カタログ更新

HP更新しております。
コラムです。カタログについて書いたものは清書して全てコラムに編入したいと思います。
まずはvol.2カタログについての雑感の記事をまとめました。
こちら

カタログだけじゃなくて、ゾイドグラフィックスのほうについてもいずれまとめたいです。
アニメZEROが終わったので(まだいくつかまとめ的な感想は各つもりですが)、文章を書く時間のリソースを他に回せそうでもあります。
更新、頑張りたいと思います。
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バーニングライガー

バーニングライガーと武器ユニットを買いました!!
ゼログライジス発売が8月8日でした。そこからしばらく間が空いたので、なんだか久々のゾイドという印象です。


第三世代!
どういう新しい感動をくれるのでしょうか。

とりあえず今回はギルラプターLCと武器同梱版はおあずけ(来週あたりに購入予定!)。
その分、まずは買った二つをじっくり味わいたいです。

ライガーのパッケージは基地。
ライガー系なのに疾走するシーンとかじゃなくてドッシリ落ち着いたシーンになっています。
でもすごくカッコいい!


驚いたのは箱の薄さです。
箱の縦横はM型ゾイドの標準ですが、厚みはかなり薄い。
非常にコンパクトな印象でした。

箱の話ついでに。
今回はまだ買っていないのですが、武器同梱版は疾走するイメージの箱になっていますね。


静と動。
こっちのパッケも良い感じ。
奥に見える黒いのは量産型かな?
もっともアニメでは赤いのが量産されていましたが。
(できればそこは合わせて欲しいと思う)

個人的には黒いほうが好みかなー。ぜひ欲しい。
「同梱版は黒」とかがあれば良かったのですが。
まぁバーニングという名前だと赤の方がシックリくるんですが。
でもやっぱ黒もいいなー。
開催できるとしてですが、来年の次世代ワールドホビーフェアの限定アイテム候補でしょうか!
期待しております。


さて箱の語りはこれ位にして組みます。
まずは本体から。


説明書は「復元の書」ではなく「Zマニュアル」になっています。
しかしフルカラー印刷で親切設計な造りは相変わらず。保存版の豪華仕様です。


設定面もバッチリ。
これについては興味深い記述もあったのでいずれ触れます。

その他ではシールがない事も特徴でした。
これはちょっと残念。


では組みます。
パーツはかなり少なめで、ワイルド機の中でも短時間で組みあがる感じでした。
バーニングライガーを機に新規ユーザーを更に獲得したい意図が見えます。


!!
軸に溝がありますね。これが武器ユニットの増設と関係があるのかな。
モーターは従来と同じもののようです。

ワイルドの従来機と違って「ボーン→装甲」ではありません。
以前のシリーズのようにいきなり完成形に仕上げていく感じ。


ボディを組み上げた所。
ボディ凄まじく良い感じです!!
めちゃくちゃ好みです。

色分けが小気味良い。
ボーンはないんですが、腹部の銀パーツがあばらのように見えてニヤリとします。

メカニカル感もとても良いし、中央にキャップがあるのも嬉しいですねー。

ボディが組めたら各部を組んでいきます。
色分けが凄いキットなんですが、その構造は実に凄い。


色分けはメカ部分と装甲を二重にする構成で実現しています。
装甲側の「抜き」が恐ろしく高度に設計されているので、わずかなパーツで素晴らしい色分けを実現しています。


耳の裏なんかも別の色なんだぜ……。これはすごい。もはや狂気ですな。
HMMとかMPではなく通常のキットでこれをしたというのたゆまぬ工夫を感じる。
感激です。

難を言えば、赤がちょっとキツいな~。造形のことではないんですが。
真っ赤。
ややメタリックが入っていますが、それでもかなりキツい赤だなぁ。
率直に言って安っぽいと感じます。
ギルラプターみたいな赤だったら良かったのに。
パッケージなどでのバーニングライガーはいい赤なんですが……。
この色はガッカリポイントでした。


脚部の色分けもこんな感じ。細かくてすごいです。
また裏面も肉抜きが目立った従来機と違い、かなり見ごたえのあるものになっています。

ただ意地悪なことを言うと「個」としては素晴らしいキットなんだけど他のキットと比べたときに浮いた感じもするかな。
次作であろうゼノレックスは従来機と同程度のざっくり色分けでした。
この先の全てが同じ構造になるわけではないらしい。

「シリーズ全体としてのデザイン」としては違和感な所もあります。
他のゾイドと並べた時、色分けの細かさで差が目立ってしまうのではないか。
ゼノレックスとはライバルだと思いますが、並べた時に片方の色分けが雑に見えてしまわないかなぁ……。
精密なら精密に。ザックリならザックリに。シリーズでの統一感が欲しいと思います。

また「細かく色分けされているからこそ、極細部の色分けできていない部分が目立つ」というジレンマもあると思います。
ゾイドはザックリ色分けです。でもだからこそ細かい部分(例えばシリンダーやパイプ)が色分けされてなくても気にならなかった。
全体として調和が取れていたのです。
でもなまじっか細かく色分けしたバーニングライガーは、それゆえ細部の色分けされていない部分を目立たせるようになったとも思います。

そうした意味で、極めて高い評価を与えつつも、決定版とは言えない構造という感想です。
ただし、それでもよくぞこんな意欲的な構造にチャレンジしてくれました。そして形にしてくれました。
最大級の賞賛を送りたいです。
今後さらに完成度を高めて頂ければと思います。


ということで、


かんせい!


続けて武器も組みましょう。


武器はギアパーツが非常に多いのが印象的でした。
従来、ここまで複雑なギアを組ませるゾイドがあっただろうか!?

組む難度や細かさはむしろ本体よりも上かも。
しかし、動きを作っている感じがとても面白いです。
組んでいて凄くワクワクする!


完成!
期待通りカッコいいガトリングだなー。


装着!


ということで今日の記事は組み上げるまででした。
本体の構造は「おぉー!」でした。頭部や脚部の色分けに期待していたんですが、むしろボディに感動しました。
本当に良いボディなのでぜひ多くのユーザーに体験して欲しい!

そして武器がワクワクします!
動きを作ってる感じがたまりません。

ギミックについてとかデザインの感想は次回以降の記事で!

今日はバーニングライガー発売日!

土曜日なのに「今日は○○話配信!」のタイトルで記事を書かないのが久々すぎてちょっと戸惑う。
いやしかし今日は今日でバーニングライガーの発売日! ということで忙しくなりそうです。
武器の構造にワクワクです。

ギルラプターLCの方ももちろん確保しようと思います。
が、とりあえずはバーニングライガーを優先していきたいところ。
もはやうちにギルラプター複数あるので。。。

ところでギルラプターはゾイドワイルド戦記の共和国軍のエース機みたいな描写ですが、これについて。
そもそもゾイドワイルドZEROでギルラプターは帝国軍のゾイドとして少数ながら登場していました。
なんで今更共和国軍のゾイドになってるんだ? というのは最初の情報を見たときからの疑問です。
もしかして、ここに戦記の世界観を読み解くヒントがあるのかなぁ……。

ゾイド星/惑星Ziではゾイドは「生産する」という比率が高い内容でした。
もちろん野生体を使っているのですが、ワイルドの者と比べると人工部分が強い感じ。
なので帝国と共和国で装甲のラインなんかがまるで違うわけですね。
対してワイルドは野生体をほぼそのまま使ってる感じ。せいぜい装備(砲など)を追加したり、その程度。

たぶん共和国が新規調査したエリアにギルラプターがたくさん埋まっていたのでしょう。
そこで共和国軍も配備する運びになった。
しかもワイルドの世界では「装甲を人工で開発して付ける」ような事は行わず、野生種そのままの外骨格を利用しているようである。
なので両軍で全く同じ形のゾイドを運用する運びになったのでしょう。

ただ、できれば装甲デザインくらいは変えて欲しかったかなーという想いもあるかな。
さすがにもうギルラプターはバリエーション多すぎ。
ファングタイガー改だったら大歓迎なんですけどね、、、。

白は無印ワイルドの白個体が再現できる嬉しい選択でもあります。色で言えば今までのバリエーションで一番好きです。
それでもなぁ。そろそろ買わされてる感がちょっと出てきてる気がします。
武器だって既に改造パーツで出ているものの色変えだし、アニメのものとは形状が異なるし……、購買意欲がそこまで沸かない……。

装甲が違えば……、バーサークフューラーと凱龍輝みたいに新しい魅力になったと思う。
贅沢を言えばワイルドブラストユニットも新造して何か別の物にすれば更に良かった。
こうすれば新しい規格(コアドライブユニット)が出ても、ワイルドブラストだってまだまだ健在なんだぜ!って所が示せたんじゃないかなぁ。

アニメは超大型展開です。
無印ワイルド、ワイルドZEROとでだいぶ疲弊したところはあると思う。
しかも無印はオリンピックの関係でゴタゴタガあったし、ZEROはコロナ渦があった。両方とも本来ならしなくていい苦労を背負ったでしょう。
なのでいったん戦記で一ヶ月3分というコンパクトな展開になったのは納得するところです。
ただそれでももうちょっと新型機感がないとしんどいんじゃないかなぁ……。
戦記を見ていると白ギルラプターは本当にカッコいい。
当然、欲しいとは思うんですが、その上でもう一歩あればなぁと思ったのが率直な現時点の感想です。

この点、買えばどうなるかな。
あんがい白カッチョええ~~!!! って無邪気に楽しんでそうな気もするんですが。

というわけで話がほとんどギルラプターの事になってしまったんですが、とりあえず今日はバーニングライガーから確保しようと思っています。
レポートはなるべく早く行いたい!

