黄ばみ

お問い合わせを頂きましたのでそれににいて。

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ゾイドキャップの硬化と復活のことで質問させていただきます。

こちらのサイトの記事を見させていただき、黄ばみが酷く、硬化した、メカ生体版ウルトラザウルスのキャップを、ワイドハイターEXにつけて、日光に当てること一週間。
(その間、液が白濁したので、2回新しいワイドハイターに交換。)
見事に復活しました。
こちらのサイトのおかげです。
ありがとうございます。


で、ここからなんですけど。

その後、組み立て直す時間もなく、1ヶ月ほど室内のダンボールに本体と一緒に入れて放って置いたところ(北向きの部屋で、夏場でもそこまで暑くはなりません。)
黄ばみが復活し、硬さも漬け込み前に戻ってカチカチになってしまいました。


何か復活させる際の注意点があるのでしょうか?
ご返答いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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ありがとうございます。
ゴムキャップについてですね。
お役に立てたような、そうでないような……。

やっぱり黄ばみは難敵ですね……。
最初に結論を書くと明確な理由やコツは分かりません。
科学的なメカニズムについてはよく分からないまま進めています。
どちらかというと「これで上手くいった」という経験則に基づいている感じですので、精度を高めるには今後も検証を続け実例を増やすしかないと思っています。

そのうえで、現段階で考えられることをまとめますので、参考になれば幸いです。
ただし、あくまで現段階での推測ですのでその点は注意を願います。

■ワイドハイターEXで黄ばみが消え元の色が復活すること
これについてはトライした全てで同じ結果が出ていますので、ほぼ確実に「そのような効果が出る」と判断して良いと思います。

■液が白濁
頂いたメッセージを見て、私は「液が白濁」の部分に注目しました。
これ、基本的には出ないはずのものです。

以前にデスピオンの極めて状態が悪いのを漂白したときのことです。


キャップの色に注目。本来は青いキャップがタバコのヤニや日焼けによってこんな状態になった個体がありました。

これをワイドハイターEXに漬けたところ、


徐々にマシになり…、


遂にはここまで回復しました。元と同じ色です。
ただし、白濁したものが下に溜まっています。

おそらく同じ状態になったのではないか、と思います。

私の経験上ですが、白濁は出てしまうとあまり良くない。
白濁が出たものは「硬化」について元のカチカチ状態に戻りやすいと認識しています。
上のキャップもそうでした。

「状態の極めて悪いキャップを長期間漬ける」ことで発生する感じがします。
状態がマシなキャップだと、それこそ一ヶ月ほど漬けても発生しませんでした。
上のデスピオンは10日くらいで白濁が発生しました。

白濁液の発生はキャップの状態によって避けられないのかもしれません。
上のデスピオンも、問い合わせを頂いた方のウルトラについても、劣化がもはや激しすぎたのかも。。。

白濁した液ですが、キャップを乾かすと白い膜のようなものがキャップにまとわりつきました。
白や灰色キャップだと目立たなく気づかないかもしれません。しかしデスピオンの青いキャップでは非常に目立ちました。

劣化が進みすぎたキャップでは白濁液が発生するのを避けられない。
それでも、短時間だと出ません。
それを踏まえて「キャップ漬けは白濁液が出る直前に終える」のがベストかもしれません。


■黄ばみの戻り
これについても不明点が多いです。
プラなどの黄ばみのプロセスは解明されていないそうです。
よってここも経験則です。

うちのスーパーファミコンは使っているときは綺麗なグレーだったんですが、タンスにしまって数ヶ月が過ぎると激しく黄ばみました。
あんがい「冷暗所で安定して保管」した方が黄ばみが早いのかもしれません。

ウルトラのキャップ洗浄は私も行いました。
その時に下記のことがありました。

全体的には中程度の黄ばみでした。


ですが数箇所のみ激しい黄ばみ(むしろ茶色に…)がありました。
それが「装甲で覆われて普段は見えない場所」でした。


不思議です。
外気から守られて最も安定した場所のはずなのに……。

そんなキャップも黄ばみがぬけたのですが、漂白から一年ほどたってどうなったか。


これは漂白直後の画像ですが、今でもこんな綺麗な状態を維持しています。
いやしかし、装甲の下のキャップについては黄ばみが確認できました。
ここからも「暗所の方が黄ばみが進む」事が言えるのかもしれません。

ワイドハイターEXは漬ける+日光で白くなります。
なので「日光(紫外線)が適度に当たらないとその後の状態保持がしにくい」のかなぁ……とも考えます。
あくまで推測ですが。


冷暗所での黄ばみですが、「新品未開封品が黄ばんでいた」という事は聞きません。
これは「ない」のでしょう。

うちの初代ゲームボーイは新品ではありませんが、冷暗所に保管していても全く黄ばまず良い状態をキープし続けています。


思うに、黄ばみは
「①皮脂や汚れが付着する」「②それがプラやゴムに浸透する」「③紫外線のない場所で長期間置かれる」

ことで発生する感じがします。

なので
・新品などの完璧に良い状態
・使用品であるが、黄ばむほど触っていない(①の状態に至っていない)
場合は、どこで保管しようがそもそも発生しないのかと。

そしてここからがキモですが、一度でも②まで達成してしまうと「一旦洗ったりして綺麗にしても、③をすると黄ばみやすい”リーチ状態”に置かれる」のかなぁと思いました。
残念ながらそれは避けようがない。
しかし「リーチ状態」はまだリーチであってあがりではありません。その状態をキープできたなら十分です。

今のところ、紫外線が適度に当たるようにしていくのがベストかなあと思っています。
むろん当てすぎは劣化を促進します。あくまで適度です。

以上は私の少ない経験に基づく全くの推測です。
また材質にもよると思います。
生産国、生産時期など……。

まだまだ検証していかねばなりません。
不完全な答えになってしまい申し訳ありません。現状ではこんな感じです。
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アタックゾイド

問い合わせを頂きましたのでそのテーマで!

