本サンプル

ゾイド線画ですが、ようやく全てブラッシュアップ&色付けが終わりました。
ただ、もう一度くらいは見直し細かいミスも修整あればしたいと思います。
今月は残り数日あるので、まぁいけるかなという感じ。

さて今回は、線画じゃなく本の中身のサンプルを作ってみましたので出してみます。
製作予定の本は、「機体解説本」と「戦史研究本」ですが、まずは線画が揃ったので機体解説本から作ります。



ばん!
こんな感じで各機を作ろうと思っています。

以前にプチアンケを取った際に、「背景は色つき・機体は色なし」が良いという意見が多かったので、そのようにしております。


本文サンプル
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ビガザウロ
両軍を通じて初の大型ゾイドである。
大型ゾイド開発は、以前より強く望まれていた。その巨体を使用すれば、強力な戦闘ゾイドになるのは明白だったからである。
しかしその開発規模は、小型ゾイドと比べ物にならない大掛かりなものである。大型戦闘用ゾイドが実現するのは、まだ遥か先であるというのが通説であった。
このような状況であったが、国家分裂後のヘリック共和国は開発を強行した。
実現の困難さを理解しつつも、来るべき全面戦争に備え大型ゾイドは必須と考えたのである。

結果的に、共和国は見事大型ゾイドを完成させた。
史上初の大型ゾイドであるが、革新的な技術はさほど使用されていない。むしろ既存技術を堅実に積み重ねる事で造られている。
しかし、既存技術とはいえ、これだけの規模で破綻無く積み重ねた事は特筆に価するものである。

ビガザウロの特徴は大きく分けて六つある。
一つ目は大パワーである。従来の小型ゾイドとは文字通り桁違いを誇り、全く申し分ないものであった。
その為、輸送機としても活用されている。ペイロードは25tに達しており、就役当時としては抜きんでた数値であった。

二つ目は頑丈さである。大型機であるから、当然フレームはそれだけ強固なものが使用されている。すなわち完成した機体は小型ゾイドと比べかなりの頑丈さを誇ったのである。
従来の対小型ゾイド用装備では全く歯が立たないものであった。
無論、強固なフレームを使用すれば頑丈になるという単純な話ではない。強固なフレームが巨体を支えつつも素晴らしい頑丈さを維持しているのは、改めて設計の優秀さが分かるものである。

三つめは威容である。ビガザウロは大型なうえ、長い首を持つ。その首を持ち上げた時の迫力は凄まじいものがあった。
巨体は隠密性に劣る弱点もあったが、それ以上の心理的効果を発揮した。すなわちビガザウロを見た味方は勢い付き、敵は巨体を恐れ怖気づくのである。

四つ目は直接戦闘力の高さである。大型機だけに、全身に強力な火器が多数備えられている。この重武装を活かし、複数の相手を同時に倒せる程であった。
巨大さとパワーにものを言わせ、体当たりや踏み潰すような強引な戦闘も可能であった。

五つ目は指揮管理能力である。ビガザウロは長い首を自在に動かし、高い位置から敵の行動を素早く把握できる。
またコックピットは単独で飛行可能であり、より精密な状況把握も可能であった。戦場を把握した後に、味方部隊に適切な指示を送るのである。
この能力は、従来の戦闘の在り方を大きく変えた。
従来は、単機の強いゾイドが勝利するものであった。しかしビガザウロの指揮により、優勢時は更なる追撃が行え、劣勢時は援軍を呼ぶか素早い撤退をする事が出来たのである。
効率的な勝利と最小限の被害を実現するビガザウロは、戦術級というより戦略級の意義を持つ機体であった。これにより共和国軍は個々のゾイドの能力以上の勝利を得るのであった。

六つ目は、陸上だけでなく水上でも運用できる事である。初の大型ゾイドでありながら、水陸両用という素晴らしい能力を有していた。無論、この能力により運用幅は広がっている。
しかし、本格的な外洋航行力ではなく沿岸部での運用がせいぜいであった。この分野はまだまだ技術的過渡期であり、完成形とは言えぬものであった。
それでも、この技術的下積みが後年のウルトラザウルスを誕生させたのは疑いようがないものである。そういった意味では特筆であろう。

このように、ビガザウロは革新的な機体であった。就役と同時に大きな効果を示し、各地で大活躍を続けその名を轟かせた。
しかし、その栄光は長く続くものではなかった。ビガザウロにより大型ゾイドの効果を実感した両軍は、より強力な新型大型ゾイドの開発を決意したのである。
共和国軍はマンモスやゴジュラスといった機体を開発・就役させた。帝国軍も遂に大型ゾイド開発を決意し、レッドホーンやアイアンコングといった新鋭機を開発・就役させた。
ここへきてビガザウロの能力は急速に旧式化していった。
また、こうした開発競争が進む中で、中~小型ゾイドも飛躍的に強化されていき、いつしかビガザウロは小型機にさえ苦戦し始めたのである。
革新的な大型ゾイドであったが、その抜きんでた能力ゆえに開発競争を加速させ、自らの旧式化を早めたのである。これは実に皮肉な事であった。

ゾイドの飛躍的な能力向上を受け、直接戦闘の任務では一線を退いた。
後方での輸送任務や指揮管理任務では、その後もかなりの期間に渡り運用が続けられた。後年、グスタフやウルトラザウルスといった新鋭機の登場した後は、これらの任務も引き継いでいった。
これにより、ビガザウロはついに完全退役していったのである。

後の大型ゾイドと比べると貧弱であるのは否定出来ないが、就役時としては抜群の完成度を誇った事は確かである。大型ゾイドの祖であり、まさに傑作機と呼ぶに相応しいものであろう。


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だいたい、解説はこんなノリになると思います。
もちろん、公式設定ではなく私の独自解釈による解説です。
(といっても可能な限り公式資料から導くもので作っています)

こういうボリューミーな解説を…、全て書くのはいつになるのかしら…。
遅くならないように頑張りたいです!
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