全体的な部分の感想1

今回はアニメワイルドZEROの全体的な部分を。

放送期間は10/4~10/16。一年間あらためてお疲れ様でした。
全50話は前作「ゾイドワイルド」や、2005年の「ゾイドジェネシス」と全く同じです。
ただし途中、新型コロナの影響でセレクション放送が3回入りました。
これがなければ全53話だったのかな。

本作は4つに区切ることが出来ると思います

1:序盤
2:ジェノスピノ編
3:オメガレックス編
4:ゼログライジス編

です。

全編通しての印象を言うと、(キャラについての部分でも書きましたが)世界観は悲壮だけど作風は不思議と明るい雰囲気だったと思います。
これは各キャラが常に前向きだったからに他なりません。
それに加えて、大人が誠実だったのが良かったなと思います。
大人はどうしても「裏をかいてやろう」「それによって自分は得をしよう」となりがちです。
国家運営、政治となればなおのこと。
しかし本作では同じ目的のために一丸となっていました。
特に後半の事態が大きくなってきた頃にも裏切り者が出ず、一丸となって大きな試練に立ち向かっていたのは良い印象でした。

補足すると、「ジェノスピノのライダーには共和国側ライダーを」と強気で迫ったり、それを受けた帝国側が渋い顔をするようなシーンはありました。
決して両国にわだかまりがないわけじゃない。むしろ諸問題はあるんだよと提示して、それでもわだかまりを消して協力。その結果として敵への抵抗が滞りなく出来たのが良い描写だったと思います。
全体的にみんな誠実で協力していたのが良かった。


序盤は「リュック隊長が敵だった時期」と言った方が分かりやすいかも。
王道のボーイミーツガールとして始まった本作ですが、最初からフルスロットルだったなと思います。
構成に意外性が感じられたのが良かった印象です。意外性というのは、「冒頭からいきなり大部隊に追撃されている」とかのビックリする話があったりしたことです。

また世界観も惑星Ziの要素を匂わせる描写が出てきたり、朽ち果てた地球の兵器が転がっていたり。
本作では飽きさせない展開が強く意識されていました。


ジェノスピノ編、オメガレックス編では「ゾイドライダーたちが戦いの中で互いを認め合っていく」という流れが秀逸でした。
戦闘の見せ方も抜群でした。
動きは前作が「エフェクト→勝利」で済まされることが多かったのと比べて大きな進化でした。毎回カッコいい動きを堪能できました。
(むろん前作の経験があったからこそ本作の動きが出来たことは言うまでもありません。前作は久々にゾイドを動かすアニメだったので本当に苦労されたと思います)

動きに加えて、ジェノスピノ戦では「ゾイドコアを狙う」とかの燃える策が用意されたのも好印象でした。
ジェノスピノ戦は本当に良かったなーと今も鮮明に覚えています。

ジェノスピノがビーストライガーを破壊する。
ライガーは復活しライジングライガーに進化する。
そしてジェノスピノにもう一度挑む。


主題歌がバックにかかる中で繰り広げられた戦闘。
ゾイドコアを狙う策で勝利。
「いい最終回だった」と思ってしまったほど。

オメガレックス編の頃は、惑星Ziを思わせる描写の上昇、グラビティキャノンとかの「おぉぉ!!」という要素が増えてきた印象です。
真帝国が出てきてドラマ的にも複雑さが増しましたが、理解しやすい範囲に留まっていました。
また荷電粒子砲の描写はやはり良かったな、という記憶。
作画もあのシーンは異様に力が入っていました。


序盤、ジェノスピノ編、オメガレックス編は私的には満点。最高に面白く見れました。
新作ゾイドであり、同時にシリーズ通してのファンであれば更にニヤリできていっそう楽しめる。
私がたびたび書いている「知らなくても楽しめる。知っていればより楽しめる」の構成になっているのも嬉しいポイントでした。


ただし続くゼログライジス編だけは少し乱れたかな…という印象でもあります。

先に書いておくとこれは「コロナ渦」という極めて異常な事態の影響と思います。
この騒動は2020年春位から大きくなり、プリキュアとかデジモンは4月から2ヶ月ほどもセレクション放送の期間を設けていました。
デジモンは特にかわいそうだったなー……。
プリキュアはまだしも話が進んでいたのでセレクション放送が出来ていたようだけど、デジモンは3話の時点で休止に入った。なのでセレクション放送をするわけにもいかず、鬼太郎の再放送をして凌いでいた……。

同時期のゾイドワイルドZEROは
・オメガレックスの活躍
・ネオゼネバスシティでオメガレックスを討つ
・フィオナ皇帝とメルビルの救出
とかでした。
改めて、よくぞ放送を継続してくれたなぁ、と。

ゾイドワイルドZEROもその後遂にセレクション放送の期間に突入しますが、わずか3週で復帰というありえないほどの頑張りも出してくれました。
ありがたい一方で大丈夫だろうか……と思っていたものです。
いや、本当に大丈夫だったんでしょうか。
お疲れ様過ぎます。

ただやはりコロナ渦でこれまでと同じ打ち合わせが出来なくなったとかの弊害は大きかったと思います。
継続する代わりに今までに比べて、終盤の脚本はいくらか荒さが感じられました。

・イレクトラ・ゲイト
・ゾイド因子


この二要素についてはゾイドワイルドZERO終盤における最大級の要素だったと思いますが、描写がだいぶ控えめで謎を残したまま終わってしまったと思います。
「謎を残したままで終わる」が「答えはキミの中に」的なものだったらいいんですが、これらについてはそういうタイプじゃない。
出来れば謎を明かしてスッキリさせてほしいと思う要素じゃないかな……。
あとジャミンガとか、帝国歴代皇帝のゾイドを操る力のこととかも、特に深彫りされないまま終わってしまった。
イレクトラ一味のデニス・ニールソンとかもどうなったのかなぁ……。

話もちょっとややこしくなって全体像が把握しにくくなった印象でもありました。
共和国、帝国、真帝国位までならすごく分かりやすいんだけど、そこに入ってきたゼロ勢力がよく分からないままだったので。

個々のエピソードでも荒さを感じる場面が出ました。
一番印象深かったのはメルビルがアイセルのラプちゃんを無断借用した回です(41話)。
当時の感想を引用します。
-----
41話はけっこう急いで展開したなーという印象でした。
ワイルドZEROって丁寧な演出が良いと思っていたんですが、41話はちょっと急ぎすぎて演出をすっぱ抜かしてる印象もありました。
スピーディーな展開というよりすっぱ抜かした感じ。

特に、やっぱりラプトリアを無断借用するシーンは唐突だった気がする。
あのシーンだと、
1:ランドの居場所が判明する。皆で向かうことになる。
2:父を私の手で確保したいからゾイドを借りたいと相談するメルビル。
3:残念だが立場上それはできないと断るアイセル。
4:しかし苦悩の末にやはりどうにかしたいと思い無断借用してしまう。
くらいのプロセスがあったほうが丁寧では、と思いました。

またラプトリアに乗るシーンでも
1:「なんでお前が乗るんだ?」的な態度を示すラプトリア。
2:事情を伝え説得する。メルビルを受け入れ搭乗を許すラプトリア。
3:無断で先行する時にアイセルが「え、ラプちゃん!? ちょっと戻ってきなさい!」
4:ラプトリアが振り向き鳴き声で返事をするものの、そのまま走り去る
5:私のラプちゃんが……なんで?
みたいな感じにすればゾイドをより面白く描いていたんじゃないかなー。