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アタックゾイドの改造はあるのでしょうか?
やはり小さいのであまり改造に向いてないのでしょうか?

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ありがとうございます。
超小型ゾイド・アタックゾイドについてですね。

確認した資料の中で改造されたアタックゾイドは居ませんでした。
「てれびくん」はゾイド特集をアタックゾイド中心で展開しましたが、そこでさえ確認できません。
「森林迷彩を施したアタックゾイド」が確認できる程度です。ですがこれは塗装であって改造ではないでしょう。

ただ…

「アタックゾイドを使って強化改造した通常ゾイド」ならありました。
ただしこれはカノントータスの改造機でしょう。アタックゾイドの改造ではない。


思うに、アタックゾイドは軽量級で積載量も大いしたことが無い。
だから改造してもあまり意味が無いのでしょう。
それよりもパイロット側に機関銃を持たせる、剣を持たせるなどした方が効果的である。そんな運用をしたと思いました。


ほぼ同サイズの帝国側24ゾイド、ロードスキッパーやドントレスはそんな運用をされていますね。
これと同じ感じ。

パイロットに武器を持たせる最大のメリットは射角だと思います。全方向に向けて攻撃できる。
全方向を向けるメリットは説明するまでもないでしょう。

さて「むき出しのコックピット」のアタックゾイドなら、パイロットに機関銃持たせれば簡単に全周囲対応の射撃が実現できる。
ゾイドに搭載する砲より威力は低い。といってもサイズから考えてアタックゾイドの砲はそれほどの威力は無いでしょう。
通常ゾイドの砲には遠く及ばない、兵が持つ機関銃に近い威力と思います。

そんなわけで、アタックゾイドに改造が見られないのは「する意味が無い」「ゾイドではなくパイロットが武装し代わりとする」のだと思いました。
アタックゾイドはゾイドの戦闘能力というより兵士の力を重視したイメージです。
サイズ上、そうした方が良いクラスだと思います。

ただ唯一、ゴリアテとサラディンはミサイルやロケット砲を増設しても似合いそうだし良い運用が出来そうだと思いました。


豆戦車的な。


~余談1~
「メガトプロス」とかのサイズになると改造タイプも多数確認できますね。


これくらいが武器を増設できる(兵が持てる銃を遥かに凌駕する威力)サイズなのでしょう。
デスピオンやゴーレムにも改造タイプが確認できます。

~余談2~
「積載量が少ない」と書いたアタックゾイドですが、台無しなことを書きます。


クロスウイングが6機でシールドライガーMK-IIを空輸! しかもシールドはキャノンビーム砲を撃ってる!!!
シールドライガーMK-IIは110tだから、一機あたり18.3tもの重量を負担している……。
こりゃぁ、凄いパワーですね!
18tといったらゴジュラスキャノン1門よりも重いぞ!

しかも射撃の反動でゆれても大丈夫という事でしょう。凄まじいな……。

ちなみにクロスウイングは爆弾をかかえて果敢に出撃。デスザウラーに爆弾の雨を降らせて進撃速度を遅らせるという特大金星をあげたことがあります。
その間に共和国軍は撤退を成功させた。
うーん……、共和国側では最も活躍したアタックゾイドかも。

そんなわけで、お答えになっていれば幸いです。

穴掘り

問い合わせを頂きましたのでそのテーマで!

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子供のころからの疑問なんですがマッドサンダーのマグネーザーで地下にマッドサンダーが通れる程のトンネルを掘れるのでしょうか?
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ありがとうございます!
マッドサンダーは初期においては穴を掘りまくってました。
共和国首都還戦においては、穴を掘っていきなり首都のど真ん中に現れたりも。



この能力って凄い価値ですよね。
地下から攻めれば発見されることもなく安全に侵攻できる。マッドが通れる穴が開けば、たいていのゾイドは後ろから付いていく事もできるだろうし。

ギル・ベイダー出現後の劣勢時にも、マッドは暗黒軍基地に突如として出現し暴れまくったことがあります。


マッドの図体で地上進行すれば発見される事は必至。
奇襲が成功しているので、おそらく穴を掘って侵攻したものと思われます。

さて実現できるかどうかです。
まず最初に言うと「可能か不可能か」というと、作中でそういう描写があるので可能だと判断します。
可能としたうえで、どのように実現しているかを考えます。

いわゆる「地底戦車」について空想科学読本では以下の点から不可能とされています。

1:固い岩盤を採掘する際は、掘削時の抵抗がそのままバックトルクとなるため機体が逆方向に回転してしまう


ドリルを正面から見ると、この図のように回転しています。
ドリルは、固い岩盤に当たって掘り進めなくなったら、機体が逆方向に回転してしまう問題があります。

2:ドリルのサイズの問題


「ドリルで穴を開けて、その穴を通る」ので、「ドリルのサイズ>機体のサイズ」でなければなりません。
しかし多くの地底戦車はドリルの方が小さくなっています。
上の画像はサンダーバードのジェットモグラ。このドリルで穴を開けても車体が通らない事が分かるでしょう。

3:排出した土砂の問題
岩盤を崩しても、それを後方に排出しないと前に進めません。
トンネルが長くなればなるほど、土砂排出の問題は大きくなります。そんな事をしていては時間がかかりすぎるので作戦に投入できなくなります。

4:トンネル強度の問題
岩盤にドリルで穴を開けただけでは強度上の問題があり、落盤などの危険があります。
穴を開けたら速やかに鉄骨やコンクリートで補強する必要があります。

