、徐々に格下から同格、そしていつしか主導権を得るようになったと思う。
(この辺のくだりはこちらのコラムも参照)

そして第二次中央大陸戦争クライマックス……、ニカイドス島の戦いで残存する多くの旧帝国ゾイドを得た。
こうして、ようやくゼネバス帝国軍が持つ技術を存分に得る事ができた。
暗黒軍はそんな状況であると思います。

とはいえ、それでもゼネバス帝国やヘリック共和国と完全に同じレベルに達したとは思わない。
「現物のゾイド」を得たとしても、技術解析……、リバースエンジニアリングをするには多大な労力がいります。
開発者、技術者、各種資料などを確保していれば良いのですが……。

開発者などの人員は中央大陸で共和国軍に確保されたようなケースも多かったでしょう。
なにしろ末期の共和国軍は猛攻していた。ニカイドス島に行きそびれた者も多かった事は想像似難くありません。
(捕捉:先のコラムを再び参照。デスザウラーの関係者だけは優先的に先に暗黒大陸に行っていたかもしれない=その者がギル・ベイダー開発にも関ったと予想。しかしデスザウラー関連以外の開発者は後回しにされていたでしょう)

人員が居なければ、それはもう独力でリバースエンジニアリングをして頑張るしかありません。
技術解析、そして得た技術を確実に国の力として定着させるのはかなりの時間を要します。
暗黒軍の技術力は、実のところかなり低いレベルであったと思います。


ただ暗黒軍にも強みはあります。それは発想力の高さです。
高速機にブレードを付けて切り裂く。ジーク・ドーベルはあのサイズでウルトラを撃破した。
荷電粒子砲を薄く成型してから放つ。これによってマッドサンダーやキングゴジュラスをも切り裂く突破力になった。
こうした「工夫」が抜群です。
今ある力を最大に高めることができるのが暗黒軍の強みだと思います。

また、そうした工夫によって完成させた装備を「象徴的に見せる演出」にも優れている。
戦場で最大限に効果的に使って共和国軍を恐怖におとしめる。そんな心理的な運用にも優れている。
これら工夫や演出は、元々が弱小国だったからこそ生まれた発想だと言えます。



前置きが長いですね。そろそろ本題です。

暗黒軍の対空装備はあんがい酷い。
新ゾイドバトルストーリーによると、大陸間戦争時期において共和国軍は偵察用としてはプテラスさえ運用しています。
……この時期に運用されたプテラスは「偵察用プテラス」と書かれているので、もしかすると「ステラス」に近い性能があったかもしれない。しかしそれにしても原型はしょせんプテラスです。
これが十分に運用でき、しかも敵地の奥深くに侵入し戦果を挙げているのだから凄い事です。


レイノスはレドラーと激しい空戦を行った。
この時期のレドラーはどうも強化タイプになっていたようで、当初の状況は互角。当初の共和国軍は制空権を得る事ができなかった。


暗黒軍は開戦以来「最終兵器、ギル・ベイダー」の開発を全力で行っていました。
その開発中に得たデータは直ちに同じドラゴンタイプであるところのレドラーに転用されたんじゃないだろうか。
「強化と新型機開発のテストが同時に行えた」という幸運があった。これがレイノスと互角にまで向上した理由だと思う。

話をレイノスに戻します。さてレイノスは空では互角。しかし陸上からの対空砲で撃墜されたことはありません。
いや・・・、

唯一だけ、ノリノリだった時期の槍持ちデッドからこんなこともされていますが……、これは例外として今回は省きます。
(このときのデッド・ボーダーについてはこちらのコラムを参照のこと)

まぁ槍持ちデッドはともかく、基本的にプテラスもレイノスも倒せない暗黒軍の対空装備。
また暗黒軍の対空能力の低さは改造マッドサンダー「マッドフライ」の一件からもみえます。


マッドフライは巨大なので飛行ゾイドとしては低速低機動でしょう。しかしデッド・ボーダーは何もできずにバタバタやられた。
この時のデッド・ボーダーは「警戒中の所を襲われた」ので、戦闘状況でこのザマという事です。
完全に言い訳のできない負けであります。

……このあとマッドフライはまさかのデスエイリアンの斧でやられちゃうんだけど……。暗黒軍は槍とか斧とか変な装備による対空戦闘だけは得意だなぁ…。
そうじゃなくて通常の対空装備開発に励めば良いのに……。