-----

序盤~オメガレックス編までの丁寧な描写を見る限り、新型コロナの影響がなければこの辺もシッカリ描写されていただろうし、謎のまま終わってしまった諸々の要素にも踏み込んでいたんだろうなー……。
十分な打ち合わせでの脚本製作。3話追加。これがあったらどうなっていただろうなぁ。
本当に新型コロナはいらん事しかせん……。


コロナ渦では二つの選択肢があったはずです。
一つは休止期感を大きく取って話を練り直すこと。話数を減らし、どう修正するかをじっくり検討する。
もう一つは休まず限界まで製作を継続すること。
ゾイドは後者を決断したという事ですね。

どうしてもトレードオフはあります。
こういう状況で後者を選んだ以上、少し荒くなった・未消化が出たのは仕方がないんじゃないかな。

なんだかんだでゾイドのアニメで一番大事なのは「ゾイドがカッコよくバトルする」じゃないかなと思います。
見もフタもないことを言いますがゾイドのオモチャを売るための販促映像でもある。
その点から言ってもカッコいいバトルが第一であると言える。
それについて言えば従来と遜色ない見事な動きを魅せてくれました。

正直、広げた風呂敷に対してたたみ切れなかった部分はあると思う。
未消化な部分を残念と思わないわけじゃない。

「どういう状況であれ完成度を維持するのがプロ」
「作品継続の選択をしたのなら言い訳をするな」
「作品の完成度意外で語るな」
という意見もあるでしょう。それぞれ正しいと思います。

とはいえ、それでもコロナ渦は想定外過ぎた。
その中で製作を続けていただけた方々には、改めて深く感謝と敬意を示したいと思います。


さて描写について不足や荒さを指摘しましたが、良い部分ももちろんありました。
イレクトラ関連やゾイド因子って何? というところを思い切ってカットする代わりに、メルビル、ランド、ボーマン博士は切り込んだ描写になったと思います。
キャラについての感想でも書きましたが、まさかランドが本当にあのような終わりを迎えるとはなぁ……。
メルビルが心に決着を付けボーマン博士の元に従事するようになったのも良かった。
この感については「取捨の選択をして、描くべきところは丁寧に」と言った方が適切な気もします。

レオとライガーの存在感が希薄になった感じもありましたけどね、、、。
取捨選択をするとなれば最初から完成されていたレオはどうしても描写を省かれちゃったのかも。
ただし、やっぱりやるときゃやる。いつもフィニッシュを決めてくれるのはやっぱりレオでした。


・・・長くなってきたので今日はこの辺で一度区切ります。
ミリタリー的な部分についてなど補足もあるので、それはまた次回以降の記事で。
思い入れの深い作品なので、どうにもこうにも書いていたら長くなりがちです。

xeno

ZEEROの話題とそれ以外の話題を交互に書いているこの頃ですが、今日は



こちらについて。
共和国軍の新型恐竜型ゾイド「ゼノレックス」

「ゼノ」は「xeno」かな。
「異物」を意味します。
ということは、このゾイドもまた地球外ゾイド……なのかな?

新主人公機という事は……、あの白いギルラプターは早々にやられちゃうのかなぁ。
ちと悲しい……。


さてゼノレックスですがコアドライブウェポンではない独自ギミックを持つという事で!
これの詳細はコロコロではまだ明かされていません。
次号に期待かな。楽しみです。

ゼノレックスは腕のデザインにシールドライガーの意匠を感じてニヤニヤしています。
良い手だ。
ただし個人的には爪の角度は本機やデスザウラーのような「横」ではなくデスレックスなどの「下」を向いて付いている方が好きなのでそこはマイナスです。

胸部のインテークの配置は凄く好き!
一気にメカの説得力が増してる感じがします・

顔は……、キャノピーに見える部分はクリアパーツかな?
だとすれば凄く嬉しい。やはりクリアパーツだと高級感が出ますよね。
デザインは良いと思うんですが、鼻先からキャノピー先端を覆うように付いている造形は意図をはかりかねています。
これは無い方がスッキリしていて好みかなぁ。

このTwitterの画像では分かりづらいんですが、コロコロで全体の写真を見る限りは造りはシンプルな感じがします。
おそらくバーニングライガーと同じく様々な武器や装備を付けてパワーアップするものと予想します。

後脚にはキャップが複数使用してあり、もしや関節ギミックもあるかも? というのも密かな期待です。
発売は未定。
んー・・・11月はゲームがでるから、12月かな?
本体はシンプルなのでバーニングライガーと同じく買いやすい価格である事にも期待しています。
どうなるやら。
まだまだ情報が少ないので、続報を待ちたい感じです。


その他気になるところとしては……、バーニングライガーが徹底して「悪」と表記されていて、ゼノレックスは正義とされている所が多少引っかかっています。

「恐竜型ゾイドは凶暴で凶悪なゾイドばかりだった。だがゼノレックスは平和を守る正義のゾイドだ。革命だぞ」
というような表記を見て「んんんんー・・・」と思ってしまっています。
そうかなぁ。

あまりそういうステレオタイプな当て込みは良くないと思うなぁ。
アイセルのラプトリア、ディアス中佐のトリケラドゴス。
もっと言えば無印ワイルドのギルラプターとか。
あまり恐竜ゾイドを悪だの凶暴だの決めつけるのはいかがなものかなぁと思うなぁ。

ゾイドワイルドZEROでは「善にも悪にもなる」という言葉が大事にされていたし、なんかこう、ちょっと台無しになるような感じがする。
ZERO見ると「帝国=悪」ではない事が明らかです。陣営で善悪を決めているのだとすれば、それもちょっと違うし悲しい。。
実にコロコロ的な表現ではありますが・・・。

とまぁそんな事を思わないわけではないんですが、ライオンに対抗する恐竜を主役側にすえた配置は面白そうです。
コロコロでの扱いはどうなるのかな。
毎週30分アニメが途絶えている今、コロコロでもう少しページ数の多いストーリー展開(具体的に撃とバトストみたいなジオラマストーリー)があっても面白いんじゃないかなぁと思ったりもするのですが。
この辺の続報もあれば良いのになと思っています。

ZEROキャラ語りその2

今回はゾイドワイルドZEROのキャラについてその2です。
色んなキャラがそれぞれ格別に魅力的でした。


~アイセル~
最初に公開されたビジュアルを見たときはキツい性格のキャラなのかなーと思っていたんですが、そんなことは一切なかった。
明るく親しみやすく柔らかい。とても好きなキャラでした。
でも何気に佐官であり凛とした軍人でもある。時折みせる軍人としての口調もGOODでした。

共和国軍人の中ではゾイドに対する愛情が非常に強いように感じました。
ゾイドというか「個」ですね。ラプちゃん。

思えば佐官なのに乗機がラプトリアっていうのがすごい。
共和国軍には上位機とも言えるパキケドスが配備されていたので、当然これに乗る選択肢もあったはず。
それなのにラプトリアにこだわったのはラプちゃんへの思いに他ならないでしょう。
次々に乗機を乗りかえたディアス中佐とは対照的でした。

戦闘時の動きも素晴らしく、キャノンブル二機を相手に一歩もひかない戦いをみせた一件は鮮やかでした(8話)。
戦力としては弱いラプトリア。そこに乗り続けるだけの技量を常に示していたという事でしょう。

ただし軍では更なる要求をしていたのかも。
16話で共和国首都に行った際、アイセルはシェリー大佐を前に緊張してるように見えるという感想を書いたことがあります(16話感想)。
ディアス中佐はともかくその他の上官からは「いいかげんもっと強いのに乗り換えろ」と迫られていたのかも。
たしかにラプトリアであの動きを見せるアイセルだから、パキケドスとかの同タイプ上位機に乗り換えれば更に貴重な戦力になるでしょう。
そうした経緯があるのでアイセルは緊張していた……。

それでも最後まで乗り続けたアイセル。
最後は軍を除隊しましたが、ラプちゃんはそのまま受領できたようで、良かった良かった。

ただやっぱり終盤では戦力外になりがちでしたね、、、。
金属のツルを切るくらいが精一杯。
まぁ、これは仕方が無いでしょう。
最終話の後は戦うことはなくなるだろうから、旅の中でまた絆を深めて欲しいところです。


~バーン~
頼もしいアニキとして常に美味しいところを持っていってくれました。
バーンのいいところは「議論をしたうえでレオ達と共闘する」ではなく、当たり前のように戦列に加わっていたことです。
あれだけ危険な戦いなのに。
正義感がすごく強いし、受けた恩はそれ以上に返す。気持ちのいいあんちゃんでした。

戦闘では砲が多いので対ジャミンガとか小型ゾイド戦では無双ができる一方、Lサイズ以上の大型ゾイドには決め手を書いていた印象。
それでも勇気と工夫で最後まで戦い抜いてくれました。
伝説のゾイド戦、ゼログライジス戦。全てフィニッシュを決めるのはライガーでしたが、その勝利に最大級のサポートをしたのがバーンとガトリングフォックスでした。

戦闘も良かったんですが、他に印象に残っているのは2つ。
一つ目はライジングライガー誕生直前のシーン。


皆がライガー再生に向けて懸命の改造をする。その傍らでバーンは一人フォックスの整備をしていた。
このシーンがすごく良かったのです!

