ワイルドゼロの国家を考える2

今日は37話!
ここ最近自分でもどうかと思うほどゼロ関連のあれこれを書いているんですが、盛り上がってるんだから仕方がない。
ゼロ勢力も本格参戦してきたタイミングなので、勢力の内情詳細が判明する前の今だからこそ妄想しておきたい所もある。

そんなわけで37話直前の今日は国家についての妄想をします。
以前に「ワイルドゼロの国家を考える」という記事を書きましたが、改めてもういちど。


ネオヘリック共和国はヘリック共和国からの流れにある国家。これは簡単。
一方、難しいのはネオゼネバス帝国です。

ネオゼネバス帝国について現在は、
・ネオゼネバス帝国(本国)
・真帝国(反乱組織)

がある状態。

国について考える前に、まずコチラの事情から片付けましょう。
真帝国とはけっきょくいかなる組織なのか。

真帝国の目的は何なのだろう? これは国家を考える上で極めて重要です。
プロイツェンは「ガイロス帝国から脱却しゼネバス帝国を復活させる」ことが目標だった。
この場合、国を考えるうえで「ガイロス帝国」「ゼネバス帝国」が出てきます。
しかしプロイツェンが「ルドルフを始末しガイロス帝国皇帝の地位に付く」ことを目的としていればどうか。
この場合、彼の行動はただのトップ争いに過ぎないので、国家としては「ガイロス帝国がある」というだけで済みます。

さて真帝国……。
真帝国は大層に「真」なんて名乗ってるけど、その実は「自分たちが国のトップになりたい」としか考えていないと思います。

何気に注目しているのはゾイドに描かれている国家のマークです。


真帝国のスナイプテラやオメガレックスを見ると、本国と同じマークが付いてるんですよね。


このマークが機体に付いているのが分かると思います。

プロイツェンの反乱によって建国されたネオゼネバス帝国の各機にはゼネバス勢国の紋章がありました。


言うまでもなく、「ガイロスではなくゼネバスなのだ」という明確な目的があるゆえです。

シーガルの起こした反乱、真帝国のゾイドが本国と同じ紋章を付けているのは大きな意味があると思う。
やはり「オメガレックスを使えば自分たちがトップになれると思った」だけなんだと思う。
だから国の紋章がどうだとかそんなことは考えてない。
よって「野望を持った者が内乱を起こしただけ」と考え、国家を考える記事では大きく扱わないようにします。


さて、次にゼロ勢力です。


ゼロ勢力はゼネバス帝国の紋章を持ってるんですよね。
これはやはりゼネバス帝国なんでしょう。

「ワイルドシリーズだから前シリーズと同じレイアウトでも関係ないかもしれない」とも思いますが、でもやっぱりわざわざ同じ図案を出したのだから相応の意味はあると思いたいです。
関係ないならそもそも同じ図案を出さんでよろしい。別のを作れという話だし。
ゼロファントスのシールにはゾイド文字で「ぜねばす」と書かれたものがあるし。

ところで色が紫なのが特徴的でもある。我々が良く知るゼネバス帝国国章は赤と黒です。
しかし実のところメカ生体の頃からカラフルなゼネバス帝国図案は存在した。


基本が赤、24ゾイドが青、ツインホーンが色反転の金(黄色いだけどメタリックなシールなので)、シュトルヒとシーパンツァーが外枠無しの黄色。
ツインホーンのはゴージャスで皇帝親衛隊な感じがする。
(ただしコング限定は普通の赤だしシュトルヒは黄色だけど……)
シーパンツァーは何か特別だったんだろか・・・。
まぁ、それなりのカラバリがあります。
これを考えると、紫になった(赤じゃない色を使った)のは特別なことではないのでしょう。


個人的には、ワイルドゼロの「共和国=ヘリック系、帝国=ガイロス系、ゼロ勢力=ゼネバス系」だったらスッキリしていたのになー、と思っています。
でも実際は帝国の首都名がネオゼネバスなんですよね。つまりゼネバス系である。
そしてゼロ勢力はゼネバス帝国と同じ国章をかかげている。つまりゼネバス系である。

