昨日の記事のあれこれ
先に読んでおかないと訳が分からないと思います。
ゴーレムを中心に24ゾイドの事を考えたものでしたが(もう少し加筆したうえでコラムに編入したい)、今回の記事ではあえて反証するものも考えてみたい。

24ゾイドが人工ゾイドではないかという事は、コアの位置もさることながらネプチューンを見て思ったからでもあります。
ワニなのに口が無い。いいのかそれ。
野生体から造るものだとすれば、生物の強みを生かすべきなのでは。
(バトスト4を見るにつけ、キットでは省略されているだけで実物には口があるのかもしれないが)
しかし

実の所、デスピオンの所には、思いっきり「機械獣」と書かれていたりする。
しかも「どう猛」とある。だからやっぱり生物なのかなあとも思ったりする。
人工ゾイドならどう猛とは紹介しないだろうなぁ…。
なおネプチューンも別のカタログでは、やはりどう猛だと紹介された事がある。

ロードスキッパーも、イダテンというのはいかにもダチョウである。
「あっという間にトップスピードに達する」というのは、やはりダチョウのコアを使用したからとも思える。
その他、学年誌記事のメガトプロスを見ていると、ゴーレムとふいに遭遇し、思わず突進するといういかにも生物らしい戦い方をした事があったりする…ので、やっぱり人工ではなく通常と同じように野生体を使用したのでは という風にも思える。
一方で昨日の記事のものもある程度はしっくりくるわけで。
まあ、実際はどうなっているかというのは謎なんですが、こうやって答えのないものを追い求めるのも楽しいものであります。
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この頁は昔に読んだ記憶があります。え…これって…ゾイド…だよね?。なぜパイロットがこんなに大きい?。と困惑したのを覚えてます。どこか未来的な雰囲気を持った大好きなシリーズです。
前のゴーレムの記事と合わせて読ませていただきましたが、人工ゾイド説というのはBLOXにも通ずる所があって説得力がありますね。
メガロトプスはパイロットによるものか、メガロトプス本体によるものかは分かりませんが、デスピオンとロードスキッパーが両方とも帝国製である所からは、ホバード博士の技術力の高さを感じます。
なぜこれらがBLOXとして発展しなかったのかと考えても、ゾイドコアを連結する技術がなく出力不足だったという説も浮上します。
また、あくまで勝利するために作ったものであり、ゾイド人の信条的には人工ゾイド技術を本格化したくなかった…というのも面白いと思いますね。
サイズが合わないとジオラマ等で邪険に扱われることもありますが、24ゾイドにはアタックゾイドやBLOXとの技術的な繋がりが伺えるとなると、他とは一線を画く要素が魅力的に見えてくるのは何とも不思議です。
機獣新世紀世代ですが、24ゾイドを何かの本で初めて見た時はスケールが違うゾイドに違和感しか感じませんでした。ですが、今では「大人になって分かる魅力」と言いますか、ゾイドには巨大兵器だけでなく様々なものがあることを高いクオリティで示している24ゾイドは戦場のリアルさと戦術的な物語の奥行きを形成してくれていると思っています。
前回の記事の後にこれを読んで考えてみたのですが、
アタックゾイドや24ゾイドは「機種によって人工コアを使っているのと野生コアを使っているのがいる」や、「どの機種も野生のコアを使った機体もあるが、早急に数を揃える必要性から人工コアを使った機体も存在する。」と言った可能性もあるんじゃないかと思いました。
前者は「機体によってはどこにコアがあるんだ?」と言う点から「機種によって人工コアを使った物とゴーレムのように野生体のコアを使った機体がそれぞれいるんじゃないか?」と思ったことから、
後者はどの機種も従来の野生体コアを使った機体は存在するけれど、「歩兵用ビークルの発展系と言うのであればゴドスやイグアンのような小型ゾイド以上の数が早急に必要になってくるため、野生体の捕獲だけでは数が足りないし、人工飼育の体制が整うのを悠長に待つ訳にも行かないから、早急に数を揃える為に人工コアを使った機体を増産して野生体コアを使った機体だけでは足りない数を補ったのではないか?」と思ったからです。
また、ブロックスとの関係性についても、「アタックゾイドや24ゾイドで養われた人工コアの技術がグランドカタストロフによる大異変によって野生ゾイドの生態系に壊滅的なダメージを受けた東方大陸(ファンブック4巻より)の復興の一環として提供され、ブロックスが生まれたのではないか?」と考えてみたりしてみました。