バーンは帝国に居た頃は整備兵に任せきりだった。しかも不調が起こればどやしつける感じ。
脱走後は整備を含め全てを一人でやらなきゃいけない。そこで反省しその技術なんかも必死で身につけたんでしょうねぇ。
しかも「ちょっとはこっちも手伝えよ」とかそういう事を一切言わない。
あくまで皆のライガー改造を応援しつつ、自分はフォックスを。
密かな名シーンだったと想います。

二つ目は真帝国との戦いの最中です。
27話で、遠くに戦闘の音を聞きながら「結局、火薬の匂いが好きなんだろうな……。俺も兵士だからさ……」とつぶやくシーンがありました。
文字にしにくいけどこれは分かる感情だな……と思います。
平和を願う気持ちはもちろん本当なんだけど、それとは別に。
人って何かと矛盾した思いを秘めるものですからね。
何気ないシーンですがとても印象に残っています。また入れてくれた事で深みが増したと思います。

バーンは激動でした。

脱走して追われる

復隊を許される(ただし断る)

フォックスの保有と除隊を正式に認められる


スゲー。
まぁ途中からフォックス保有は帝国軍からも黙認されてる感じでしたが、正式に認められたのは凄いですね。
あの帝国がよくぞ認めたものだ。

今後も旅の中でちょくちょく出会うことでしょう。
なお日銭を稼ぐ事について、ジャミンガ消滅によりその退治はできなくなったでしょう。となるとけっこうカツカツの生活になりそうでもある。
(あれだけの功績を出したのだから一生困らんくらいの報酬を貰ってるかもしれないけど……とここまで書いて、報酬を渡されそうになったが断りフォックスの受領に変えたのかなと想像しました)

生活が苦しくなったらいっそ合流しても楽しそうなのに。
そんなことも思っています。


~メルビル~

初登場時(19話)は女性ライダー要員かーまた登場したらいいなー位だったんですが、まさかこんなに重要キャラだったとは。
メルビルは色んな経験をして精神的にも大きな成長を遂げたと思います。
「誰かの成長譚」で主役を決めるならメルビルだったんじゃないかなぁ。

本作では「善にも悪にもなる」という言葉が大事にされていましたが、彼女のラストはまさにそれ。
技術を誤った道に使ってしまったランド。正しき使い方をしようとするメルビル。
ボーマン博士の助手になったのは良いラストでした。

育ての親ランドのことは最終話のように落ち着いてしっかり語れるようになっていたので、本当に良かったと思う。

・毒親に利用される。絶対の恩と信頼があるので付き従う。
・疑問を感じ諭すも無駄に終わる。
・それならば親の肩を持ちつつ帝国・共和国と話をつけようとバランスを取る作戦に出るが失敗。
・離反し追撃を振り切り脱出。
・自身の罪を認め刑に服そうとするものの、長法的措置によりキューブ調査団に編入される
・そこで献身的な働きをして周りからも完全に認められる
・最終的に毒親に対して心の決着を付ける。


うん、主役っぽい。というか、主役じゃないキャラの成長をここまで描くって凄いなぁ……。
レオが最初から完成されていたというのは先の記事で書きましたが、だから他のキャラの成長が濃く描けたのでしょう。

真面目な性格も良いですね。
どちらかというと妹フィオナ皇帝はメルビルに対して感情を優先しがちですが、それを(そうした方が明らかに利があるにもかかわらず)断ることが出来るのは立派です。

残念ポイントがあるとすれば対ゼログライジス戦でオメガレックスに乗らなかったことかなー。
エンディングでペアのようになっていたのでてっきりそうなると思っていた。
でも、その代わりに脱出時に世話になり「この子」と呼んでいたあのスナイプテラに乗ったのは大満足でした。


~ランド~
とんでもねえ悪役でした。
その過程において同情すべきところはあったんですが(尊敬する師からあんな言い方をされたら…)、それにしてもやりすぎた。
一線を越えたどころじゃない。そのずっと先までズカズカ行ってしまった。

せめてジェノスピノ事件で踏み止まっていればなぁ。
あそこで「…これはマズイ」と気づいていれば修正可能だっただろうに。実際はあの事件をきっかけにより加速度的に暴走した。
そして取り返しの付かない事をやってしまった。
なので救われなかったのは相応の報いだったと思います。

でも最後の瞬間まで、「何だかんだで救われるんだろ?」と予想していました。
そりゃ子供向けの作品だからそうなるでしょうと。

ゼログライジス破壊

ランド奇跡の脱出

メルビル「お父様、一緒に罪を償いましょう」

ランド「私はなんという事をしたのだ……(反省)」


くらいの甘めの描写を予想していたんですが、そのまま滅びるとは。
このハードさと、後にメルビルがそれを超え気持ちの整理をつけた描写。予想外でしたが私的には大満足の展開でした。

以前の感想でランドとメルビルについて次のように書きました。
-----
~ランド~
ひでえ。ただただひでぇ。

メルビルの必死の言葉も一切伝わらず。
それどころか「育ててやった恩を・・・」とか言い始めちゃうので本格的にイカン。。。。つらい。。。つらい。。。
ランドを指して何度か毒親と書きましたが、もう、なんて言うか……。

この手の展開はなんだかんだで「恩人を倒すことが出来ない」「悪人は改心して仲直り」という流れが多いんですが、個人的にはいっそ吹っ切って倒してしまい自分の成長の糧にしてほしいかな。
メルビルもサリーも……。

吹っ切って倒してしまう。それをするのは確かに辛いししんどい作業ですが、幸いにもメルビルにはフィオナが。サリーにはレオが。支えてくれる人が居ます。
だから吹っ切ってええんやで と思いながら見ていました。

まぁぶっちゃけて言うとゾイドでそんなハードな展開はないと思っているわけで、なんだかんだで和解に進むとは思っているんですが、そうであるならランドは「スマン、私は何も分かってなかった」とかの一言で済ますんじゃなくて(周りもそれで許すんじゃなくて)、真に反省する何かを欲するものであります。
-----

うむ、倒して自分の成長の糧にする展開になりましたね。
よくぞこんなハードな展開にしてくれたと、その勇気を持ったと私は製作サイドに拍手を送りたいです。


~ボーマン博士~
惑星Zi最高の科学者にして人格者。
全話を見終えた今は、ランド博士とは対の存在だったのかな……と思っています。

ZEROの大事件の原因はランド。
ただし、ランドが暴走するきっかけを作ったのはボーマン博士というのは否定できない。
でもボーマン博士は地球再生や事件収束に死力を尽くし大きく貢献しました。
また多くの人を導き、傷ついた人を救いもした。

ボーマン博士はなんていうか……、「一度過ちを起こしてもその後に取り返すことはできる」というか。
そんなメッセージを感じました。

ランド博士は同情すべき要素はあった。しかしだからといって暴走しすぎた。
理由があったとしてもやりすぎた。許されない。

昨今の社会では、一度何かやってしまうとその後は何をしても否定しかされない。永遠に徹底して叩かれる流れをよく見ます。
逆に何かしらの被害だったり不快感を受けると、それを理由にして(盾にして)明らかに過度な要求や横暴なふるまいをする流れもよく見ます。
どちらもあまり健全ではないと思います。

私はウィンストン・チャーチルの「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ。」という言葉が好きなんですが、
「一度過ちを犯したボーマン博士が・しかし周囲から尊敬される存在になり地球再生に大きく貢献したこと」
「同情すべきことがあったとはいえ・その後の暴走で取り返しのつかないことをしてしまったランド」
二人を見ていると、この言葉を思い出しました。

犯人捜し・原因探しは簡単で、そこからボーマン叩きをすることも簡単です。
原因があったからとランドを擁護することもできます。
でも私は、未来に向かって進み続けたボーマン博士を強く支持します。

今後はメルビルを助手に付け、ますますの活躍が予想される……って、うらやましいな!
まったくサリーとかメルビルとかかわいいコばっかり助手にしよって。そりゃはりきって成果も出すわけですな。