5:廃熱の問題
地底では熱を大気中に逃がせないので処理がしにくい。熱によりメカニックが容易に停止してしまいます。

「以上に示した通り、時速数10km以上の高速での地中進行は物理的に不可能であるといえる」
だそうです。

では一つ一つ見ていきましょう。

1:固い岩盤を採掘する際は、掘削時の抵抗がそのままバックトルクとなるため機体が逆方向に回転してしまう
これは2つの解釈を行います。

まずは、ドリルを複数にして逆回転にすれば簡単に解決します。


このようにすれば機体は回転しません。マグネーザーは二連ドリルなのでこの例かなと思います。
難点として機体に負荷がかかりますが、これはマッドサンダーの機体強度を考えれば全く問題ないでしょう。

2つ目の解釈ですが、そもそもゾイドのドリルの強さは現代地球のドリルとは比較にならない強さだと思うのです。
「ウルトラキャノン砲を受けても大丈夫なデスザウラーの装甲を突破する」ようなのがマグネーザーです。
ゾイド星(惑星Zi)の地盤は地球よりも鉄分が多いので固さも上でしょう。しかしそれを加味しても、分かりやすく言うと「ピンバイスで豆腐に穴を開ける」ような容易さじゃないかなと。
そもそも抵抗で逆回転するなんて事は考えなくていいほどドリルが強い。

ゾイドでは他にもドリルを持ち地中潜行可能なゾイドがいます。
代表的なのはブラックライモスでしょうか。
これはマグネーザーよりは遥かに威力が劣る。けど、それでも「「ピンバイスでビスケットに穴を開ける」位の容易さじゃないかなと。


なおブラックライモスのドリルはウルトラの装甲をブチ破るくらい強い。

ということで1を突破しました。
次に2です。

2:ドリルのサイズの問題

これはマグネッサーシステムの効果で解決しているんじゃないかと。

2002年に発表されたゾイドのムービーでは、地中をブチぬいて出現する大迫力のマッドサンダーが描かれました。


マグネーザーに注目。
らせん状のエネルギーが出ています。

私は同人誌・ゾイドバトルリサーチでマグネーザーについて以下の解釈をしました。
「マグネーザーは、回転によって周囲にマグネッサーウェーブを発生させる。これが回転して前方の物体に穴を開ける」

マグネーザーはドリルと言われますが、どちらかというとテーパーリーマーです。


空けられた穴の径を拡げたり、形状を整えたりする工具です。
実際、マグネーザーは穴を開けるような形状には見えないんだよなぁ。
リーマーは穴が開いてなければ使えない工具です。小さな穴を拡張する事は出来るけど、何もない所に穴を開ける事は出来ない。
でもマッドは穴を開けてる。
なので、バトリサのような解釈をしました。
この解釈は2002年発表のムービーを見てひらめいたものです。

さてマグネッサーウェーブについての解釈を更に書きます。
「マグネーザーの周囲にウェーブを発生させる」
これは


このように細くすると、それこそデスザウラーの装甲でもブチ破れる威力を出す。
そして穴を開けたらリーマー(マグネーザー自体)で穴を拡張しながら掘り進む。やがてコアの位置まで掘り進む。

一方で大半のゾイド……というかデスザウラー以外のゾイドだと、そもそもそんな固い装甲は持っていません。
なので同じように使うのは威力過剰である。
そこで


このように効果範囲を設定できるのではないかと。

こうする事で貫く威力は落ちる。だがデスザウラー以外のゾイドに対しては十分な威力である。そして範囲は広い。
マッドサンダーは「マッドサンダータイフーン」なる技を使ったことがあります。

マグネーザーを回すことで前方広範囲をこんなにしちゃう。
これって、この説を裏付けられるかも。

もちろん岩盤はデスザウラーの装甲よりも柔らかい。効果範囲を広げてドリルを使える。
そうすれば本体が十分に進める広さの穴が出来る。
というか後続部隊が通れるくらいの穴にさえ出来る。

というわけで2を突破しました。
マグネッサーウェーブが発生し見た目以上の穴ができる。


3:排出した土砂の問題
これが最大の問題かなーと思います。たしかに発生した土砂をどこかにどかす必要がある。
ただ、地球だと岩を砕いたら砂利とか砂のようになりますが、ゾイドの場合は違うのかも……と思いました。

「マグネッサーウェーブで岩を砕き外側に押し付ける」
つまり図解すると、


このような岩が…、


色が濃い部分は密度が高い事を示しています。

こうなるのではないかと。
マグネッサーウェーブで砕いた岩を周囲に押し付ける。
押し付けられた岩はその部分と同化する。

イメージ的しやすいように言うと、食パンに指で穴を開けると想像してください。
この時はほとんど粉やクズを発生させないで開ける事が可能でしょう。
穴を開けた。その分のパンはどうなった。周りを押しつぶして広がったのです。

マグネッサーウェーブの効果で強く周囲に押し付けられた結果、そうなるのではないかと。

そしてこれは
4:トンネル強度の問題
の問題も解決します。
踏み固めたようになるので強度も高い。
もちろん永続的にこの穴を使うなら補強した方が良い。けど、いちど通るくらいならぜんぜんOKな強度が達成できるのではないかと。

最後に
5:廃熱の問題
ですが、これは1~4で述べた通り十分な大きさの穴が開く。それゆえ、そりゃあ外気に比べれば熱くなるけど致命的なほどではない。


ということで以上のように考えてみました。

ブラックライモスも穴を掘りますが、マッドサンダーの弱い版みたいなものであって「自分が通れる程度の穴」なら掘れるんじゃないかな。
超硬度ドリルってマグネーザーに凄く似てるし。


なおオチとして台無しなことを言うと、まだ謎な事があります。
マッドサンダーはいい。ブラックライモスもいい。

でもこいつは……、

厳しいんじゃないかな……。
何が厳しいってコイツ、むき出しのコックピットなんですよね。
辛すぎでは。辛すぎでは!!
穴を掘ること事態は現実のモグラと同じように出来ると思うんですが。

穴が掘れるメカニズムはいかようにも解釈するけど、このむき出しのコックピットは辛いよなあ。
レッドホーンの尻尾を越える最狂のコックピットな気がする。
まぁ、この回答は「ゾイド星人だし!」になるのかな。

