最初期のメディア展開のこと

最初期の小三のゆるーい話。


ゾイドといえばバトルストーリーだと思います。
リアルな戦場を描いたそれは非常に魅力的だと思います。

しかし最初期からゾイドはバトルストーリーだったかというと違う所もあり、「展開する中でバトルストーリーへシフトしていった」という方が正しいと思います。
最初は、「SF」が強調されたものでした。

最初期のゾイドのCMのナレーションが
「時間と空間を越えた未知なる星域ゾイドゾーン。あらゆる環境に適応した機械獣・メカ生体ゾイド。緊急時には直ちに軍団を形成し、壮絶な電撃戦を展開する」
だったのだから(ゾイドオフィシャルページでチェックすべし)よく分かると思います。


ゾイドが、かなり初期の段階から本格的にメディア展開を行った雑誌・小学三年生も、最初期の掲載からガチなバトルストーリーがあったわけではありません。
何となく「ゾイドは戦う兵器であり帝国と共和国が戦っているんだよ」というような事は書かれていたけども、実際に戦っているような場面は少なく、むしろ別の切り口からゾイドを紹介することが多かったと感じます。

今回、84年11月号を紹介します。

この号は特に印象深いものです。


この号は、「探検隊がゾイド星の奥深くまで潜入し、まだ見ぬ秘境を発見。そこはゾイドたちが暮らす楽園だった」というものだった。
SFロマンあふれる展開です。


洞窟の奥で白いゴジュラスを発見。尻尾が短いのが特徴だとある。
「ホワイドン」と名付けられたそうだ。

冒険していて見つけたということはつまり野生体だと思うのだけど、うーん、まぁ、細かいことは気にしちゃいかんのだろうな、この時代は。


最初期のストーリー展開はまだまだ方向性が固まっておらず、様々模索されていた跡があります。
先にも書いたとおり個人的にはバトルストーリーが好き。
ただ、こういった「ゾイド星の謎を探り、新たなゾイドを発見してゆく」という冒険モノでも魅力的だなーと、この号を見ていたら思います。
やっぱり異星の物語だし。

…もしかしたら現在軸になっているコンセプトアートは、この最初期にあったSFテイスト満載の冒険・探検モノと、バトルストーリーをミックスさせたものなのかも。
とか思ったりもしました。


ちなみにこの頃の改造ゾイドはすごいものが多い。


スカウトウォーカー。
これはカッコイイ。けど背中に乗ってるのは何・・・?


トライクルーザー
こっちも何か乗ってる…っていうか説明文がすげえ。
グラビティウルフの源流か?


スーパードラゴン
これも車輪。
ただこれは顔は結構いい感じ?

もちろん、後のバトルストーリーに繋がるようなミリタリー系のものもあります。

グランチュラの連装砲装備型はカッコイイ。
デンジャラスは本当にデンジャラスだわ…。

ストーリーテイストとしては冒険モノは好きだけど、改造の方向性はバトストのものの方が好きかな…、正直。
とはいえ、この時代の、固まっていないからこそ自由に楽しんでいる雰囲気は、それはそれで非常に魅力的です。

新しい展開が起こっている昨今。
議論するような見方もそれはそれで楽しい一方、おおらかな時代を振り返り寛大になってみるのも良いかと思います。
そしてその上で良い方向を導いていけると良いですね。
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コメント

非公開コメント

No title

確かに今のゾイドオリジナルのストーリーにはこの初期の雰囲気がありますね。「白の民」のゾイドとかで、ビガザウロとか出てもよさそう・・・

No title

乗ってるのは同じトミー製のRATsのロボットからの改造、だと思いたいですがw
トライクルーザーは海外ゾイドのSerpentの部品とか使ってるらしく、当時の読者に真似するのは難しい改造ですよね…

私もやはりバトストが好きですが、それ以前のゾイドの雰囲気も面白いです。惑星探査機のようだったメカボニカも興味を惹かれるものがありましたが、秘境探検ジオラマとは…!

No title

お疲れ様です。

これは興味深いです!
この「何でもアリ」な感じはかえって新鮮ですね。

スカウト・ウォーカーは今でも通用するデザインだと思います。
(乗っているのが人間なら、24ゾイドくらいの大きさでしょうか?
このころから超小型ゾイドという概念があったのは驚きです)
トライクルーザーはカッコいいですが、ゾイドに見えない・・・。
走り続けると車輪になるんですか!
スーパードラゴンは、海外限定ゾイドの「タンク」と「サーペント」を
足したようなデザインに見えます。

マンモスの隣にキングギドラがいらっしゃるようですが・・・。

No title

トライクルーザーは、よく見ると頭?がスタリアスのスターランナーですね。
最初のCMで、ビックマンクスが一緒に出てた頃ですかね。

この頃は確かにいろんな方向性を模索していたのか、
ゴジュラス大魔神とか、とんでもないファンタジー?なのが出たかと思うと、
次の号では少しリアルになって、バトロイドタイプゴジュラスとか出たり、
色々と試行錯誤が見て取れますよね。

ゾイド少年隊なんていうのも、その一つでしたね。

No title

>主人さん
惑星間になっていたり、規模は違いますが冒険というところでは一致していますね。
ビガザウロはロゴにもなっているし、何らかの形で出てくるとは思っています。
MSSかゾイドオリジナルか…、期待して待ちたいです!

>極光さん
サーペント。いわれてみれば確かに使っていますね・・・。
真似できないと言うか正直真似したく無いというか。

この場面、いろんなゾイドたちが仲良く水場に集まっている非常に牧歌的な感じです。
こういうのも、たまには良いですよね。

>さとうみずさん
スカウトウォーカーは足回りがカッコいいですよねー。
乗ってる人がパワードスーツ的なものだとすると、アタックゾイドのショットダイルと同じくらいの大きさになりますね。
リアル版ショットダイル…。

キングギドラは居ますよー。
ちなみに名前はキングギドラスです・・・・・。

>HAさん
既にゴジュラスが出ているので、ビガザウロCMの1年以上後だと思いますね。
そう思うと凄いですね、この展開って…。

ゾイド少年隊もありましたね。
一瞬だけ登場して全く登場しなくなりましたが。
あれも語りたいところです。

No title

なかなかするどいですね!
この改造はトミーがやったやつで、それなりの人かコンテストかな?

共和国共通コックピットに武装を付けて砲座にするのは誰もが考えるんですね。
因みに私はコックピットの左右にストローで砲身を作りコマンドウルフの後ろのハードポイントにつけてました。

・・・因みにプテラスとステルスバイパーのコックピットを付け替えてプテラスの胴体に付けてステルスプテラスってやったひとはさすがに私ぐらいでしょうね( ̄▽ ̄;)

No title

>ユーフォーさん
この号の改造ゾイドは、とにかく数が多いのが特徴です。
10以上の手の込んだ改造ゾイドが居り、しかも方向性が結構バラバラなのでコンペの可能性は高そうですね!
ゾイドオリジナルの展開は冒険・謎解きロマンあふれるこの頃の感じと、バトストの感じを上手く融合させていってくれる事に期待します!

>鎌倉幕府さん
ストローで素材作成は学年誌の改造ゾイドでもたびたび見かけますよ!
砲にしたものもありますが、背景の工場の煙突やパイプなんかによく使われてますねー。
今にしてみればストローは砲身の肉厚さが無いのがネックですね、、。
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