~ディアス中佐~
共和国軍が誇るエース。
重戦闘ゾイド、高速ゾイド、飛行ゾイド、伝説のゾイド。あらゆるゾイドを完璧に乗りこなす超ゾイド乗り。
しかも人格者で柔軟な思考と大胆な決断力を併せ持つ。
完璧すぎてやばい。

初登場からしばらくはレオ達を過剰にバックアップするもんだから「コイツ裏切るんじゃないのか?」と思ったりもしていました。
結論から言うと「レオ達の監視」という目的こそあったものの、ただの超絶いい人だった。
すみませんディアス中佐。

強いて言えば完璧超人すぎることで面白みに欠けた気もします。
もうちょっと、ディアス中佐でもそんな所あるんだーみたいな描写があれば良かったのになぁ。

それが出来た可能性があるとすればシェリー大佐でしょうか。
幼馴染で上官。しかも最終話を見るとお付き合いなさってる。
この二人の会話とディアスの反応をもう少しつっこんで描いていればなー。

ついでなのでシェリー大佐もここで。
キャラ付けはとても良かったと思いますが、やっぱりゾイドに乗らなかったのが残念だったかな。
ディアス中佐との共闘なんかがあれば映えただろうになー。
まぁ大佐ともなれば後方からの指揮が任務というのは正しいんでしょうが。

ただ後方からの指揮はギャレット准将が行っていたので、役割がかぶってた。なのでちょっとキャラの立ち位置に独自性が薄く、半端だった気はします。
いざとなればゾイドに乗って戦うとか、そういう感じであって欲しかったかな。

さてディアス中佐に話を戻します。
ディアス中佐は愛せるとは対照的にゾイドに対しては完全にドライだった感じがします。
トリケラを失った際も特に言及はなし。
オメガレックスも「性能を十分に引き出す優れた技量」で操っていた感じがします。
レオのように「ゾイドに語りかけることで底力を引き出す」そんな戦いではなかった。

本作について残念だったポイントの詳細は後に語るとして、ここでは軽く。
生かされなかった重要な設定に「バイザー」があると思います。
「帝国軍のゾイドはバイザーでゾイドの意思を奪っており、無理やり動かされている」「負荷が大きくゾイドの寿命を縮める」
しかし描かれたのはせいぜいガトリングフォックスだけで、他は……特に何もなかったよなぁ。
むしろバイザー付きのスナイプテラがライダー(ギレル)と一心同体だった。
ギレルはゾイドに対して熱かったと思う。

逆にディアス中佐はゾイドにドライだった。
合同軍結成・ギレルと仲良くなった後はバイザーに触れる会話は欲しかったかな。それがあればゾイドについてもっと深く切り込めたんじゃないかなー。
バイザー付きゾイドに乗った際に操縦に戸惑うシーンがあっても良かったかもしれない。
そこは本作の弱かった部分だと思います。


~ジェイク~
初登場時はただの一話ぽっきりのネタキャラだと思っていましたが、まさかの正規軍人化。
そして大活躍。
飄々としているが、いざ戦闘になればアツく圧倒的な動きを見せる。
ソニックバードとジェイクは作中でもトップクラスにカッコ良かったと思います。

レオは共和国軍への加入を断ったし、アイセルは除隊した。
そんな中で今後も共和国軍人として生きていくジェイクは貴重な存在ですね。

しかし、まさか拾ったプテラスの羽とゴミ箱でヒヨヒヨ飛んでた彼があんあになるとはねぇ~……。
夢見がちだったジェイクですが、軍に入って国や人々を守る中でそれが新しい夢になったのかな。
今後とも活躍を期待したいところです。

最終話ではアイセルとの別れをかなーり寂しがっていた様子。え、そうだったの!?
でも、寂しがる必要は無いと思う。
たぶん今後も、今までと同じようにアイセルは便利屋のごとくジェイクを呼び出す筈。


~その他共和国の方々~
出番が終盤になったものの、クレストウッド大統領は良い働きをしてくれました。
決断力がすごい。
もう少し早くに登場していればなー。
オメガレックス戦後に復興を見据えて「ここからが我々の戦いだ」と言っていたのも良かった。

あとはゼロ勢力が登場した頃に出てきた名もなき基地指令。


キャタルガでゼロ勢力に体当たりをぶちかましに行った彼は良かったなぁ。
その後は不明ですが、ぜひとも生き延びていて欲しいところ。


~ギレル~
赤き死神は終始カッコよかった。
序盤の頃に公開されたインタビュー記事で、ギレルについて「レオはまったく歯が立ちません。ライバルにもならないくらいです。むしろ、レオにとっては憧れの存在かもしれません」と書かれていました。
これを読んだときは「敵なのに憧れって……、ンなアホな」と思ったものでした。
しかしジェノスピノ戦の頃からこの言葉の意味するところが分かってきました。その通りだった。
本作は「戦いを通してゾイドライダーたちが互いを理解し認め合っていく」という物語でもありました。

先にも少し書きましたが、スナイプテラとはまさに一心同体でした。
口笛で呼んだりしちゃうし。
キャタルガに乗った時はワイルドブラストしていた。
ジェノスピノも、「いくぞジェノスピノ!」といった感じで一心同体で操縦している印象が強かった。

もはや「帝国側がゾイドを押さえつけるバイザー」という設定はいずこへ。
という問題はありつつも、それを抜きにすれば最高に燃えるゾイドライダーでした。
熱かった。

唯一だけ未消化な部分があったとすれば、ジェイクのソニックバードとの対決が実現しなかったことかなー。
夢のような映像になりそうなんですが。
でも、勝敗を決められないかな。勝者は視聴者の頭の中に、という所でしょうか。


~リュック隊長~
当初は小物感が強かったんですが、途中から彼の矜持が見えてきてどんどん魅力的になりました。
物言いはキツいんですが、物事の判断は非常にフェアでした。
なので見ていて嫌味がなく好感を持ってみることが出来た。

そんなリュック隊長が仲間になった時はとても熱かった。
レオをあくまで民間人と呼びつつも、実力を認め敬礼をしたりする。
名シーンだったと思います。

ハッキリ言ってキャノンブルは途中から戦力としては今一つになっていた。けど最後まで頑張ってくれました。
あとノックス大尉やシェル軍曹も。
この三人は強大な敵にも怯まず、軍人として果たすべき任務をひたすらに実行していた感じでした。

絶対勝てないだろっていう時にも逃げない勇気。精いっぱい戦う勇気。
これはレオをはじめ皆が持っていたけど、一般機・量産機で常に挑んでいたこの三人には他とは一味違う魅力がありました。


~フィオナ皇帝~
帝国皇帝。
気丈なところは描かれましたが、贅沢を言うと政治的な面での活躍をもうちょっと描いて欲しかったところではあるかなー。
最後の最後で出てきた共和国クレストウッド大統領が凄まじい決断力と実行力を見せていたので、それよりずっと以前から出ていたフィオナ皇帝にそのようなシーンが少なかったのは少々残念でした。
まぁまだ少女と呼べる年齢なのでクレストウッド大統領と比べるのはちょっと酷ですが。

でも、それにしたって「姉>国」になってた所はあるかなー。でも、気持ちはよく分かります。
どうも望んで皇帝になったわけではないようだし。
ただ、その辺はもうちょっと突っ込んで描いて欲しかったかな。

もう少し突っ込んで欲しかったといえば、「帝国皇帝はゾイドを操る能力がある」という部分は聞いた時に「え、そうなの?」ってなりました。
でもその能力については理由とか歴史が明かされなくてンーってなりました。
メルビルが何度かジャミンガを退けるために使ったくらい……。都合の良い設定の域を出なかった気がします。

フィオナ皇帝といえば侍女ジーンさんも。
侍女ジーンさんはフルネームが「ジーン・エレシーヌ・リネ」だったのに特にそれ以上の突っ込みはなく若干肩透かしでした。
もうちょっと何かあると思っていたんだけどなぁ。
ま、名前だけ出してくれただけでも十分なサプライズサービスでしたが。


~アルドリッジ~

愛すべきおバカ。
もはや何度も書きましたが、調子に乗って無敵モードの時の「そんな攻撃が効くかぁぁぁあ!!」というセリフが大好きでした。
しかし! バカだなこいつ・・・・・・・・・・・と思わせたところで、意外にも彼なりの帝国への想いがあり、一連の行動はそれに基づいたものであったと判明する流れも良かったです。

ゾイドライダーとしての技量は高かった。当初の予想よりもだいぶ上でした。
ただトップクラスのライダーには及ばない。それを認められないので自身の限界を超えるゾイドを無理に操り疲弊したりしちゃう。そしてそれを反省しない!
だから結局負ける。でも、そんな所も彼の魅力でした。