帝国もゼロ勢力もゼネバス系…?
そしてこの時代、ガイロス帝国はどうなっているのだろう。


それについてかなり飛躍して妄想してみます。
現在の所の私の見解です。

ワイルドゼロの共和国
国名:ネオヘリック共和国
ヘリック共和国の系譜にある国家。

ワイルドゼロの帝国
国名:ネオゼネバス帝国
詳細は下記。

機獣新世紀ゾイドの当初は「ガイロス帝国VSヘリック共和国」でした。
それはZAC2101のプロイツェン自爆による帝都ヴァルハラ消滅で終わり、「ネオゼネバス帝国VSヘリック共和国」の戦いになります。

ネオゼネバス帝国VSヘリック共和国時代、ガイロス帝国はどうしていたか。
ネオゼネバスと交戦はしていませんでした。
しかしながら中立には程遠く、積極的に共和国を支援していたようである。
行った最大の支援はバーサークフューラー野生体の提供。これは凱龍輝になりました。

凱龍輝が居なければ共和国はセイスモサウルスに完封されたままで反撃さえできなかったはず。
ネオゼネバス帝国にとって、ガイロス帝国は直接戦ってこそいないが「クソ忌々しい」存在だったと思います。

この図式は日露戦争当時のイギリスに似ているなー と思います。
当事、ロシアは海戦で勝利をするべく最強のバルチック艦隊を日本海に移動させた。しかしルートは以下のような長大なものとなった。


地球を半周近く……。

このような長い航海では何度も寄航し燃料や食料を補給する必要が出ます。
乗員の士気を維持するためには上陸しての息抜きも必須。
またこれだけの距離を移動するには相当な時間もかかります。
艦船は長い間洋上に置いておくと貝類が付着し速度が落ちたりするなどの害があります。なのでできれば本格的に整備できる場所も欲しい。
ですがバルチック艦隊はそれがほとんど出来なかった。
なぜかと言うと当事の日本は日英同盟を組んでおりイギリスが味方だったから。

イギリスは本国はもちろん植民地でも入港や石炭提供を拒否したりした。
こうしてイギリスは直接的に交戦しないままバルチック艦隊を大いに弱体化させたのだった……。

直接交戦こそしていないがヘリック共和国と同盟を組みネオゼネバスに手痛いダメージを与えてくるガイロス帝国。
これはとても似ています。

当事のロシアとしてはイギリスは「クソ忌々しい」ながらも何も出来なかった。
なぜなら当事のイギリスは世界最強国家だったから、文句を言おうものならそれこそ殴り返される危険性が高かったため。

「力こそ正義という考え方は、建前上は否定される。だが、強い軍事力を持った国家は覇権を得る現実があるし、適切な軍事力を持たない国家は自由も平和も享受することができない」


ガイロス帝国とイギリスには決定的な違いがあります。
それは強さです。

ネオゼネバス帝国の強さは圧倒的だった。
首都が消滅し復興の最中にあるガイロス帝国なんて目じゃない。

イギリスは世界最強国家だったので無茶が出来た。
でも軍事力で劣るガイロス帝国がヘリック共和国に肩入れしていたら?

「目障りな国は消してしまえ」という機運がネオゼネバス帝国の中で徐々に高まっていったんじゃないかなぁ……。

機獣新世紀ゾイドのネオゼネバス帝国建国後の私の妄想年表を以下にまとめます。
文字色はファンブックEXなどの公式書籍に記述のあるものは黒文字、私の妄想が青文字にします。

ZAC2101

プロイツェンの反乱
ガイロス帝国首都「ヴァルハラ」消滅
ネオゼネバス帝国建国宣言

ZAC2102
ヴォルフ・ムーロア率いる鉄竜騎兵団が中央大陸ほぼ全土を制圧、ネオゼネバス帝国は領土を得る。
共和国残存部隊は各地でゲリラ戦による抵抗を続ける。
 
ZAC2105
共和国反抗作戦の切り札ゴジュラスギガが完成。

ZAC2106
セイスモサウルスを完成。ゴジュラスギガを圧倒し共和国軍を中央大陸から完全に駆逐する。
敗れた共和国軍は東方大陸へ脱出、ZOITECの支援を受ける。
 