余談ですが、学年誌ではこの一戦は「陸上」で行われました。
学年誌だと陸上で両機が睨みあって……、この距離なので離陸し逃げることもできず、かといって(おそらくマグネーザーがないという理由から)突撃もしかねているマッドにデスエイリアンが斧を振り落としたという感じでした。これだと、斧で翼を叩き割ったシーンも「まぁ可能かな…」という感じですね。

マッドのやられポーズを見ると地上で翼を切られてるように見えます。飛行中のところを斧で切られたならこうはなるまい。
なので「陸戦であった」学年誌情報が正しいと考えるのが良いのではないかなあ。
新バトストでは飛行中の所を落とされたように書かれていましたが、ストーリーの見せ方の都合上そうなったのだと思います。


さてそんなこんなが緒戦の状況。
地上からの対空砲は大したことないが、レドラーが強化されていたので制空権が確保できなかったいう状況ですね。

その後、共和国軍はサラマンダーF2投入後に制空権を確保します。F2はレドラーを退けた。
F2就役後においては、F2を護衛につけたサラマンダー(ノーマル)編隊が暗黒基地を爆撃する、なんていうミッションも行われています。
この作戦において唯一の脅威はレドラーであり、F2が退けた。


一方で対空砲は全く気にされておらず、基地上空でも悠々と爆弾の雨を降らせています。


サラマンダーというと旧帝国軍のコングMK-IIの高高度対空ミサイル……、この時代からいうと10年以上も前の装備で撃墜できるようになっている筈です。

なのに暗黒軍はできなかった。

第二次中央大陸戦争の記事にて、旧帝国軍は「レドラー配備に伴い高高度対空ミサイルの生産を打ち切った。コングMK-II量産型ではオミットした」と推測していました。
それは正しいと思う。
生産が打ち切られた。それゆえ末期(ニカイドス島の戦いなど)の頃にはもはや存在しないようになっていた。
ゆえ高高度対空ミサイルは暗黒軍に鹵獲される事も技術が移る事もなかったのでしょう。
これが暗黒軍がサラマンダーに対空装備で対抗できない事態を生んだと思う。

F2には何もできなかったようで、暗黒基地に侵入した際にはジャイロクラフターを装備したガル・タイガーが飛び掛っていたりする…。


F2で制空権を得た共和国軍。
それ以降の暗黒軍はレドラーでは対抗できず、かといって対空砲で落とす事もできず。何もできなくなる。
上のシーンはもう開き直って陸戦機で対抗しているので何とも…。

しかしその後、ギル・ベイダーの完成で「空対空」び戦いでようやくF2を含む共和国飛行ゾイドを倒せるようになりました。
更にガン・ギャラドで空対空の優位性は上がった。

だが「地対空」の戦いについてはその後も苦手だったようで、最後までこのザマです。



ダーク・ホーンはハイブリットバルカンで弾幕を張れば強そうなんだけどなぁ…。
ダーク・ホーンはタートルシップを撃ち落すシーンはあります。


「対空砲を持つが、追従性がイマイチで機敏に動き回る機を狙うのは苦手」なのかなあ。

あぁ、そうそうもう一つ。

このシーンも暗黒軍の対空装備の低さを物語っているかな…。
ウルトラザウルス飛行艇は「飛行艇」という位だから低速だと思う。
ウルトラザウルス飛行艇はキングライガー3機を積んで暗黒軍勢力圏の上空を飛行した。
それで無事だったっていうのは・・・、なかなか凄い事だ。

暗黒軍の対空戦はこんな感じでした。
まとめると、プテラス偵察タイプ、レイノス、サラマンダーといった中央大陸戦争時代の各機を落とす事さえできない。
旧帝国レベルどころかそれよりも下というのが見解です。


では共和国はどうか。実はこの時代は超進化しています。
超対空ゾイド、ガンブラスターが完成したのです。


正直、ガンブラスターの正面固定砲でどうやって対空射撃をするかは謎が残るんですが・・・・・・・・、ともかくレドラーを簡単に撃ち落してみせた。
(短時間なら後ろ足で立って二足状態になれたりするんだろうか?)