最後にアレな事を書きましたが、回答になっていれば幸いです。

ABSへの塗装

お問い合わせを頂きましたのでその件で。
(幾つか頂いているのですが順番にお答えしますのでお待ちの方は申し訳ありません、、、)

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私が大好きなラプトリアを塗装していたらアーマーのパーツが割れてしまいました。使っていた塗料はミスターカラーのブルーエンジェルスカラーです。原因を知ってたら教えていただいたら幸いです。
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とのことで、、、残念でしたね、、、、。
お悔やみ申し上げます。

原因についての心当たりですが、これはゾイドの材質がプラスチックの中でも「ABS」という種類だから起こったと思われます。

プラモデルの材質はプラスチックですが、プラスチックの中にも「PS」とか「ABS」があります。
ゾイドはABSです。

PSは艦船とか戦車とか飛行機とかの、いわゆる昔ながらのプラモデルに使われている材質です。
PSは基本的にどの塗料で塗っても大丈夫です。

対してABSは塗装に弱くて、塗装すると内部に細かなヒビが入って最悪は割れてしまいます。

じゃあなぜABSを使うのかですが、
1:発色が良い
2:強度が高いので可動部に使いやすい(ABSは柔軟性も高いので凹凸スナップフィットに特に適している。PSは開いたら開きっぱなしなので遊んでいるうちに穴が広がってガバガバになりやすい)
とかの理由ですね。

その代償として塗装に弱い……。

でもABSも塗装できなくはありません。
塗料には「ラッカー」「アクリル」「エナメル」があります。このうちラッカーはあまりメジャーでないので割愛します。


クレオス社のMr.カラーだと「ラッカー」だと思います(瓶の記載をご確認くださいませ)。
ラッカー系塗料はABSを最も強く侵します。
どうしても使うなら「塗膜は薄く、さっと」で。また塗装後はパーツが脆くなっているので極力いじらないようにした方が良いでしょう。
(ラプトールを塗装したとすると、塗った時点では無事でも、ワイルドブラストの動きを繰り返すと破損したりする)

コトブキヤから「ABSパーツに塗装したい!」というページもありました。参考に。

ただ総合して言うと、可動や駆動を重視する場合は、ゾイドには推奨はしにくい塗料と思います。


クレオス社からは他に「水性ホビーカラー」というのが出ています。
これは水性アクリル塗料です。筆が水洗いできます。
ゾイドでは公式にこれを推奨しています。

アクリルもABSを侵しますが、その効果はラッカーに比べればはるかに弱いです。
私は2000年に「べったり」塗装したグスタフを作りました。
これの塗装を2017年になってから剥がしたんですが、プラの強度は全く落ちていませんでした。
参考
そのことから基本的に「水性アクリル塗料は安全」と判断しています。


ただしゾイドのABSにも種類がたくさんあります。
やたら柔らかいパーツや固いパーツ(セイスモの赤など)もあります。
すべてにおいて安全かどうかは言い切れませんのでご注意を…。
私の主観ですが、セイスモ系の赤パーツと光沢系のパーツは割れやすいと思います。

また水性アクリル塗料はラッカー塗料に比べると発色がやや悪く塗膜も厚くなりがちです。
ですが、それでも可動や稼動の多いゾイドには最適だと思います。


参考になれば幸いです。

余談ですが、ガンプラも間接部などはABSです。こちらも塗装による割れの問題が各所で起こっているようです。
バンダイもこの問題を認識しており、近年「KPS」という次世代プラを開発しています。
これは「ABSの長所を引き継ぎつつ塗装も可能」という夢のような材質で(つでに環境にも配慮されているらしい)、ガンプラではオルフェンズから順次採用されています。
ただし現在のところ「妙に柔らかい」という弱点もあり、まだまだ改良が望まれています。
いずれはKPSが弱点を克服して模型のスタンダードになるかも……。
そうなると良いですねぇ。
そうなるまでは……、あれこれ悩みつつ仕上げていきたいですね。

答えになっていれば幸いです。

ばとりさ

同人誌・ゾイドバトルリサーチですが在庫は1巻が1冊だけになっています。

さて各巻について再生産の時期はいつ頃かというお問い合わせをいただきました。ありがとうございます。
お答えします。
お答えしますと言ったそばから申し訳ないのですが、現時点では未定です。すみません、、。

希望にはできるだけお応えしたいんですが、既に何度か再生産を行ってきた状態です。
ですので、もはや欲しい方の数が少ないであろうと予想しています。
100ページ超えの本×3種類なので製本代がかなり高くて……、それなりの数を見込めない事にはけっこうな額の赤が確定なんですね、、、。

一律給付の10万をここにぶっこんで再生産……と考えたりもしたんですが、なにぶん今勤めている会社がこの先確実に生き残る保証がないので……ちょっと決断しかねています。
会社、飲食が母体なのでこの先どれだけ自粛が続くかによっては本当にヤバいんだよなぁ……。
リアルな話は嫌になってきますね、、、。

ここのところ何度か記事にしていますが、現在は魚雷食らった船状態。
バケツで水をかき出してどうにか延命してる感じ……。
うまいことダメージコントロールができてひとまず安定する……という地点を現在は模索中です。

ということで今は未定です。改めて申し訳ありません。ご理解くださいませ……。

再生産の可能性は二つです。

一つは、希望が多ければします。赤が出ない(又は出てもごくわずかな)程度の。
希望する方が居れば問い合わせフォームからご連絡くださいませ。「再生産すれば希望」とでも書いて、巻数と冊数を添えてください。
相応の数であれば検討いたします。

問い合わせフォーム

もう一つは、現在作っている新世紀本が完成したら、これを製本する際についでに……というパターンです。
こちらの可能性の方が高いと思います。
ただ、当初は今年中には完成を予定していたんですが、、、新型コロナのせいでちょっと伸びちゃっています。
今年の完成は厳しいかもしれません。
時期が来ればまた報告いたします。