ZAC2107
ガイロス帝国がバーサークフューラー野生体を共和国に提供、これにより凱龍輝が完成する。
 
ZAC2108
共和国軍、中央大陸北東部海岸に上陸。
帝国軍の要塞を次々に陥落させ、旧共和国首都をめざして進撃する。
戦況の悪化から、ネオゼネバス帝国内で、ガイロス帝国を潰せという機運が高まってくる。


ZAC2109
旧共和国首都での会戦。
ヴォルフの乗るエナジーライガーが暴走するも、レイ・グレッグのライガーゼロファルコンの活躍で事なきを得る。
会戦は共和国の勝利に終わる。
ヴォルフが共和国側の捕虜となる。
ネオゼネバス帝国とヘリック共和国の間で会合が開かれ、停戦で合意する。平和の時代がようやく到来する。


ZAC2108の青字補足はそりゃそうだと思う。
誰だって勝ち戦をしていたところに横槍入れられて状況が変わったらそうなるでしょう。

ZAC2109の青字補足は
1、エナジーライガーからは急激にエネルギーが抜けていっている状態=そう遠くないうちにエネルギー切れで停止する
2、会戦に勝ったのは共和国側なので増援を回す
3、会戦勝利後に共和国の回収部隊が現場に駆けつけヴォルフを確保
と想像しました。

ヴォルフは若い。彼なりに一生懸命政治をやっていたけどハッキリ言って独善的で強引なところも多かった。
捕虜になったあとは直接共和国側の意見を聞き、反省もしたと思う。そして停戦になったのではないかと……。


そこから120年後(ZAC2230)が三匹の虎時代です。
この時代は全面戦争ではないものの、ネオゼネバスと共和国は再び対立していたようである。
特にネオゼネバス系企業「Zi-Arms」社は「ZOITEC」社の社長を誘拐したり、三匹の虎を集めてメガデスザウラーを建造しようとしたり、けっこうやりたい放題。

三虎の事件の後処理がどうなったかは不明ですが、もめただろうなぁ……。
メガデスザウラーのスペックは無限に荷電粒子砲を撃てるまさにチートゾイド。無限に撃てるから完成していればOSデスなんて目じゃない。もはやマッドサンダーの反荷電粒子シールドもゴジュラスギガのハイパーEシールドも強引に突破するであろう。
そんなもんを建造しようとしていたなんて、その裏に「完成したら力で強引に共和国に優位を示す」という思惑があったことは疑いようがない。


Zi-Arms社はネオゼネバス系企業。
三匹の虎やメガデスザウラーの建造に関わっているあたりから、もはや一企業というよりネオゼネバス帝国その物言っても過言ではないでしょう。
それがなぜここまで暴走したのか。

さて民なんて勝手なので、戦争が終わったらその直後は「やっぱり平和がいちばんだね」なんて言うけど、のどもと過ぎれば熱さを忘れてだんだん不満を言い出すようなものです。
この頃には「あの戦いでああしておけばもっと良い条約が結べていたのでは?」というような声も挙がっていたでしょう。

120年後だと…、もうヴォルフもレイも(Zi人であることを加味しても)かなりの高齢。
というか、他界しててもおかしくない。

カリスマ的リーダーでやりくりしている国は、それを失った時に脆い。

三虎前後の年表を、私は以下のように考えました。

(ZAC2109にネオゼネバス帝国とヘリック共和国が停戦)

ZACZAC2225頃(停戦から115年後)
ネオゼネバス皇帝、ヴォルフ皇帝崩御(※)。
これに伴いネオゼネバス帝国国内はザワついてくる。
※ヴォルフはアンナ・ターレスげの重いから生涯独身を貫いたかも……と思うのはロマンチストすぎ?