身の丈に合ったゾイドを駆ればファングタイガーの一戦のようにめちゃくちゃ強かった。
彼はもう全ての要素が魅力的でした。本気の魅力もあるし「ある意味魅力」なところもあるし。

ゼログライジス戦は見ていたのかな。あれを見てどういう見解を持ったかは知りたいところ。

同様にシーガルにも聞いてみたいかな。
「あなたこれ見てどう思いますか! この状態でもなお自身の行動を肯定できますか!」
うーん、シーガルはどう答えるだろうなぁ。

シーガルはド腐れでたいへんよろしゅうございました。
小物感満載だったんですが、意外にも終盤に一話丸まる使って真帝国回がされたので深みが増しました。
なんだかんだで良いキャラだったな、と今は思います。

もう一人、スピーゲルは堅物で真帝国無いでは良いアクセントになっていました。
スピーゲルは最後に駆けつけてくれると思っていたんですが、それは叶わず。

ゼログライジス戦をどう感じたか。
この問いに彼はアルドリッジやシーガルとは違った見解を持っていそう。
その後どうなるかを想像したいキャラの一人です。


という事で長々とキャラについて書きました。
次は話の全体的なところについて書きたいかなー。

開戦理由

さて早くも始まったゾイドワイルド戦記。
こちらの世界観も考えていきたいところです。

「世界的な人口爆発とエネルギー資源の枯渇、そして頻発する局地的な紛争をきっかけに、地球は再び共和国と帝国……、二大強国の間でゾイドによる全面戦争へと突入した」

このナレーションをランド博士と同じ声で言わしているのは意図的なのかなぁ。
しかしやっぱり辛い。
あれだけの試練を乗り越えて協力するようになったというのに。

ただまぁ、
「共通の敵が出現したので休戦・手を組む」
 ↓
「協力する中で憎しみは消え去る」
 ↓
「しかし時間の経過とともに再び全面戦争に」

というのはゾイドにおいてよくある事である。

それはもう、暗黒軍の襲撃で戦いをやめて大陸統一国家・ヘリック王国が誕生した。
これからは平和だ!
と思っていたら後に国家分裂してゼネバス帝国VSヘリック共和国になった。
という所からだもんなぁ……。

作中がZEROから何年後かは分かりませんが、どういう経緯でこうなったんでしょう。
個人的には、せめて100年以上後であって欲しいかな……。
つまりフィオナ皇帝やクレストウッド大統領の代ではない。(※寿命は地球人的な年齢であると考える)
この時代は平和と繁栄の時代となったが、次代が暴走したという考えです。

「世界的な人口爆発」
という所から、ZERO後の世界は見事な復興を遂げたと読めます。

・ボーマン博士とメルビル助手は地球完全再生に向けた研究を続ける。
・レオ、サリー、アイセル、そして両国は地球各地を調査しながら研究をサポートする。
・その結果、地球環境は劇的に改善される。
・ジャミンガが消えたことで安全性が増す。居住可能エリアが大幅に増える。
・帝国と共和国は協力し各地を復興・開拓する。

といった所でしょうか。
安全性が増したし、居住可能エリアも増えた。
これはもう人口爆発まったなしです。

エネルギー資源の枯渇……、これは両国の協力で解決できなかったのかなぁ。
協力した。しかし人口が増えすぎて対処し切れなかった。
そういう事情かも……。

さて人間、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」というように、固い決意をしても後になるとまた不満を言い出すものです。
個人でさえそうなのだから世代が代われば「元の意思を持ち続けよう」というのは極めて困難です。

ゼログライジス戦後の帝国、共和国を考えて見ましょう。

[被害]
共和国:ネオヘリックシティ消滅、ニューホープ壊滅

帝国:ネオゼネバスシティ損傷


帝国側の方が明らかに被害が少ないです。
では、両国に大きな被害を出した「ジェノスピノ」「オメガレックス」「ゼログライジス」の事件についてどこに原因があったでしょう。

全て帝国です。
ジェノスピノ、オメガレックスは帝国というよりシーガルやランドという個人の問題が大きかった。
とはいえ帝国軍がそこに所属する人員を適切に押さえ込めなかったのなら、それはやっぱり帝国軍の責任です。
ゼログライジスの件も帝国から出た反逆者が元凶だった。

共和国からすれば、「帝国のせいで……」という思いはやはり強かったでしょう。
ネオヘリック、ニューホープで家を失った者は特にそのように思ったでしょう。思わないわけがない。

一方で帝国側も思う事がなかったわけじゃないと思う。
地球への移住時、共和国は帝国よりも一年早く到着していたという。
そして軍事的に優位に立っていた。ZERO開始前においては軍事力をチラつかせて帝国に強く迫る場面も多かったと思います。
外交は「大きな棍棒をもって、穏やかに話せ」と言います。
しかし過度にやりすぎると押さえつけられた方を暴走させてしまう事もある。

それをしてしまったのが当時の共和国だと思います。
窮鼠猫を噛む。
帝国軍が危険思想を持つランドを迎え入れた。しかも過度な特権を与えたのは共和国が帝国を追い詰めた所に原因があると言える。


復興時はそんな事言ってる場合じゃない。目の前の瓦礫をどうにかしなきゃいけないし、そこに新しい家を建てなきゃならない。
それに復興が進みどんどん町並みが変わっていけば気持ちだって前向きになるので、どんどん前進している間はそれに打ち込むものです。
ですが復興が完了して豊かになり……、そしてそれに暗雲が立ち込めてきたらどうか。

人口爆発とエネルギー枯渇。
「今の生活が維持できないだって!?」

誰だって生活ランクが下がるのは嫌。
人を押しのけてでも維持したいと思うのが人というもの。
しかし人はまた同時に「人から悪く思われたくない」「自分を正しいと思いたい」ものでもあります。
なのでそれっぽい理由を付けて主張するものです。

繁栄を経て、そしてそれが維持できなくなった時代……。
その時に過去の事件が激しく議論されるようになったのではないか。

繁栄の時代は一見して平和だった。でもその地表の下には高熱のマグマがあった。
エネルギーの枯渇をきっかけにマグマは遂に噴出した。

局地的な戦闘。それが起こるともう止められない。
そういうわけで一気に全面戦争になってしまったのかも……。

とまぁ、そんな風に考えているのですが、だいたい正解じゃないかなと思っています。
人間って難しいなぁ。
ワイルド戦記は場取る中心なので別にこんなドロドロしたものを考える必要はないと思います・・・が、これについては今後も自重せずに考えていきたいです。

ZEROキャラ語りその1

さてゾイドワイルドZEROの最終回が終わって、あれやこれやと追加で語り・考えたいところです。
今回はまずキャラについて書いていきたいと思います。

~全体的に~
本作の世界観って本来ならもっと悲壮感が漂うものだと思います。
序盤は帝国と共和国が激しく対立している。
中盤以降は国家レベルの危機が訪れる。
終盤は地球規模の危機に。

しかしそんな世界なのに、本作の雰囲気は常にアッパーなものであったと思います。
それは登場する皆が常に前向きだったからに他なりません。
これは徹底されていました。
主人公のレオはもちろんのこと、両軍の軍人たちも常に前向きな感じで自分の道を力強く進んでいた。
それがとても良かったと思います。

幾重なる危機と、それに負けない皆の力強さ。
不完全でも、勝てないかもしれなくても。それでも自分が出来ることをひたすらにする。
やってダメなら次の手を打つ。
それゆえ本作は常にスピーディーでアッパーでした。
それがすごく好きだった。

むろん、がむしゃらに動くというのは相応の実力が求められます。
実力もないのに行動力だけあっても現場を混乱させるだけなので。
その点で言えば本作のキャラは皆、相応の実力を持ったプロでした。


ここからは個別に。


~レオ~

常に前向きなゾイドワイルドZEROのキャラにあってもなお、頭一つ抜けたポジティブシンキングなレオ。
レオの常に力強く突き進む姿はとても好感でした。

当初において何故サリーのためにそこまで懸命になれるんだろう? と疑問を書いたことがありました。

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ところで、レオはなぜサリーにこんなにも一生懸命なんだろう、という疑問はちょっとあります。
ワイルドZEROは全体的に作風が「天空の城ラピュタ」に近いと思っています。
ボーイミーツガール。出会いから壮大な物語が始まる。
レオとパズーも似てると思います。何事も真っ直ぐに立ち向かう所が。