そういう感じで、何卒、、あまり答えになっていないんですが、、現時点でのお答えでした。

ホビージャパン

ホビージャパンの記事紹介のレスで、更に「ガトリング砲にマグネーザーを換装したマッドサンダー」「ゴーレムをベースにしたゾイドとは別の世界観の地球の兵器というメカ」が気になると頂きましたので、そちらを紹介します。

マッドサンダーの方は、2002年1月号の作例です。


作者はパペットスパイナーと同じ方です。
角のガトリングはガンプラ、マスターグレードのグフのものになっているようです。
戦車的でカッコいいんですが、私はやっぱりマグネーザーが好きかなー。

でも、ハイパーローリングチャージャーで生み出したエネルギーをガトリングから撃ち出すとかすれば、アイアンコング以下のゾイドを一斉にハチの巣にしたり出来そう。
「デスザウラーが居ない世界」とすれば、このような仕様が誕生してもおかしくはないと思いました。
(デスザウラーが居ない世界で果たしてマッドが開発されるのかという疑問はさて置き…)

ゴーレムの方は、ホビージャパン増刊の「ホビージャパンEX」ですね。
これの1988年春号、1988年冬号、1989年春号に載っています。



地球を舞台にしたオリジナルストーリーで、話自体は1987年夏号~1989年春号に掲載されています。
全8話。
ホビージャパンでは次号からもゾイドオリジナルストーリーを掲載しています。
1990年春号まで、全4話(次号以降も続く予定だったがここで打ち切り)で掲載されています。


率直に言ってゾイド…?という作例が多く、あまり好評ではなかった…。
ゾイドファンを取り込むことはできず、かといって別の層を取り込む事もできていない。
この事情と、90年にゾイドがだんだん下火になってきたことが重なり打ち切られたのだと思います。

ただ


広告が充実していて、ここでしか使われていない広告が多数あります。
あの「デス・バーン」の広告もホビージャパンEXです。

ホビージャパンEXはまんだらけなどに行けばそれなりに見つかります。
レア度は中の上程度かな…?

気になる方は探してみても良いのでは!

まぺっと

コメ欄で質問を頂いたのでお答えいたします。
(返答が遅くなってしまいました、、、)

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どの雑誌だったかは忘れましたがダークスパイナーの改造が載っていたのご存知ありませんか?
白い装甲で口がアコーディオンのような蛇腹になっている作例(?)です。
オリジナルのストーリー等も載っていたような気がします。
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ありがとうございます。
これはホビージャパンの2002年5月号に掲載されたダークスパイナー改造機「パペットスパイナー」ですね。



とてもカッコいい改造ゾイドで私もとても印象に残っています。
白い装甲。良いセンスだなー。
当時は鮮やかな緑のノーマルカラーが嫌いだったこともあり、この作例はとても惹かれたカラーでした。

改造は無機物っぽさを強調しています。
頭部はもとより、腕の爪も1本になっています。

設定


なかなか凝ってますね。

設定は非常に興味深く、また、この時代をよく示しています。
本機の設定を読むと、ジャミングウェーブの出力強化にむしろパイロットが邪魔になっている。
人を排除し無人化した事で高性能を達成しています。

ゾイドは本来は『乗り手とゾイドが見事につながれば最強になる』ものでした。
それは初期のゴジュラス乗りの猛者だったり、アーサーのブレードライガーだったり、アーバインのジ・オーガだったりです。
乗り手とゾイドのシンクロで、本来のスペックを超えるような強さを見せたりする。
現行シリーズの「ワイルド」は、乗り手とゾイドの一体感がより強調されています。

パペットスパイナーはこれが真逆。人がむしろ不要になっているのが大きな特徴です。

ダークスパイナーの直後に、ゾイド展開の中心は「ブロックス」になります。
人工ゾイドです。
つまりパペットスパイナーの設定は、この直後からくる「生物ではないゾイド」、乗り手との精神リンクを必要としない。相性も何もない。ただし合理的であり「兵器」として極めて優れている。そんなゾイドブロックス。
その時代を予見したものでもあった……と思います。


ホビージャパンは電ホビの影に隠れて注目される事が少なかったんですが、正直それは電ホビの特集が異次元急に凄すぎたから。
ホビージャパンもこのような素晴らしい作例を積極的に展開していたのであります。
(そして今も!)

ホビージャパンはそれほどプレミア化しているわけではない・・・。むしろブックオフで100円で見かける事も珍しくありません。
興味がある方は探してみても良いのでは!

ゾイドコンセプトブック

問い合わせいただきましたのでそれについて!
9月後半から幾つか問い合わせいただいていたのですが対応遅れてました。申し訳ありません、、、、。
それでは内容。

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ゾイドコンセプトブックとゆう本を友達が昔もっていましたが、ネットで探しても見つかりません。三色さんは知ってますか?もっていますでしょうか?
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とのことでありがとうございます。
ゾイドコンセプトアートではなくゾイドコンセプトブックですね。

コンセプトブックは内容はある程度把握していますが未所持です。
欲しい!

これはゾイド2004に作られた当時の社内用会報あるいは関係者に向けて配布された冊子と認識しています。
名の通りゾイドの当時のコンセプトや今後の展開についてがまとめてある本です。
2003年にゾイドが20周年を迎えて。年度中にゾイドバトルストーリーも一段落して(2004年2月にエナジーライガーVSゼロファルコン)。
そして2004年度を迎えた。
さぁ次のステップに行くぞというタイミングで作られた本……だと思います。

こちらのページで一部見ることができます。

当時は色んな方向が模索されていて。例えばグッと大人向けにした方向性です。
バーサークフューラーをミリタリーっぽく改造した作例が作られたり(これは電ホビにも掲載された)、色々あった模様。

残念ながら2004年からのゾイドは、アニメを二作作る(フューザーズ/ジェネシス)も徐々に低調になってしまい……、その後はネオブロックス、リバセンと展開するもついに再びの休眠になってしまうのですが……。

まぁ、そんな本ですね。
凄く欲しい!
一部で所持してる方が居るのは……、なんでだろ?
関係者の方から流れた?
それともイベントなどで一部配布されたのだろうか?
その辺は謎ですが、いずれ手に入るといいなーと思っている一冊です。

ということで回答でした。
お問い合わせありがとうございました。

ゴムの劣化の話

問い合わせを頂きましたのでそれのテーマで!