翌年~
ネオゼネバス帝国内で、120年前の戦いへの批判が高まってくる。
あの時はいまだ戦力で共和国を圧倒していた。だから簡単に停戦せずに戦いを継続すれば良かった。
そうすればネオゼネバスにとってもっと都合の良い条約が結べていたのではないか?
そんな世論が強くなる。


ZAC2230
ZOITEC社やZi-Arms社が三匹の虎を相次いで完成させる。
Zi-Arms社がZOITEC社長誘拐事件とメガデスザウラー事件を起こす。
メガデスザウラー事件はZi-Arms(ネオゼネバス)にとって失敗に終わった。
失敗を受けて、ネオゼネバス帝国内には更なる不満が高まっていった。


ZAC2231~
120年前の戦いで完勝を逃した理由が議論される。
皆が凱龍輝の名前を挙げる。
「あのゾイドがなければ勝っていた」

バーサークフューラー野生体を提供したガイロス帝国への憎悪が増す。
また「再び同じ事(共和国に利する行為)をするんじゃないか? ガイロス帝国はネオゼネバス帝国にとって危険では? という意見が幅を利かせてくる。

その末に、ネオゼネバス帝国はガイロス帝国への侵攻を決定する。
軍事力で勝ることから強引に併合を迫る。
ガイロス帝国は要求を呑まざるを得ず、併合に合意する。
ネオゼネバス帝国とガイロス帝国が合体した国の名前は「ネオゼネバス帝国」
分かりやすい言葉で言うと「吸収」であった。
ただ唯一、国章だけは改定された。




強引な併合をヘリック共和国は強く批判した。また危機意識も持った。
これを機に、ネオゼネバス帝国とヘリック共和国の対立も深くなっていった。
そして対立はワイルドZEROの時代まで続いている……。



次にゼロ勢力、ゼネバス帝国の国章を持つ勢力です。
中心人物はイレクトラ・ゲイト。


「惑星Zi脱出の際に、帝国側移民船から姿を消した」事が判明している。
つまりもともとはネオゼネバス帝国の国民だったという事が言える人物です。
イレクトラ・ゲイトはなぜ思想を持つに至ったのか。なぜ反乱を起こしたのか。

ネオゼネバス帝国の流れを見ると、時代と共に「うーん……」となっている気がします。
初代ゼネバス帝国における建国の父・ゼネバスは、「中央大陸を理想的に統治できるのは自分だ」という想いで戦っていました。

中央大陸で戦争が起こったのは何故だ。東西格差だ。
ヘリックはこれに「良く言えば平和的に」「悪く言えば綺麗事や理想論で」解決しようとした。
ゼネバスは「悪く言えば暴力的に強引に」「良く言えば現実的に」解決しようとした。
両者の評価は個々に委ねよう。しかし両者とも高い志があった。

ゼネバスの志はどこまで引き継がれている?
プロイツェンとヴォルフは良いとして、その後は……。
国民の不満の捌け口としてガイロス帝国を潰すようなやり方はゲスい。
大事な国章を変えるのも明らかに志がない。

名前こそ今でもネオゼネバスだ。だがその中身はもはやゼネバスにあらず。
「もういちどゼロからゼネバス帝国を作り直す事が必要だ……」
そんな思想を持ったグループも出現したのではないか。

思想集団と言うのはとにかく思想を大切にします。
それを受け入れ同じ色に染まる者は「同志」にして歓迎し、受け入れ者ものは徹底して批判し排除する。
思想集団はそれゆえ、思想を受け入れ理解する自分たちを崇高であると。受け入れない者を愚かと捉えるようなカルトになりやすい。
肥大化すると、「愚か者を処分する事は救済」とかいうレベルにさえなる。

イレクトラ・ゲイト率いる思想集団は科学船を乗っ取り、ボーマン博士の基点で未遂に終わったとはいえ移民船団を破壊しようとさえした。
(2話のサリーの回想より)
まさにカルト化した集団のよう。
ゼロ勢力は……、そのような思想の集団ではないかと。

現在の国家を大いなる妄想でこのように考えました。
まとめます。

ネオヘリック共和国→ヘリック共和国からの系譜

ネオゼネバス帝国→ネオゼネバス帝国がガイロス帝国を無理やり併合した国。建国当事の志を失っている。

ガイロス帝国→ネオゼネバス帝国に吸収されて消滅した。

真帝国→ただの反乱者でトップになりたいだけ。

ゼロ勢力→本当の意味での「ゼネバス帝国復活」を目指す集団。
邪魔するものは粛清して、何としても地球の派遣を取って星を正しくしなければならないと考えるカルト集団。

予想があっているかどうかは不明ですが、長々と考えました。
これからの話を楽しみつつ答えあわせをしたいです。
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