レドラーは先述したようにこの時代は強化されています。それを簡単に落としたのだから凄い。
また、ギル・ベイダーを狙うことも可能だったようだ。

改造タイプになると更に凄い。

アルトブラスターはギル・ベイダーと交戦した。最終的に敗北したものの、かなり善戦してエネルギー切れ寸前まで追い込んだ。


コチラの名称不明タイプにいたっては、F2との共闘ではあったが基地を襲うギル・ベイダーを迎撃、見事撤退に追い込んみ防衛を成功させた。

ガンブラスターの他にも……、ギルは中央大陸を爆撃した際には真っ先に対空陣地を潰しています。それが脅威となる事をよく分かっていたのでしょう。

改造ゴジュラス各種は特殊装備でギル・ベイダーの動きを止めました(ボルガ、マグネ、レーザーネット装備タイプ)。

特にコチラのレーザーネット装備タイプはギル・ベイダーを完璧にとらえた。このギルは動きが止められている間にオルディオスに突撃され深刻なダメージを負い撤退した)。

改造ディバイソン「コブラ」は巨大ミサイルを直撃させている。



ギルの防御力が凄すぎて致命傷にならなかったのが無念だったけど、、、命中させたというだけでも凄い。

改造マッドサンダー「グレートサンダー」も対空爆雷を直撃させています

暗黒軍の切り札、M4.0を誇るギル・ベイダーですがあんがい捕捉されていますね…。
従来の新型飛行ゾイドは、「その飛行性能でもって対空砲などものともせずに悠々と飛ぶ」感じだったのですが。

この時代の共和国軍対空装備はなぜこんなにも一気に向上したのだろう。
多分、それはゼネバス帝国の技術を得たからだと思います。

暗黒軍の旧帝国技術吸収において、
--------------------
それでもゼネバス帝国やヘリック共和国と完全に同じレベルに達したとは思わない。
「現物のゾイド」を得たとしても、技術解析……、リバースエンジニアリングをするには多大な労力がいります。
開発者、技術者、各種資料などを確保していれば良いのですが……。
開発者などの人員は中央大陸で共和国軍に確保されたようなケースも多かったでしょう。
なにしろ末期の共和国軍は猛攻していた。ニカイドス島に行きそびれた者も多かった事は想像似難くありません。

--------------------
と書きました。

共和国軍は、中央大陸内に残されていたであろう旧帝国ゾイドの現物、そして技術者の多くを得ていたのではないか。
旧帝国の技術者は暗黒軍の裏切りに憤り、共和国軍に全面協力する事を決意した。
技術者が協力したのでリバースエンジニアリングをするまでもなく技術は共和国軍のものになる。
更に技術者は憎き暗黒軍を倒すべく新型対空装備の開発も行ったのではないだろうか。

そんな風に考えると、この時代の共和国軍対空装備の向上が説明できると思いました。
また今回の趣旨とは外れますが、この時期の共和国ゾイドが一気に帝国化したのにも同様の原因がありそう。


共和国をまとめると、レドラーを楽に撃墜可能。更にギル・ベイダーを捕える各種装備も持つ。
凄まじい向上です。

という事でヘリック共和国、ゼネバス帝国、ガイロス帝国(暗黒)の対空能力を考えました。
大陸間共和国>>>第二次帝国>>第二次共和国、大陸間暗黒>第一次帝国>>>第一次共和国
くらいかなぁ…。
結局最終的に最強になったのは共和国軍ですが、それを支えたのはゼネバス帝国軍の技術であった。
ゼネバス帝国の技術はやっぱり偉大です。










オマケ。
大陸間戦争時代の共和国軍対空装備といえば…、


素手でレドラーを捕まえたキングゴジュラスの図。いったい、どうやって捕まえたんだろうなぁ……。
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コメント

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No title

暗黒軍との戦いになってから共和国で装甲式コクピットが広く採用されたことから、ゼネバスの技術を吸収したという説は昔からありましたけども、描写との整合性を取ると説得力も増しますね。

暗黒軍はギルベイダー完成後、空軍を主に据えて陸軍をオマケ扱いにしたという印象があります。
そうでなければデスザウラー以上の陸戦ゾイドを新規設計で作るはずなのですが、新型はどれも中型でした。
何故そうしなかったかに技術力、野生体のどちらかの理由があったとしたら、空軍偏重の選択肢を取らざるを得なくなっていたと考えられるでしょう。
(個人的にはデッドボーダーの強化版なら改造デス級の強さとして発売してもいい気がしました。)