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先日、機獣新世紀時代の未組立ゾイドを購入し、組んだあと部屋に飾っていたのですが、1,2カ月ほどでゴムキャップが割れてしまいました。
20年前の物だし仕方ないかと思っていたところ、最近になり部屋にあったギルラプターのゴムキャップも割れていることに気付きました。
他のワイルド世代のゾイドも確認したところ、ナックルコングやガブリゲーターなどデスメタル陣営のゾイドにキャップ割れが多く見つかりました。しかもディロフォスのキャップまで割れており、劣化の早さに驚いています。
そこで三式さんに教えていただきたいのですが、そもそもゴムキャップはどういった仕組み(原因)で割れてしまうのでしょうか?
これ程早く割れてしまった原因が気になります。
また、ゴムキャップを割れにくくする対策などあれば合わせて教えていただけると幸いです。

-----
ありがとうございます!

ゴムキャップですね。
ホントにゴムキャップはゾイドのアキレス腱ですね。
劣化前提で考えるべき素材なので、ぜひとも単品販売してほしいんですけどねぇ……。

個性派な色のキャップは替えが難しいという問題もありますね。
たとえばシールドライガーの白キャップとかデスピオンの青キャップとか。
ダメになったら替えがねぇ…!
黒、灰色とかだと別のゾイドの余りを流用したりしやすいんですが。

しかし、ワイルドも割れはじめていますか……。第一弾ギルラプターはともかくディロフォスは最近のゾイドですねえ…。
うちのワイルド機は全て無事なんですが、個体差もあるのかもしれませんね。
ただうちのワイルド機の全てがアタリ個体で、問い合わせ主さんのワイルド機がハズレ個体だったというのは考えにくい。
おそらく飾り方などの差かなぁと思いました。

といっても私も専門家ではないのである程度の知識と経験でしか答えられません。
完璧にあってるかどうかも分かりません。
その前提で以下、お答えします。


~ゴムの劣化の原因~

[オゾン劣化]

大気中に微量に含まれているオゾンがゴムを劣化させます。
「大気中にある=常に触れている」なので、当然ですが時間と共に劣化は進行します。
なにぶんオゾンは大気中に常に存在するので防ぐ事は不可能です。
強いて言えばケースの中に密封して入れておけばマシにはなるかも……。

オゾン劣化が起こったゴムは垂直方向に裂けます。
ゾイドのゴムキャップもよく垂直方向(縦方向)に避けます。

この赤で示した部分が割れてる感じ。よくありますね。

この原因がオゾン劣化と推測できます。
対策は上記の様に基本的に不可能ですが、「表面にワックスを塗る」又は「オゾン劣化防止剤という製品があるのでこれを塗る」方法があります。
私は試した事はないのですが、これをやってみてもいいかも……。

ワックスはゴム表面に薄い皮膜を作り保護する物理的保護。
オゾン劣化防止剤はゴムとオゾンの反応を抑えて劣化を防ぐ科学的保護です。
ただしワックスやオゾン劣化防止剤は通常、自転車や車のタイヤにするような対策です。
これをゾイドのキャップに使うことは果たして可能なのだろうか……という疑問があり試せていません。


[光酸化劣化]

日光などに含まれる紫外線、放射線、光そのものの影響でゴムが劣化します。
これは置き場所を変えることである程度は防ぐ事が可能です。
直射日光が当たる場所を避け、日陰になる部分に飾ると良いでしょう。
ただし光は反射するので、直射光を防いでも完璧とは言えません。


※画像は国土交通省HPより

上図の通りです。なかなか難しい……。
ですが、直射光を防ぐ場所に飾るだけで随分改善します。
また、見ない時は上に布をかけるなどをすれば更に改善するでしょう。それをするとついでにホコリ対策にもなります。
面倒くさいんですけどね……。

お金を惜しまないなら……、UVカット仕様のアクリル板やPET板があるので、それでショーケースを作るのもアリかも……。

光酸化劣化が起こったゴムはランダム方向に裂けます。オゾン劣化と同時に起こった場合は、全体がボロボロと崩壊するように崩れます。

ところで、光酸化劣化は劣化しやすい色としにくい色があります。
レッドホーンやモルガなどのライトグレーのキャップ。これは最悪です。
逆にゴジュラスやストームソーダーなどの黒キャップ。これは非常に強いです。
なぜかというと明るい色の方が光の影響を強く受けるからです。

赤、青、緑などのキャップは黒色ほどではないが割と強い印象です。
クリアーは……よくわかりません。ただ透明なのでパーツ内部で光が反射すると思います。なので強くはないと思います。


ゴムの劣化の代表的な原因は上の2つです。
その他は…、


[熱や寒さによる劣化]
これは夏の暑さでへばる。冬の寒さでへばるということです。
ゴムには耐熱性や耐寒性があります。これは通常は夏の暑さや冬の寒さに耐える設計ですが、長年使い続けると少しずつ劣化し次第に耐えられなくなります。