ただしパズーは「ラピュタを追う」という大きな目標があって、そこにシータと出会ったのでああなった所もあると思う。
レオは…なんだろう。
最初からライガーはもっていたし、強い絆で結ばれていた。
もちろん正義感が強いので帝国に追われるサリー(一話)を見て助けたいと思ったのは当然の感情だと思いますが、あそこまで一生懸命になる事には何か理由があるのかな…とも思っています。
自らの危険をかえりみず、一切の迷いさえなくサリーの為に動いている。すごい事です。
その理由が明かされると良いなぁとも思っています。
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全話を見終わった感想としては、「レオはそういうヤツだからさ」が答えになるのかなと思いました。
誰かのために一生懸命になれる。
もちろん、今はサリーが特別な存在だとも思いますが。

さてレオですが思えばすごいヤツだったなぁと思う。
ゾイド乗りとしての技量がすごい。
生身でも複数の軍人を出し抜けるほど強い。
度胸もすわってます。

例えば赤き死神・ギレルには完敗した……けど再戦の際には勝つ気でいた。
そこにあったのはどうやって勝つかという意思で、負けることへの恐怖ではなかった。
ジェノスピノ、オメガレックス、ゼログライジスに挑む際も一切の躊躇がなかった。

軍人、しかも佐官を相手にしても気さくに喋るし、誘いを断ることにも迷いがない。
凄いよなぁ。ある意味、どこかぶっ壊れてるくらいの度胸だ……。

あと改造も得意。
この辺は父が健在のときに習っていたのかな。

元々、父からの教えでゾイドには詳しかった。ここで基礎ができていた。
そして父失踪からバズに会うまでの期間は一人で生きてきたのだから、ここで実践的なものが身に着いた。それゆえ自信になったのかも。
それにしたって凄いと思いますが。


レオは最初から最後まで変わらなかったという印象。
というより、「最初から完成されていた」と言った方が正しいのかな。
対ジェノスピノ戦、オメガレックス戦、ゼログライジス戦。
たぶん、一話時点でのレオでもこれらの戦いには迷いなく身を投じていたのではないかな。
そうした意味では「少年の成長を追う物語」としては物足りなくもありましたが、その分、常に前向きな行動で物語をひっぱってくれました。

欲を言えば一度くらいは迷うシーンも欲しかったかなー。
ビーストライガーはジェノスピノに完敗したんですよね。
その時のトラウマをオメガレックス戦で思い出して、ライガーを失う恐怖から逃げたくなるような。一度くらいそんなシーンがあっても良かったと思う。
それをサリーやバズやライガーからの叱咤で克服しいざ戦闘! って感じの描写があればより燃えたかも。
まぁ、それさえ無い本当に一直線に前向きなところがレオでしょうか。


ライガーとの絆は「深いが描写はドライに描かれていた」印象です。
以前にも書きましたが、「常に一緒に居るわけじゃないけどホントに信頼しあってるんだぜ」って感じが私好みでした。
前作のアラシとライガーとはまた違った絆の見せ方です。

思春期だと「常に一緒がいい。いつも一緒だから親友」という考えをしがちです。休み時間はずっと二人で喋るし、トイレに行くのも一緒。相違を許さない、親友なら全部一緒という考えです。
でも少し年齢が高くなると、互いの違いを認め、尊重しつつ、でも信頼しあうという一歩進んだ関係になるものと思います。
設定上の正式な年齢は分かりませんが、アラシよりレオの方が年上かな。本作ではそれゆえ、そのように描かれたと思います。
(※念のために書いておくと前作の絆の描写もとても良かったことは言うまでもありません。あくまで私好みだったという事です)


~バズ~
愛すべきキャラでした。
バズのおかげで軽妙に話が進みました。

嫌味ばっかり言うけど実はアツい。
攻撃力も防御力も皆無のジープで戦場を駆け回る。ある意味、レオよりも度胸が据わってるかも。
49話ではレオとの出会いを語るシーンがありました。その際は詳細を語ることを恥ずかしがって居た。ここにバズの性格がよく出ていると思う。
恥ずかしいから普段は嫌味を言ってるけど、どこまでアツいヤツなんですよね。

いざ戦いが始まったらサムズアップで援護を引き受けレオを支援する。
カッコ良かったです。

そして最終話では衝撃的な「バズはいらないよ」と言われる最高のネタも獲得しました。
このシーンは吹いたね。
レオ、お前なんてこと言うんだ!

でもこれは当然、そういう事さえ自然に言い合える仲だからでしょう。良いシーンでした。
ビルを建てるより旅を取るかー。やっぱりアツい男だぜバズ。

下世話な余談ですが、この時のサリーの気持ちはどうだったんでしょうね。
おぉぉぉぉぉぉぉおじいさんの公認でレオと二人旅!? てな所にバズ同伴の通達。
むくれてなければ良いのですが。

ただ、完璧超人レオ唯一の弱点は恋愛的な部分じゃないかと……思ってる。
そんなレオにどうアプローチするかを、新しい旅の中でバズがサリーにアドバイスする とかの流れがあったら非常に良いと思う。
バズならそういう事をサラッと上手くやってくれそうな気がする。
私の中ではそんな妄想その後ストーリーを組み立てておこうと思います。
いいよね。

バス自身は私個人はアイセルと引っ付いて欲しい派なんですが、この辺はどうなんだろうなー。


~サリー~
かわいい。
守られ系ヒロインかと思いきや、それに留まらない様々な面を見せてくれました。
ボーマン博士の助手をしちゃう位の技術知識の持ち主。
2話で帝国ゾイドを見るや、すぐさま「バズートル!」と叫んだシーンはよく覚えています。
守られるだけじゃなくて自ら積極的に事態の解決に貢献したりする。芯の強さも随所でみせる。
そんな所が良かったです。
あとかわいい。大事なことなので二回言いました。

実父ランドとのからみや見解を述べるシーンはメルビルに比べると少なかったんですが、それはおじいさんやレオが常に支えていたという事情ゆえでしょう。
ただ後半ではメルビルと行動を共にする事も多く、これは良いシーンでした。
贅沢を言うと、もう少しランドに対する見解を二人で言い合うシーンなんかはあっても良かったかもしれないなー。

そうそう、ゾイドワイルドZEROの最終話は「レオとライガーの大ジャンプ」という一話と同じ挑戦で締めくくられました。
同様にサリーも、最初と重なるシーンで締められていたと思います。

二話冒頭、サリーはレオとバズに保護された。でも、迷惑をかけないようにその場から離れようとしたんですよね。


最終話では同じ場所で(おじいさんからの後押しがあったとはいえ)、レオの手を笑顔で取ってるんですよね。


これがとても良かったなぁと。
いっそもう手を握るだけじゃなくて勢い余って押し倒すぐらいでも良かったんやで とも思いますが。



さてさて書いていると長くなりすぎるなー。
とりあえず今日は全体と3人について書きました。
他のキャラについても随時書いていきたいです。

「ゾイドワイルド戦記」第1話



ワイルド戦記の一話が公開されました。
何度でも言うけど一週間ほど開けて欲しかったなあ。気持ちの切り替えが難しいぜ。
という事はあるんですが、できるだけ新しい気持ちで見てみました。

そして開始直後に気付く。
ナレーション、ランド博士やんか!


イカン余計に気持ちの切り替えがしにくいぞ………。
という事で世界観を考えたりという事はしているんですが、とりあえず今回は映像(戦闘)を見た感想を。

相変わらず動きまくっていて良い感じでした。
ギルラプターとバーニングライガーのプロモーションという感じですね。

ギルラプターはワイルドZEROでほとんど活躍していなかった…ので、こうして暴れまくってとても嬉しい。

動きは実に良かったです。
大部隊を前に押され気味の共和国軍。
そこへ軽量高速を活かして殴り込むギルラプターLC!
強い!