それにしてもゼネバス残党がヘリックに積極的に協力してたとすると、中央大陸の帰属意識の強さを再認識させられます。
亡国の危機を救って反撃を助力したにも関わらず再度追い込まれたとなると、指揮系統や戦略に欠陥があるわけですので、降伏をよしとしないのなら頭を挿げ替えるしかありません。
強行に値する理由があるにも関わらず、裏切りと切り捨てられるのは、外敵という立場の難しさですね。

No title

共和国軍は、制空権があるのに対空装備が(ギルベイダー登場前から)充実しているというのは意外でした。ゴジュラスボルガやマグネゴジュラスあたりも、変わり種ですがかなりの対空装備と言えるかもしれません。

ところで、共和国首都をギルベイダーが爆撃した時の「共和国軍対空陣地」には、アロザウラーやベアファイターがいました。バトスト3巻の戦力比較表では、特に対空性能に優れているというわけではなかったので、この頃には改良されていた(特にベアファイターはMK-2部隊仕様のニュータイプ)のでしょうかね。


あと、また重箱の隅を突くようですが、

>新バトストでは飛行中の所を落とされたように書かれていましたが

あれ?と思って見直したのですが、新バトストp17は「飛行場を離陸しようとした瞬間」と書いてありますので、やはりこれも地上戦だと思います。

マルダー黙示録

三式さんの一連のコラムが始まり、どうしても気になっていたのが黙示録に登場したマルダー。当初はファンサービスだと思いましたが、暗黒軍の対空装備力がこうだと運用せざるを得ないと思いました。コング達のほうが立派なミサイルを積んでおりますが、コングは万能なので対空だけに構ってられないので、コスト面から考えても暗黒軍が旧式のマルダーに頼らざるを得なかった時期が2回はあったように思います。(F2完成後~ギル誕生、オルディオス参戦~ガンギャラド降臨の2期間。わずかではあるがオルディオスにダメージを与えた?)

対空の話では無くなってしまいますが、黙示録のあの唐突なネプチューンも、暗黒大陸の複雑でいりくんだ地形ではその特性を生かし、暗黒基地のライフラインを破壊つくし、相当うざがられていたと思います。(的が小さい上に曲面装甲で玉が弾かれアロザウラーよりも倒しづらいのでHP72とか?)

No title

レドラー「なんだ、あのバケモノは、こっちの攻撃が効かねぇ!!もっとちかくに・・・ウボァー!!」

ってカンジだったんでしょうか?w
キンゴジュがおもいっきり飛び上がって・・・的な

量産型コングから対空ミサイルとっぱらったのはただ単にレドラーが優秀だったからだけじゃなさそうですね・・・
デスザウラーの支援砲撃のために元からの装備だった長距離ミサイルが採用されたのかも
コレにより暗黒軍は優秀な対空ミサイルの技術を入手しそこね逆に共和国は旧ゼネバス帝国の技術協力を得て対空攻撃のノウハウが向上したってのもうなづけます

ただガンブラスターの対空砲火はナゾですね・・・砲塔は射角がつけれんハズなんだが・・・

ゾイドバトルとマルダー

親記事と皆様のコメントを読んでいて、ガイロス帝国は電子技術が苦手
なのではと思いました。
実際、バトルリサーチ3巻と公式ファンブック全巻を調べても、純ガイロス製
ゾイドでミサイル装備機は少数派、電子作戦機に至ってはエレファンダー
スカウタータイプのみでした。
(ダークスパイナーとキラードームは実質ネオゼネバス機なので除外)
となると、旧式でも純国産より信頼性のあるミサイルを持つという理由で
マルダーを復帰させたのも納得です。
また、ミサイルより職人技に頼ったというのは、管理人様のゾイドバトル
興業説が理由になると思います。
本説でのゾイドバトルは、軍事政策兼経済政策であると同時に娯楽です。
となると、観客映えする職人技が歓迎されるのはありうると思います。