個人的に(世代的にも)ブロックスで一気に注目を集めた感がある人工ゾイドコアを使ったゾイドですが、こうして「メカ生体時代から既に存在していたんじゃないか?」と考えるのは大変興味深いですし、考察のし甲斐があっていいですね。
>通りすがりのゾイド乗りさん
このカタログは広く流通しましたからね。
自分もカタログを見て、無限の想像をしたものです。
色んな意見を聞いていると、当時スケールの違いをいまひとつ上手く伝えていないのが24ゾイドの敗因かもしれないなと思いました。
>アザレアさん
一定の説得力は出たかなーと思います。
色々と疑問もあるんですが。しかしその疑問も絡めて今後更に考えてみたいです。
ジオラマではサイズの違いを逆手にとった魅せ方をしているのもありますね!
メガトプロスがウオディックを砲撃しているシーンとか凄く上手いです。
ただ苦労はされていたようで、当時は特製の1/72デスピオンやゴーレムも作られジオラマに登場しています。
(これを発売してくれていれば・・・)
>Admiral Hausさん
大人になると魅力を感じたというのは良く聞きます。
なので良いものであるのは確かなんですよね。
しかし逆に言えば子供には上手く伝えにくいものでもある。そこが24ゾイドがいまひとつ乗り切れなかった理由だと思いました。
難しい事です、、。
しかし超小型ゾイドの存在はリアルなゾイド世界には欠かせないものであるわけで。
今後1/72でも並行して出すなり色んな方向を探して欲しいなと思います。
>ラウルさん
機種によって というのはアリな考えですよね。
ショットダイルなんかは、コアがあるように見えますし。
同じ機種でも という考えも面白いですね。
この説でイギリス軍の戦艦を思い出しました。
たしか戦艦が不足していたイギリスは、旧式戦艦に偽装パーツを付けて最新鋭戦艦に化けさせたんだとか。
ブロックスはいきなり登場したから違和感がありましたが、実はそれ以前から・・・というような考えがあると面白いですね。
ここで終わりでなく更に肉付けしたいです。
24ゾイド=人工ゾイドコア説、意表を突いた説に驚きました。
非常に興味深いです!
24ゾイドは大好きなシリーズですが、デザイン面では極端な
シリーズ、という印象を受けています。
共和国軍は「機械的すぎる」、
帝国軍は「生物的すぎる」という印象です。
共和国については、メガトプロスの頭部クリアパーツを展開すると
ほとんど座席しかない(たとえばデスザウラーの頭部は、
ハッチを展開しても残った部分はちゃんと「頭部」に見えます)、
バトルローバーの腕が本当にただの「機械の腕」にしか見えない、
など・・・。
帝国軍については逆に、関節や筋肉の表現が生々しく、白い
装甲を引き剥がしたらその下にはむき出しの生体組織が蠢いて
いるのでは・・・と想像してしまいます。サイボーグのような
グロテスクなイメージです。
ロードスキッパーの顔なんか、リアルすぎて気持ち悪い・・・。
非常に個性的なシリーズですので、設定的にも従来と違った
アプローチがなされているのは間違いと思いますね。
実はこのコラムは、以前に頂いたコメントが気になって、それで考えてみたものです。
http://zignition.blog3.fc2.com/blog-entry-1694.html
この記事
素晴らしい妄想のきっかけをありがとうございます!
共和国24ゾイドの無機質さは凄いですね。
しかしそれでいて他のゾイドと並べた時に違和感を感じさせていないのも凄い。
実はメガトプロスのデザイナーさんはゴジュラスと同じ方なんです。
さすがだなあと思います。
設定面では更に掘り下げていきたいです。
そのためにも資料をもっと集めて戦闘シーンなど考察できるものを増やさねば。
素人意見でもお役に立てて光栄です!
こちらこそありがとうございます!
やっぱり自分以外の方の意見から膨らませると、いつもと違う説なんかも考えられて新鮮でした。
今後ともよろしくお願いします!
バトスト第4巻のシーン(マイケル少佐のゴーレムにウルトラがやられる場面)では一応歯のようなものが付いてるのですが、これはワニらしく・・・と無理矢理取って付けたような感じでしたね。
こういう極小ゾイドが人工で・・・という説は、当時のサイバネティックといいますか、ロボコップやターミネーターなどの影響から生まれたようにも思えますが、説得力を持っていますね。
ネプチューンフレーム改造で巨大ワニ型ゾイド(ディノスクスのような)のようなものも出して欲しかったと思いますね。
バトスト4のネプチューンは衝撃でしたね。
歯 あるんかいって・・・。
あの機体はもうちょっと研究したいです。
通常型もああなっていると考えるべきなのか特別型なのか。
巨大ワニは絶対欲しいですよね!
そしてバリゲーターの分も活躍してほしいです。