でも決して超強力新型キャノンとかを積んでるわけじゃない。
身の丈に合った小サイズの武器である。
それをギルラプターの運動性を活かして敵の急所に叩き込む。
特に亀の甲羅をはがしてから砲撃するシーンは痺れました。

新型だからスーパー強力なんだぜと正面から撃ち抜かれるとやっぱり萎える。
本作のような工夫をしてから撃てば敵の装甲の強さも示せるし良いですね。ギルラプターならではの運動性で懐にもぐりこんでいるのも良い感じです。

そして登場する帝国のライオン種、バーニングライガー。

驚いたのは一機だけかと思いきや量産されていること。
そして「帝国は地球外ゾイドの復元に成功していたのか!?」のセリフがあった事。
わずか3分ながら色んな要素をぶち込んでくるなぁ。
ゾイドワイルドZEROでは謎のまま終わってしまった”故郷”の要素。これが戦記に入ってくるなら妄想ふくらみんぐだと思います。
3分なので基本的には戦闘を魅せるのがメインになると思いますが、その中で世界観にも少しずつ踏み込んでくれると良いですね。

バーニングライガーは強い! のですが、こちらは圧倒的と言うほどでは無い。
複数機いたし、あの程度ならビーストライガーやライジングライガーでも可能でしょう。
またソニックバードの強さは相変わらずで、武器を換装するまではバーニングライガーはされるがままだった。

しかしインパクトガトリングの火力は凄まじく、こを付ければソニックバードを捕えるほど。
やはり射角の多さが決め手でしょうか。
換装シーンは/0を意識した感じでやっぱりワクワクしますね。
ガトリングのセット時に火花が散るのが良い感じでした。

後輸送艦がどうにもホエールキングっぽく見えるのですが、これの詳細も徐々に明かされるのかな?
機獣新世紀時の「ガチャガチャでミニフィギュア」「コレクションDXでホエールキング」みたいに、この輸送艦と一緒に楽しめる実にゾイドが発売されれば良いんだけどなあ。

映像はギルラプターLCとバーニングライガーが戦う直前で終了。
次回激突?

防御力の低いギルラプターは相性が悪そうだなあ。
ギルラプターはは防御力を犠牲にする代わりに速度や運動性を得ている幹事。
なのでソニックバードさえ捕えるガトリングをかわす事は難しそうだし、ひとたび喰らえばたやすく沈みそう。
でも、こんかい鬼神の如き活躍を見せたギルラプターなので、どこまで食い下がってくれるかに期待しています。

というわけで戦記の方も楽しんでいきたいです。
世界観の妄想などはまた次回記事で。

最終話!!!!!!!


ゾイドワイルドZERO50話、そして最終話でした。

まずは制作に関わられた方々へ、完走お疲れ様でした。
毎週金曜日が待ち遠しくて仕方がない。そんな一年を過ごせて本当に幸せだったと思います。

作中の出来事については謎が謎のまま終わってしまった所もあったんですが、それでも世界がこれからも続いていく! というアップテンポな終わり方だったので、それもまた良い感じでした。

さて全体の総括的な感想は近い内にまとめるとして、今回は最終話のみの感想を。


前回のラストで活動を再開したゼログライジス。
立ち昇った光は断末魔か?
否、それは復活だった。

まぁぶっちゃけ、そりゃフィニッシュはレオとライガーが決めるだろうから復活するのは分かっていた。
それでも、亜光速で航行できる都市サイズの巨大移民船の自爆。これを受けてもまだ活動可能とは凄すぎるよなぁ。


ただし、さすがにダメージは受けている様子。
小破から中破といった所でしょうか。
ノーダメージじゃなかった事はちょっと安心でした。
さすがにこれで無傷だったら倒す術はないだろうから。


片目が割れているのも不気味です。
そして…、


ランドにも異変が生じている。
体が割れてオレンジ色の光が漏れている…?
本人もさすがにヤバいと思ったのか、これまでのような余裕が無くなっている。

いやしかし、ダメージは確かに与えたがゼログライジスはこの状態でも十分な戦闘力を残している。
Zi-ENDも発射可能。


ニューホープ壊滅……。

無常だなぁ……。
移民船を犠牲にしてまで守ったニューホープが成す術もなく壊滅。
絶望感が半端ない。


そしてゼログライジスは端末再起動地点に向けて再び歩み出す。
脚部にでも上手くダメージを与えていれば良かったんですが、あいにくその箇所はノーダメージに近い状態な模様。
地球側には運もない。

だが軍は最後まで抵抗を続ける。


残存部隊による最後の抵抗。
よく見るとディメパルサーやパキケドスが混じってるのが嬉しい。

このシーンは良かったなぁ。
以前にも一斉攻撃を試みて、全く効き目がなかった。
ヤツは伝説のゾイド二体さえ全く寄せ付けなかった。
そんなゼログライジスを倒さねば地球が終わる。

そんな状況なのにライダーたちに悲壮感はなく、むしろやってやろうじゃねえかという前向きな感じだったのがとても良かったです。
覚悟を決めて前を向いた勇者たちの雰囲気というか。
レオやランドにも劣らない存在感を見せつけてくれたと思います。

現場にはライガーとフォックスも到着し抵抗は勢いを増す。


フォックスが閃光弾を打ち上げ、ライガー目をピンポイントで攻撃。
この攻撃はなるほどでした。

生物である以上、強さには関係なく強烈な光には反応してしまう。
そして目も必ず弱点である。

ソニックバードやその他ゾイドの支援もあり反撃は勢いを増す。

ダメージ状態だからか。ダメージ状態でZi-ENDを撃ったからか。
いつもは効果がなかった攻撃だが、ゼログライジスとランドは思いのほかダメージを受けている様子である。

とはいえ、これで倒せるわけがないのがゼログライジス。
反撃を始めるや、部隊は一瞬で壊滅。
破壊描写がけっこうえぐいです。


燃え盛る残骸に照らされながら、ゼログライジスは移動を再開する……。


ということで前半はゼログライジスの復活と抵抗でした。
戦闘は動きが凄く良かったです。
吹き飛ばされるライガーを空中キャッチするソニックバードのシーンが特に良く、さすがは最終話だけあって特に気合が入っていると思いました。

リュック隊長たちの勇姿や、レオと仲間たちの連携。
そんな勇者たちを手負い状態で一掃してしまうゼログライジスの悪魔的強さ。
ゼログライジスは恐怖感を高めるカメラワークも良かったです。

悪魔的といえば、必死で守ったニューホープを容赦なく破壊するゼログライジスの無慈悲さよ……。
倒せないどころか守りたかったものさえ失った。
大統領をはじめ皆の心境や推して知るべしです。



後半は更なる抵抗から始まる。
整備もままならない状態だがジェノスピノとオメガレックスも出撃。
ディアス中佐が「終わったらパイを食べよう」なんてあからさまな死亡フラグを立てつつ戦いに挑む。

伝説のゾイドですが、気合いが凄い。
思いのほか善戦していた印象でした。

ゼログライジスがダメージ状態。ランドも不調。
でも、伝説のゾイド二体だってゼログライジス以上に損傷がひどい状態だった。
それでも善戦できたのは気合の違いでしょうか。
あるいは、荷電粒子砲を撃つとかの策を弄さず、ただひたすらに牙で噛み付き巨体で突撃するという戦法を使ったのが良かったのかも。


現場にはスナイプテラでメルビルとサリーも駆けつける。
一緒に乗ってる…ということは複座タイプ……ということはあのスナイプテラだ!
メルビルがオメガレックスに乗る…という期待は叶いませんでしたが、あのスナイプテラで再び飛ぶという期待は最終話で叶いました。
サリーと一緒に乗ってるのも、複座タイプの特性を活かしていてとても良い感じでした。

そしてまた攻撃を回避していたレオとライガーも現場に再び駆けつける。


脅威とみなしたのかZi-ENDで迎撃するゼログライジス。
ライガーはマトモにZi-ENDを受け、その光の渦に飲まれて行く。

必死の抵抗を続けていた伝説のゾイドも遂に退けられる。


もはや戦力はゼロになり、世界は滅びるかに思えた。
しかし奇跡は起こる。


飲み込まれていたライガーは死んでいなかった。
ゼログライジスの内部で抵抗を続けていた。
そしてついに勝ち、帰還を果たす!


こうして地球規模の激戦は辛くも勝利で終結したのだった。

そしてここからはエピローグ。
エピローグは尺をたっぷりとって、世界、そして様々なキャラのその後が描かれたのがとても良かったです。最高でした。

Ziフォーミングはいまだ完全ではない。よって地球はまだ不安定だが、合同軍は維持され今後に当たる事が予想される。

レオ、サリー、バズ、アイセル、バーン。
色んなキャラがそれぞれの道に進む為に別れの時を迎える……のだが、結局何だかんだで同じ面子になったり。

メルビルとフィオナの会合、あれだけ分かりやすいフラグを回避してパイにありつけた面々。

ありつけたといえば


豆料理を囲む皆。豆料理にもありつけたようですね。
この光景も良かった。

そして


最後の最後で一話の挑戦を回収していたのも良かったです。
「おぉー!!」と思いました。

あーもう、まだまだ書きたいことがあるんですが、きりがないので今回はいったんここまで。

最初にも書きましたが、本当に一年間楽しめました。
制作に関わられたすべての方に深い感謝を。

まだまだ書きたいことがあるので追加記事はどんどん書いていきたいと思います!
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