高温ではゴムに亀裂が入りやすくなります。
低温ではゴムが硬化し、酷くなると「結晶化」と呼ばれる状態になります。結晶化したゴムとはカチカチになったアレです。

両方とも、瞬間的に熱くなったり寒くなったりする程度なら大丈夫です。しかしその温度のまま長時間が過ぎると徐々に影響が出てしまいます。

昨今は夏が異常に暑くなりました。高温の劣化は起こりやすくなっていると思います。
気をつけたいところです。

対策としては、暑い時は室温に気をつける位かなぁ……。
寒い時は、キャップをはずして湯に漬けるとかしています。


[経年劣化]
長年使うことによってゴムが疲労し劣化するものです。
これは仕方がない事です……。

ただし、はめたままで置いておくと劣化は早まります。
たまに外して適度にほぐすと、若干は寿命を延ばせます。ストレッチをさせるようなことです。
もっともやりすぎると逆にユルくなったりして逆効果です。
このタイミングというのは難しいので各人で感覚をつかむしかないと思います。


もちろん、劣化はどれか一つの原因で起こるわけではなく、色々な原因が複合して起こります。
「どれか一項目を完璧に」ではなく「できるだけ色んな要素を広く浅く対策」した方が効果が上がると思います。


ここからは補足です。

[ブルーム/ブリード]
ゴムの表面に白い粉が吹くことがあります。これをブルームと呼びます。
ゴムの表面に液がしみ出てくることがあります。ゴムが汗をかいたような状態です。これをブリードと呼びます。

温度差がある場所に長期間置いておくと発生します。
ゾイドの場合、特にブリードが起こりやすい感じがします。


画像だと分かりにくいと思いますが、ブリードしてます。
個人的な感覚ですが、白や灰色のキャップはブリードしやすいと感じます。

これが起こっても特に品質上は問題ない……そうです。しかし私の経験上の主観だと、ブリードは劣化のサインという印象があります。
ブリードしてるけど品質は問題ないというケースは稀で、ブリードしてるキャップは硬化していたりする事が多い感じです。
できるだけブリードを見ないように日々の管理をしようという事でしょうか。


[黄ばみ]
これはゾイドではおなじみですね。
プラと同じく、表面に付いた皮脂などが化学反応を起こして黄ばみを作っていると思われます。
触る際は石鹸で手を洗ってから。これをするとだいぶ改善できるでしょう。
黄ばんでしまったらワイドハイターEXで。


☆劣化が起こりやすいキャップ☆
ここまではゴムの品質に関係なく、劣化のメカニズムを解説しました。
しかし当然ながら劣化はゴムの品質そのものにも左右されます。劣化しやすいゴムと劣化しにくいゴムがあるのです。


[金銀キャップ]
新世紀版ヘル・ディガンナーの銀キャップなどの、光沢粒子の入ったキャップは他に比べて脆いです。
これは光沢粒子が非常に粗いから、そこを起点にして裂けが発生しやすい為です。


[一部の生産時期のキャップ]
どのゾイドが、とは言いかねますが、異常に脆いキャップがあります。
うちのゾイドだと恐竜博レッドホーンのキャップが異常な速さで硬化し触るだけでボロボロに崩れました。明らかに他のゾイドにはない酷い状態でした。
時期によっては品質が低下しているキットがあるのかも……。
特に機獣新世紀~ジェネシスの海外生産ゾイドは品質が安定していない傾向にあります。

限定ゾイドの「白レドラー」のキャップは低品質の上に金キャップなのでダブルで酷いキャップだったようです。
残念ながら低品質のキャップには対策がないと思います。
代替で他のゾイドの余りキャップを付けるしかないでしょう。同じ色のキャップがあれば良いのですが……。


そんな感じでしょうか。
あまり対策を語れていない気がしますが、少しでも参考になれば幸いです。

天敵

お便りいただきましたのでそのテーマで!

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ふと思ったのですが、サイカーチス。
特別強い印象のあるゾイドではありませんが、「対ゴジュラス」を想定した際、めちゃくちゃ優位性が高いのではないかと思いました。

いくらゴジュラスが自在に動く尾部に砲を備えていると言っても、運動性能の高いサイカーチスなら尾の動きを視認して回避することは容易。
ゴジュラスは高い耐久性を誇りますが、そもそもサイカーチスはゴジュラスそのものにダメージを与える必要はなく、上空からコクピットのキャノピーを狙い続ければよい。
巨大で高い位置にあるゴジュラスのコクピットを狙うのはマーダやモルガ、レッドホーンですら困難ですが、サイカーチスならむしろ真正面上空から一方的に叩ける。

実際の戦場ではサポート機など付くのでしょうが、万一1対1で対峙した場合、ゴジュラスは成す術なく頭を抱えて逃げ回るだけ。しかし巨大なゴジュラスは飛行ゾイドのサイカーチスからは逃げることさえできないのでは。

…そんな風に思いましたがいかがでしょう。
他に「格下機なのにこいつにだけは圧倒的に優位」みたいなものがあれば面白いなと思います。機会がございましたらご考察くださいませ。

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ありがとうございます!
「格下機なのにこいつにだけは圧倒的に優位」
凄く面白いテーマですね。
「巨大戦艦ウルトラザウルスも小型潜水艦ウオディックには為す術がない」みたいな感じですね。
バトスト1巻の「レーダー装備で劣るガイサックは夜間戦闘においてはゲーターに為す術がない」のもこの例かな。

他にもないか。面白いですね。他の方の意見もぜひ聞いてみたいですねー。
やはり「飛行」とか「潜水」とか他にはない特性を持っていると、こういう事が起きやすいですね。


さてゴジュラスVSサイカーチスでサイカーチスが一方的に攻めるのは私は厳しいかなーと思いました。
サイカーチスの優位は書かれている通り上からキャノピーを狙って撃てることですね。
逆にサイカーチスの不利は鈍足のヘリという点です。

サイカーチスやダブルソーダは最高速度が地球のヘリに極めて近いです。
これの特性を見てみましょう。

ヘリはホバリングなどの特殊機動が出来る点では優れていますが、こと速度に関してはジェット機はもちろん零戦などのレシプロ機にも劣ります。
なので誘導ミサイルはおろか旧式の対空砲であっても大きな脅威になります。
速度がないので撃たれた際の回避が困難なのです。