No title

ガンブラスターの対空兵器としての運用は正しいと思います
少し意見が違ってしまいますが、この機体は長距離砲装備機ですので、近くの航空兵器に攻撃するのではなく、水平線から頭を出した瞬間に砲撃を加えて撃ち落とす感じだと思います
接近戦だと運動性の低さと固定砲から取り回しが悪いですが。超長距離なら少しの軸をずらす動きでも着弾地点ではキロ単位で動いています<ガンダム鋼鉄の7人の「神の雷」が極端な例
そういう意味では射程に入る直前にレーダーなり監視の警戒機が敵を発見して、データを受け取ったガンブラスターが迎撃するのでしょう、対して索敵能力を殲滅するのを受け持つことで一種の護衛をするのがレドラーなのではないでしょうか?
実際、ガンブラスターの長距離火力は新世紀でもセイスモに一歩譲るレベルですので、距離での火力低下は抑えられている可能性もありますし


暗黒軍の対空装備の少なさは環境によるのかもしれませんね
大規模な航空兵力を運用する能力がないために航空兵器のデータ不足から開発できなかったのではと思いました<ホエール系は基地ではなく水上に着水させて運用など
航空兵器の整備維持のための基地建設の立地やインフラ、ノウハウ不足から大規模な建設が帝国軍吸収で初めて可能になり、ギルベイダー配備にようやく完成したのかもしれないですね
もっとも、その時には制空戦闘も可能な(本業でないにしても重防御と重火力で空域を制圧可能)機体が出来たのが不運だったのかもしれません


帝都での最終決戦で共和国軍が攻めきれなかったのは、基地に装備された防空兵器で空爆が迎撃されていたのかもしれないですね<ゾイドには補給・補充の面から装備させる余裕がなかったために<あと自分から攻める必要ないからと割り切ったのかもしれないですね


No title

最強の飛行ゾイド、ギル・ベイダーの印象が強い暗黒軍ですが、
こうして見るとギル・ベイダーやガン・ギャラドが就役する前や、
就役後も含む対空戦力の面では共和国の方に分がありますね。

一方の共和国軍はギル・ベイダーと言う非常に厄介な相手がいるだけに、
対空戦力やさらなる空軍力の強化に力を入れていった事が伺えます。

こうして見ると暗黒軍の戦略はやはりギル・ベイダーに頼る所が大きく、
一番数を揃えやすいレドラーは強化されたとは言え、F2の登場以降は正にアニメ無印の中で言われた「非力なレドラー」状態に陥ってしまい、
地上戦力の対空能力も低く、共和国の爆撃や空挺などの空から攻める作戦を許してしまっている事が伺えます。

ダークホーンの対空能力に関してですが、
ゲームのPSゾイド2では確かレッドホーン由来の2連装ビーム砲くらいしか対空攻撃に使えなかったので、
ビーム系やレイズ系の装備で対策を施した飛行ゾイドにとっては正にカモだった事を思い出します。
ハイブリッドバルカンは威力はともかく射程に難があるのか、
あるいはあの巨大かつ長大な砲身から振り回しにくいかもしれないので、
そうした所から、対空戦は苦手なのかもと思いました。

後の機獣新世紀の時代も含めて考えると、
ガイロス帝国空軍の主力はレドラーに頼り切りで、
後継機候補のストームソーダーは共和国ゾイドになり、
シンカーは空海両用という特性を活かした運用でないと厳しい面があったりと、
暗黒軍(=ガイロス帝国)は、良くも悪くもレドラーが戦局を左右するゾイドになっていると思います。

No title

旧大戦末期の高度な暗黒軍の技術を見る限り、暗黒軍はゼネバス帝国に対し、ゾイド野生体の保有数はともかく、技術力で劣っていたかは疑問に思えます。案外暗黒軍にもグローバリー号の技術者が渡っていたか、もしくは新世紀のオーガノイドシステムなどのようにグローバリー号にも匹敵しうる古代からの高度なテクノロジーを保有していた可能性もあるかもしれません。

No title

>アザレアさん
コックピットの処理は分かりやすい部分ですが、対空能力など他の部分を見てもうまくハマりますね。
ゼネバス帝国軍の技術は凄い!!

暗黒軍の空軍力重視は「大陸間戦争」という事情ゆえだと思います。
暗黒大陸・中央大陸を往復できる戦略爆撃機が開発された背景はそこにある!