ゴジュラスは腕と尾に角度自在の砲を持ちます。これの動きに注目して「射角を読む」事は可能かもしれません。
ただそれでもヘリの速度で砲撃を避けるのは厳しい。
なぜなら、たとえば「読心術を持つ・肉体的には一般人レベルの者」と「プロボクサー」が戦う姿を想像すると分かりやすいかな。
読心術があるので次に相手がどういう攻撃をするかは全て分かります。ただ「右ストレートが来る……」と分かっても、いかんせん体が付いていかないので避けることは叶わずクリーンヒットしてしまう……。
一度くらいは避けても連続で避け続けることは厳しい…。

対空砲の砲弾飛翔速度は初速マッハ2~3を超えます。また猛烈な勢いで速射されます。一発だけ撃つ狙撃ではなく目標撃墜まで発射をやめないのが対空砲です。
なのでこれを避け続け、なおかつこちら側の攻撃をキャノピーに当てることはサイカーチスにとって至難ではないかと思います。
ビーム砲であれば更に弾速は早く、

ただ状況によっては書かれているようなサイカーチス優位の状況も不可能ではないかも……とも考えました。
それは…………、最近なんだか急激に暑くなってきました。太陽がまぶしいです。真夏・快晴時の太陽はまぶしすぎて直視できません。
空戦の基本の一つが「太陽を背にせよ」という事です。
これは、「そうすれば敵はこちらの位置を把握できない」「逆にこちらは敵の位置を把握できる」という状況を生めるからです。


太陽光というのは強烈なので、

通常時は左のように見る飛行機も、太陽を背にすれば右のように光に飲まれて見えなくなったりしてしまいます。
角度によってはほぼ完全に見えなくなります。
もっともこれは[快晴時][昼間]に限った話です。夕方ごろになると日の光も弱くなるので、夕日をバックにするとむしろ逆光でシルエットがクッキリ出たりします。

さててサイカーチスが真夏の快晴時にゴジュラスから見て太陽と重なる位置をとれば…、そこから一方的に攻撃できないかなぁ…。

ゴジュラス側はサイカーチスの位置を把握しにくい。光学照準機は使い物にならない。
極めて限定的なケースですが、こうなるとゴジュラス側は撃たれる一方かも。
ゴジュラス側が迎撃しようにも敵の正確な位置が把握できないので大雑把な位置めがけて撃つしかない。それは当たらん…。

普段は王者として無敵を誇るゴジュラス。だがそんなゴジュラスも条件によっては……。
サイカーチスにはぜひとも頑張ってほしい所ですね。


さてその他で隠したに手こずる状況…というと何だろうなぁ。
むろんお便り中でも触れられている通り、これは「1対1」という話。普段はサポート機が付いているものだから、それをもって弱点とするわけにはいかない。
ですが状況によっては単独行動する事もあるかもしれないし、こういう考察は実に面白いですね。

私は、新世紀意向のゾイドは割と「何かに偏向した能力」である事が多いのでこういう状況がおきやすいかなと思いました。


「プテラスボマーVSジェノブレイカーorバーサークフューラー」

新世紀の帝国軍大型ゾイドは出来れば「帝国共通武器セット」は装備しておくべきだったよなぁ…と思います。
このセットは非常に使い勝手が良く、いろんな場面に対応できる傑作装備です。

プテラスではむろん完全破壊はできませんが、荷電粒子コンバーターや背中の大型ブースターを損傷させることは出来ないかな。
むろんフリーラウンドシールドで防がれたりする可能性も大きいんですが、なにしろ撃墜される事はあまりないだろうし、さいあく撃墜されたとして共和国軍はあまり痛くない。逆に成功して背中の装備を損傷させれば大戦果。
本来は対大型陸上ゾイド用装備である荷電粒子砲を対空射撃…しかもプテラス程度の小型ゾイドに使うことはジェノブレ(フューラー)はしたくないだろうし、撃つ決意をしたらそれはそれでエネルギーを大きく消費するので共和国軍にとってはニヤリでしょう。
(いかにコンバーターがあっても無限に撃てるわけではない)
という事で強力な誘導ミサイルを多数持ったプテラスボマーは格闘重視の帝国ゾイドにはあんがい大きな脅威になるのかも…と思いました。

ところで「部隊」で弱点を相互カバーするとすれば……、誰が共和国飛行ゾイドの脅威に対処していたのかな。
イグアンではもはやジェノブレに随伴するのは難しいし、かといって随伴できそうなレブラプターは火力がないしなぁ……。
陸上ゾイドでなくレドラーを上空に付けるつもりだったのかな?
確かにそれだとプテラスを排除できそう。
共和国側が更にストソを護衛に付ければ再び危ういですが、ストソ級のゾイドが登場すればさすがにジェノブレ側も荷電粒子砲を撃つ決意をするでしょう。
ストソを撃墜できるなら荷電粒子砲を撃つことに充分見合う戦果だし。

これは余談ですが、デススティンガーも対空能力はあまり高くないと思います(尻尾の砲はある程度の脅威と思うのでジェノブレなどよりは格段に上とは思いますが)。ただコイツの場合は背中がほぼ装甲なので撃たれても知らん顔して進撃できそう…。
またあまりにも爆撃がうるさかったら一旦地中に退避も出来るし、うーん、強い。
マッドサンダーもそうですが、やはり地中に離脱できるのは凄い利点だなぁと思います。

ゴジュラスギガはどうなんだろう?
ギガは通常時に使える火器がない。
まぁギガも空爆でどうこうなる防御ではないし、構わないのかな。コックピット上面も装甲化されてるし。
ただ製造を急ぎすぎた時期のロット(グランチャーに脚部を損傷させられた機体のロット)は、ザバットから空爆を受ければあちこち損傷してしまうかも…。


ということで面白いテーマなので思いついたらまた書いていきたいです!
改めまして面白いテーマをありがとうございました。
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