陸戦機はデッド・ボーダーやダーク・ホーンが最後まで主力でしたね、、。
ちと頼りない。
あとはデスザウラーや暗黒コングで補強していた程度でしょうか。
強いて言えばガン・ギャラドは陸戦もできますが、基本的にはギルと行動を共にする飛行ゾイドのカテゴリーだと思います。
やはり国力的な限界からそうせざるをえない感じになったのでしょうねー。

>ネームレス Mk-II 量産型さん
やはり「大陸間戦争」なので、「敵上陸部隊が飛行ゾイドで上空支援をしながら攻めてくる」ような場面を想定していたと思います。
それゆえ対空装備の充実が共和国では求められたのだと思います。

アロザウラーやベアファイターは私は「予備役」でとりあえずその陣地に居た程度と思います。
というのもこの頃の戦いは暗黒大陸であって中央大陸の首都がいきなり攻撃されるなど想定外だったからです。
なので見解としては対空能力はそれほどの向上はしていない印象を持っています。

あとマッドフライの部分、ご指摘ありがとうございます!
もう一度読み返してきます!!

>kageさん
そういえば黙示録にはマルダーが出てきますね!
確かにユニットコストの低いマルダーは運用したいですね。
この時代になって超最新技術でアップデートされたマルダーが再び就役した…と思うとなんとも胸アツですね。

ネプチューンはどうかなー(笑
メガトプロスくらいならまぁ、という感じですが。

ただ河川などを密かにさかのぼり偵察などはしていたかもしれませんね。
戦争末期には「リベンジ・オブ・リバー」という戦いがありました。
これは川を越えて暗黒首都を目指す共和国軍。それを阻止したい暗黒軍の戦いでした。
ネプチューンは戦いに先駆けて川を渡って偵察などをしていた・・・・と考えると、これもまた凄い見せ場があって胸アツです。

>w15さん
レドラーは接近しすぎたんでしょうかねえ。
どうやっても、それこそゼロ距離になっても効かないと思うんですが、まぁいずれにしろレドラーのパイロットが無事である事を願います。

>砂ZPさん
ガイロス帝国はディメトロドンを最高の電子戦機として運用しており、けっきょくゴルヘックスに勝つ事はできませんでした。
なので不得意かはともかく超得意というわけではなさそうですね。
まあダークスパイナーもゴルヘックスには勝てなかったので、どっちかというとゴルヘックスが凄すぎということでもあるんですが…。

>デスペラードさん
ガンブラスターへの見解、凄いです。
なるほど! 長距離用だと使えそうですね。
バトストの描写を見ていると、なんだかもう接近しまくって撃っているイメージでした。
ですが実際は遠距離から対空射撃を始めているものですよね。

暗黒軍はギル・ベイダー以前の飛行ゾイドは開発していたのかな。この辺の事情も興味深そうですね。
ゾイドコアボックス付属の「ゾイドバイブル」には前史にて中央大陸を襲うアーリータイプのガンギャラドと思しき機体が出てきたりもしましたが。
ただいずれにしろ飛行速度、高高度性能、運動性などいずれもが格段に劣っていたでしょうね。
そういう事情も想像すると面白そうだなあ・・・。

帝国軍を吸収するより前の時代。その時代の暗黒軍装備もドンドン創造していきたいです。

>ラウルさん
対空戦では暗黒軍は見せ場が少なかったですねー。
ただ、それだけにギル登場後にあらゆる飛行ゾイドを瞬殺していったシーンは最高のカタルシスがありました。
レッドホーンが敗北続きでダーク・ホーンになってようやく大勝利したシーンにカタルシスを感じるように、空で大苦戦する暗黒軍が一機に逆転したというギルの見せ方はとても良かったと思います。
それだけに、その後すぐに逆転されたのが悲しかったのですが・・・。

ダーク・ホーンの対空能力はゲームでも低めなんですね、、。
「レッドホーンの砲を改良し対空装備とする」程度で、ハイブリットバルカンは対地上ゾイド用なのかもしれませんねえ。
(タートルシップは的がデカいし低空を飛んでいたので当てる事ができた)

この時期の飛行ゾイド・対空装備の考えをまとめる事ができたので、次は新世紀の事も考えていきたい!

>samonさん
旧大戦末期の高度な暗黒軍の技術は多くがゼネバス帝国技術によって支えられていたという考えですね。
あのギル・ベイダーも「飛行型デスザウラー」というべき性能です。この辺から導きました。
古代技術は多少あったかもしれませんが、本格的になったのは新世紀以降だと思います。
新世紀においてガイロス帝国は西方大陸での遺跡調査を行いました。
この事から「暗黒大陸には美味しい遺跡はあまりない」ことも伺えます。
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